西野の「びじねすワンシーン!!」

カウンセラー西野の日々徒然日記。

かたぬき

2009-08-24 13:50:06 | ビジネス
君は「かたぬき」を知っているか?

田舎のお祭りには必ずあった、ちょっと大人ばくち感覚でどきどきさせられた、
そう、あのかたぬき、である。
「くじなんてだっせー、幼稚でできるかよそんなのっ」って悪ぶった男の子には
かたぬきはうってつけの遊びだった。
知らない人にちょっとだけ解説。

ガムの板のようなものに、うっすらと模様が彫ってある。
大したものではなく、魚とか、壺とか。
小さな針つかって、見事もようの「型」どおりに抜き出せたら、模様の難しさに
応じてお金もらえるってやつ。
この「お金」ってリアリティが大事だったんだ。
どれだけしくじっても、平然と「も一回」といえる男が、かっくいいやつだった。
でもほとんどもらえないんだよね、これ。

もうすたれたのかと思ったら、昨日地元の祭りで発見!

これはやらねばいかんでしょ。
娘にやらせるはずが、一緒になってやってました。

だいたい性格がわかる。
わが娘は、がんがん攻めて、だめになったら速攻で「はいもう一回、100円」って
父子で何回やったんだろう。

懐かしい悔しさと、いかがわしさ。
ビバ、祭り。










40

2009-08-21 18:09:42 | ビジネス
なーんとなく手にして、通勤用に買っておく文庫本。
その中の1冊、石田衣良の「40」

キャッチコピーに「人生の半分が終わっちまった、しかもいいほうのだ」ってフレーズがあって、何か無性にむかついたから、選んだ。

だってよ、その文庫の平台の上にはさ、萬田久子がこっち見てゴージャス感満載で
「美しき50代よ輝け、ゴーゴー」(ゴーゴーはなかったかも)って雑誌ポスターが・・・

最近40、50代女性向けの雑誌でてるからね、三浦りさことか黒田・・・なんとかとかまんだちゃんとかね。
ゴージャス感満載で。

それと比べて、さみしすぎるやんか「人生の半分終わった・・・しかもいいほうの」って。

終わってねえよ、いいほうの半分。
余計な御世話じゃぼけえ。

・・・読んだらまあそんなに寂しいわけでもなく、まあよくある応援してます40台、まだまだ捨てたもんじゃないっすよーみたいなストーリーだった。

ま、小説としてはどうでもいいですが、この「捨てたもんでない」と言うスタンスと「うひゃっほー50代どんどん」(くれぐれもこんなキャッチではない)じゃ、
違い過ぎるがな。

捨てたもんじゃないってひっそりとした世代じゃないぜ。
人生の中心は40からよ。
ここからの20年の為に人は生きてきたんだ。

信用できない方は、矢沢永吉最新アルバム「ロックンロール」買って下さい。
LOOSERが最高です。




















源気

2009-08-19 18:07:14 | ビジネス
「元気」とは「気」の「元」と書きます。

明るく快活溌剌な状態が「元気」、もしくは「健康に不安がない」という状態を
「元気」と称しますが、気の元、すべての始まりとも考えられる、もしくは
「源気」、気の源と書いたりもできる・・・と五木寛之は書いております。

「元気がない」ということは、すべての元、「気」を無くしている、もしくは弱っているということで・・・

何か難しい話になったけど、そうだなあ・・ってしみじみ思うわけですわ。

いろいろあります。
まあ、何かって説明したら2日くらいかかるから端折りますが、いろいろあります。家族だったり、会社だったり。

いろんなことは、昔からいろいろあって、おかげさまでたいがいの「いろいろ」な出来事にはほとんど「気をなくす」つまりは「元気でなくなる」ことはまずありません。

遺伝なのか、血なのか、文化なのか、家族兄弟も似たようなもんで。

周りから見るとびっくりされるくらいのいろいろでも「まあ、そんな大変な時に・・・皆様お元気で・・」なんて誉められるより奇異に見られるわけで・・・

時には、「なんだ、こんなときに元気でいるなんてなんて人なんだ」なんてね、
疎まれちゃったり。

だってね、ぐったりした顔してそんな空気ばんばんでいるといいこと起きるなら
泣きながら道端でごろごろすることも喜んでやるけどさ。
そんなんないからな。

どうせ何も変わらないなら、死んだようにぐったりして、同情引くのはやめよう。
皆自分のことで精いっぱいで、同情してくれないし、金もくれないし。

さあ、明日も元気だ。

















 

どうしてる?

2009-08-13 17:03:33 | ビジネス
お盆だね、盂蘭盆会。
先人(いわゆるご先祖さま)に感謝して、思い出すための期間ですね。

ま、せっかくだから先人だけでなく、このさい今までの人生で関わったすべての皆様へ改めて感謝を申し上げる期間にしましょう。

しましょうって、別に誘っているわけではなく、そうしよっかなって自分で勝手に思っているだけですが、数年前から。

ずーっとね、遡って思い出してみるんです。
記憶って風化するから、遡っても4歳だったのか、すでに5歳になっていたのか、3歳では・・・・ああもうわからん。

そのころから「会った人」を一生懸命思い出してみる。
できるだけ一人一人思い出してみる。

出来事を、会話を思い出してみる。

じじいの懐古主義、ではない。

すべての出来事、出来事は人との間に生まれるから、当然の出会い。
すべてが積み重なって、今生きている。
偶然の蓄積、でも必然。

よく、「昔のことは振り返らない、思い出さない、先のことしか考えない」って方もおりますが、なんか無理しててかっこわり。

昔があるから今があるんだよん。
つながってるんだ。

人も、国も、一緒。

思い出す、小学校の頃。ああ、恥ずかしい。
思い出す、中学校の頃。ああ、恥ずかしい。
思い出す、高校の頃。ああ、恥ずかしい。
思い出す、それ以降(面倒になったもう)ああ、恥ずかしい。

なんだ、ずっと恥ずかしいな。
よく生きてるっていうか生かされてきたもんだ。

そう、生きてるって恥ずかしいことばっかし。
なんもかっこよくない。

でも、捨てたもんじゃない人生。

盂蘭盆会、感謝。
父母に、感謝。



























言葉の力

2009-08-05 09:24:23 | ビジネス
本日大阪巡業。

古巣のF社にお邪魔して、人事のMさんと企業内教育について情報交換。

Mさんは11年前に私が在籍していたころ、新入社員で入社して、今でも頑張っている方。私はそのあと1年くらいで離れてしまったので、接点は少なかったのですが、こうやってときたまくる「過去の人」にもきちんと接してくれる。

帰り際、Mさんが「実はずっとお礼をいいたかったことがあって・・・」

・・・なんだろう?

ご飯ご馳走したこともなかったし、大変なトラブルに手助けしたこともなかったし、きちんとしていて問題なんて何もない印象だったから、全然浮かばず。

「・・・はて、何でしたかね?」

「昔、支社で「支社会」ってやってましたよね。西野さん支社長で、毎回誰か指名させて話させてたんです・・・」

・・・覚えてます。

「 私新人で、指名されて、何話したかも覚えてないくらいいっぱいいっぱいだったんだけど、終わったら西野さんが誉めてくれて、他の社員に、新人でもこんなにきちんと自分の考えを話せるんだ、見習えって言ってくれて・・・」

・・・ごめんなさい、覚えてない。

「社会人になってイメージと現実のギャップに苦しんでて、もちろん誉められることもなくて、何か沈んでた時だったから、ほめられたのがうれしくて、いつかお礼を言おうと・・・」

・・・・感動した。

お礼を言われたこともうれしい。

でもMさんがそーんな小さな言葉にも感謝できて、しかもそれを大事にしていられる感受性に感動した。

この人、すごい。

幸せに感じることが多い人は、幸せ。
感じて、覚えていられる力は、人を幸せにする。
きっと周りの人も。

もっともっと大きなことでも、忘れていく自分が、います。
怠惰な感受性、になってないか?
















 














新たな

2009-08-04 12:06:51 | ビジネス
新しいオフィスでの初日、でした。
まあ覚悟はしていたが、予想以上の朝大混乱・・・

移転、総研との合流、なんやらかんやら。
朝一番にオフィスに入ったときは、うーん片付くには1か月かかるかってくらいの
状態だったが。

今更ながらビジャストのスタッフは、動く。
不平文句を全く言わない。
ただただ動く。

段取り不十分で、本来ならば「うえー、まじでー」ってコメントが出てもおかしく
ないことも、絶対嘆かない。

男女全く関係なく、力仕事はもちろん床に這うわ、上に昇るわ、裸足になるわ・・・(別に裸足にならんでも、オフィスだし)

焦ってうろうろしている私を放置して、皆動く。
その脇で、「それはセンスない」とか「やっぱりそれはなし」とか邪魔なちゃちゃ入れる社長(私のことだ)を上手にあしらいつつ、動く。

結局予想をはるかに超えるスピードで一丁上がり。

ありがとうな、おまいら。
面と向かっては言わないけど、(言ったほうがいい?たまに言うよね?)
感謝してます。

又新しいステージで。

ここからどんなドラマ、創ろうか。

追: 移転のお花、ありがとうございました。
   M社長、K社長、お気づかいありがとうございます。
   M2社長より頂戴したお花には大きく「祝、お誕生日」とありました。
   確かに昨月誕生日を迎えましたが・・・
   おめでたいので入口ど真ん中に置いてます。
   いらした方がちょっと不思議そうなのが、おもろいです。




   
 















夏祭り

2009-08-03 15:19:24 | ビジネス
土曜日は地元の夏祭り(通称「夏のゆうべ」)でした。

特段何ということはない、いわゆる「地域のイベント」だけど、「特段なにという
ことはないイベント」であっても、準備まで「特段何ということはない」わけでも
なく、準備に限っては結構何ということもある(つまりはね、てーへんだってことでい!)。

なんたって会社の引っ越しも重なって、何が何やら・・・

今年は「焼きそば担当」

前回は・・・「焼きそば担当」

またやきそばかあ・・・・

今年は350食。

350食ってイメージわかないでしょうから、解説しよう。

麺は5箱。1箱に5袋。1袋が1.5Kくらいか。

約40KGくらいあるから、だいたい小柄な娘一人分が「麺」なわけだ。

もしくは今父の体重がそのくらいなので、麺人間に変身したりした日にゃあ、まあ
このくらいの量、である。
イメージできたか?

キャベツは・・・大きなポリ袋2つ。
大昔一日中キャベツの千切りをしてた日々を思い出す・・・うげいい。

肉は・・・ほとんど脂身の割に、大した量でない。
まあ、そういうもんである。

5時スタートに合わせ、4時頃から必死に焼いたわりには、最初全然はけなくて、
ちょっとびびりましたが、結局ほとんど完売で、なによりでした。

結構人手もあって、最後の抽選会の時には広場からはみ出すくらいで、盛況でした。

だんだん少なくなる地域の手作り祭り、子供もお年寄りも一緒になってわやわやできるのは、とっても貴重だと思います。