学校給食費無料化を継続せよ

釧路市議会では、常任委員会の審査の際、議案外について質問する時間もあります。委員会審査で部長の答弁に納得できない場合は、委員会審査最終日に、市長と教育長にそのテーマについて「市長総括質疑」を行うことができます。

２０２２年１２月議会では、「学校給食費無料化の継続」について質問しました。ようやく正式な議事録ができましたので、１問目の質問をご紹介します。

 

学校給食費無料化を継続せよ　

それでは、学校給食費の無料化の継続について、教育長の見解をお尋ねしたいと思います。
子どもにとってかけがえのない大切な学校給食ですけれども、その学校給食費の無料化について今日はお聞きしたいんです。
本年12月３日付のしんぶん赤旗によりますと、小学校、中学校とも給食費を完全に無料化しているという自治体は、256に広がっているということが報道されました。釧路市とか釧路町のような期間限定の自治体は、この数に含まれていないんです。中には、例えば人口27万人の青森市ですとか13万人の山口県岩国市といった大きな自治体も、この完全無償に入っているんです。来年度から無料化するというところとしては、46万人の東京都葛飾区、49万人の千葉県市川市などがありまして、この無料化する自治体の数は年ごとに増えてきているという実態があります。
このように無料化が進む理由としては、給食は教育の一環ということが大きいと思うんです。単なる食事の提供ではなくて、給食を通じて、例えば食材の研究であるとか、栄養のこととか、この地域の農業のことなどが学べるということが大きいのではないでしょうか。
それだけではなく、貧困対策になったりとか、子育て世帯の移住とか定住の促進になったりとか、非常に効果が大きい施策と思われます。
まず、具体的な質問に入る前に、学校給食費無料かと教育的効果について、教育長はどのような見解をお持ちなのか、お伺いしたいと思います。

答弁と再質問の全文はこちらから
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