空き家は全国で820万戸 足立区は23区で6番目に多く

2017年08月23日 20時22分17秒 | 日記

 最新の調査(2013年)で全国の空き家は820万戸です。
 5年前と比べると63万戸増え空き家率は13・5%と過去最高になりました。
 全国の住宅総数は5年前から305万戸(5・3%)増加し6063万戸になりましたが空き家は8・3%の増加で上回っています。
 火災や犯罪、家屋倒壊の恐れも
 空き家は放火による火災発生や、不審者の侵入による犯罪の発生や、
景観の破壊とともに治安の悪化、あるいは家屋の倒壊など危険性を伴います。
 一方で良好な住環境に恵まれず困窮する人たちが少なくない中で、安い家賃で良好な住環境の住宅を確保していくことが求められています。
 空き家の活用で町の活性化につなげる事例も生まれています。
 足立区には3万5千戸の空き家が
 足立区の空き家は総務省の調査によると3万5千戸で23区で6番目に多くなっています。
 住宅総数に対する空き家率は9・7%ですがこうした空き家に対する対策は急務です。
 区は空き家の調査など対策に乗り出していますが、対象は戸建て住宅と、2階建て以下のアパートの空き棟数で、調査対象棟数は約10万棟、うちぃ空き家は戸建てで2333棟、アパートで20棟、合わせても2353棟で、空き家率2・4%と結果です。
 総務省の調査3万5千戸と比べて非常にすくなく、空き家の見方と対策の在り方が問われます。
 マンションの空き家や賃貸アパートの空き室なども対象に視野を広げていく必要があります。
 住宅リフォーム助成の拡大で空き家活用の方向を
 空き家・空き室を活用していくうえで、区が住宅リフォーム助成を拡大し、容易にリフォームできるようにすることによって活用の道が開かれます。
 また居住支援協議会の設置・開催で住宅に困窮する方々がこうした空き家を活用した住宅に入居できるよう仕組みを作れば、空き家の活用とともに、住宅困窮者の解決にも道が開かれます。
 こうした施策の充実と連携が重要だと考えます。
 まちづくり・町おこしとして市民協働の事業を
  尾道市では、一級建築士が多くの市民と協力しながら、使われなくなった空き家を、その特性を生かした方向で「再生」し「売り出し」て、活用につなげています。
 尾道市では「空き家」に入りたいという人が多く、「再生」が間に合わないほどだといいます。
 町の良さを生かし活性化している事例です。こうした積極策も取り入れて取り組んでいく必要があります。 

23区の空き家数平成25年・総務書調査)        

        空き家数   空き家率
(1)大田区  6・2万戸    14・8%
(2)世田谷区 5・3万戸    10・4%
(3)江戸川区 3・8万区    10・9%
(4)練馬区  3・6万戸      9・5%
(4)杉並区  3・6万戸    10・5%
(6)足立区  3・5万戸      9・7%
(6)板橋区  3・5万戸    11・4%
(8)豊島区  3・0万戸    15・8%
(9)新宿区  2・9万戸    12・2%
(10)中野区  2・9万戸    13・7%
(11)品川区  2・6万戸  11・4%
(12)葛飾区  2・5万戸  11・1%
(13)北区   2・0万戸  10・5%

今朝は梅島駅でご挨拶。今日は私がカメラマン。

というのも、私のスマホがいつも写してくれる方の言うことをきいてくれず私が写しました。

いつもお世話になっております。
            


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