西京極 紫の館

サッカー観戦、映画や音楽鑑賞、読書などなど、
日々のなんやらかんやらを書いてみようかな、と♪

漫画映画 漂流記  小田部羊一/著 藤田健次/聞き手  講談社 

2019年09月20日 20時39分53秒 | 西京極の本棚
【紹介文】
朝ドラ『なつぞら』でヒロイン奥原なつのヒントとなった故・奥山玲子氏と、同作でアニメーション時代考証をつとめた小田部羊一氏。二人は「おしどりアニメーター」として活躍したご夫婦。日本アニメーションの草創期を開拓したお二人の長く幅広い活動にスポットライトをあてた「ドラマを超えた劇的ストーリー」が満載。東映動画を皮切りに、様々なスタジオ、様々な名作に関わり、それぞれが銅版画家として、任天堂ゲームキャラクターのデザイナーとしても活躍しました。本書は小田部氏のロングインタビューを中心に、ご夫婦の人柄や業績を知る演出家やアニメーターたちに「ふたりとの創作と日常の舞台裏」をインタビュー。名作・傑作の創造の秘密や、東映動画の職場結婚・出産、共稼ぎの先駆者となった夫妻の知られざるエピソードが溢れています。そこには、「アニメーションの舞台裏」にとどまらず、今も昔も変わらない「働いて、生きることのリアル」も明かされます。

【総合評価】 ☆☆☆☆★(満点は☆5つ)
  実用性 ☆☆☆★★
  独創性 ☆☆☆☆★
 読み易さ ☆☆☆☆☆

【西京極の読後感想】
今月末で終了する朝ドラ『なつぞら』の元ネタとなったエピソードが沢山載っています。朝ドラよりも本書を読んだ方が当時の東映動画、引いてはアニメ業界の雰囲気がよく伝わって来ます。小田部さんとは個人的にも知り合いだった事もあり、「ああ、奥様の事を本当に大事に思っておられたのだなぁ」と思ったり、「お元気でいて欲しいなぁ」と思ったりしました。『なつぞら』ファン必読の一冊です。

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ドッグマン  監督/マッテオ・ガローネ

2019年09月17日 23時09分49秒 | 西京極シネマ
【出演】
 マルチェッロ・フォンテ
 エドアルド・ペッシェ
  
【ストーリー】
イタリアの海辺の町で、犬のトリミングサロン「ドッグマン」を営むマルチェロは、愛する娘と犬と暮らし、仲間と食事やサッカーを楽しむ毎日にささやかな幸せを感じている。しかしその裏では、暴力的な友人シモーネとの従属的な関係に悩まされていた。ある日、シモーネから儲け話を聞かされ協力を強いられたマルチェロは、それが原因でサロンの顧客や仲間からの信用を失う。彼はかつての穏やかな暮らしを取り戻すため、行動を起こす。

【西京極の評価】
主人公マルチェロはまさに“犬”のような男。ご近所仲間と言う群の中では自分を押し殺し揉め事を起こさぬよう付き合い、凶暴な悪友シモーネにはどんな暴力を振るわれてもどこまでも従順。観ている側はその卑屈さにイライラしつつも、犬に接する時の優しさや、娘を愛する姿を観るとどうしても嫌いになれない。それだけに破滅に向かう話の流れが心に痛い。ラストで茫然とするマルチェロと精神的にシンクロしてしまい僕まで茫然としてしまいました。

【総合評価】 ☆☆☆★★(満点は☆5つ)
 ストーリー ☆☆☆☆★
 演出/演技 ☆☆☆☆★
 映像    ☆☆☆★★
 音楽/音響 ☆☆★★★

おまけ:
8月にリニューアルオープンした「京都みなみ会館」で初鑑賞でした。すっかり綺麗でおしゃれな空間になっていて、映画館のシートもいい具合にふわっふわでした。

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9/14 第32節 FC町田ゼルビア戦 (京都・たけびしスタジアム京都)

2019年09月14日 23時41分41秒 | サンガ観戦レポート2019
勝たなきゃいけない試合!サポもパーサもそれだけは分かってる!
サポの想いが伝わった6試合ぶりの勝利!

リーグ戦も終盤になろうかという大事なこの時期にアウェイで初の連敗。勝利からも5試合遠ざかり、順位は6位に急降下。昇格レースに踏み止まる為にはもう絶対に勝たなければならなくなった。とにかく一つ勝ちたい!勝たせたい!その一心から今日は選手バスの入待ちに我ら大旗部隊も大挙参加。勝利を望むこの気持ちはきっと選手、監督、スタッフにも伝わったはず…いや、そう信じる。

相手の町田は昨年の快進撃から一転、今年は安定した試合運びが出来ず17位と低迷している。言っちゃ悪いが、調子の良くないモノ同士の対戦である(苦笑)ココで勝てなきゃもう勝てる相手がいなくなる

【サンガのスタメン】
 GK: 加藤
 DF: 福岡、宮城、田中マルクス闘莉王、本多、黒木
 MF: 仙頭、金久保、庄司、小屋松
 FW: 宮吉
SUB: 清水、安藤、冨田、上月、中坂、藤本、一美

前節岡山戦で大失敗した5バックを性懲りもなくまた試そうとするイチゾー監督。かなり執念深い性格のようだ。イヤな予感しかしないのだが…

【試合感想】
前半:
心配していた5バック、今日は上手く機能している。前節は相手のプレスに圧されズルズルラインが下がり、前線との距離が間延びしていたが、今日はタイトに守れている。特に両サイドバックの慎平と黒木のポジション取りがイイ。慎平は仙頭と、黒木は小屋松と連動してワンツーパスで相手のサイドを崩すシーンを何度も作っていた。惜しむらくはそれがゴールに繋がらなかった。その辺りがまだまだ完全復調とは言えないところだろう。

ハーフタイム:
珍しくハーフタイムにもピッチに散水機を持ち出して水を撒いていた。パススピードを上げる様にとのクラブ側からの指示だろうか?

後半:
後半になると町田が前線からプレスを強めてきたことで、ややサンガが押し込まれる時間帯を迎える。ここをGK順大とDF陣が体を張って凌ぎ切ると再び試合の流れはサンガに戻って来る。今日のサンガはこれまでの様な最終ラインから細かくパスを繋ぐやり方ではなく、サイドへ叩いて早めに相手のDFの裏にパスを入れる戦法。この攻め方がボディブローのように町田のスタミナを削っていく。それが後半17分の小屋松のゴールに繋がり、交代出場した一美の34分のターンシュートのゴールに繋がったのだと思う。

勝つべくして勝った――だけど、そこまでが長かった。課題だった守備も完封という結果が出た。イチゾー監督が拘った5バックも機能した。先発から外しリフレッシュさせた一美も久しぶりにゴールを決めた。ピッチをワイドに使う新しい攻め方でチームとしての引き出しも増えたと思う。これを続ける事が出来るかどうか?不安は完全に払拭されてはいないが、この勝利がJ1昇格への希望の一歩であると、今は信じ、素直に喜びたい。


【試合結果】 京都2-0町田

【観客数】 7,005人

【得点者】
 京都 : 小屋松62、一美81

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK: 加藤6
 DF: 福岡6.5、宮城6、闘莉王5.5、本多6、黒木6.5
 MF: 仙頭5.5(79分 一美6)、金久保6、庄司6、小屋松6(90分 中坂-)
 FW: 宮吉5.5(86分 藤本-)
【今日の私的MOM】
 福岡 慎平 : ゴールを決めた二人より、今日は黒木&慎平の両サイドが良かった

【サンガの現在の戦績】
 15勝10分け7敗 勝ち点55 3位↑(順位は暫定、今節5位以上は確定)



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アス  監督/ジョーダン・ピール

2019年09月12日 22時17分58秒 | 西京極シネマ
【出演】
 ルピタ・ニョンゴ
 ウィンストン・デューク
 エリザベス・モス
  
【ストーリー】
アデレードは夏休みを利用して、夫と2人の子供たちと一緒に幼い頃住んでいたカリフォルニア州サンタクルーズの家を訪問する。彼女は友人一家と落ち合いビーチへ出掛けるが不可解な出来事に見舞われ、過去のトラウマがフラッシュバックする。やがて夜になると、自分たちと瓜二つの不気味な4人組が家の前に現れる。

【西京極の評価】
ゲット・アウト』でアカデミー脚本賞を獲得したジョーダン・ピールの監督第2作。前作もそうですが、今回も見所はルピタ・ニョンゴを始め、家族4人の一人二役の顔芸。前半はほぼそれだけで観客を引っ張っていきます。ラストは僕のほぼ予想通りの展開でしたが、なぜこの瓜二つ集団が生まれたかの部分はちょっと煙に撒かれた感じがしたのが残念。このドッペルゲンガー入れ替わりって、移民に職を奪われる恐怖のメタファーですよね?

【総合評価】 ☆☆☆★★(満点は☆5つ)
 ストーリー ☆☆☆★★
 演出/演技 ☆☆☆☆★
 映像    ☆☆☆★★
 音楽/音響 ☆☆☆☆★

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引っ越し大名!  監督/犬童一心

2019年09月11日 22時50分37秒 | 西京極シネマ
【出演】
 星野 源
 高橋 一生
 高畑 充希
 濱田 岳
  
【ストーリー】
姫路藩主の松平直矩は、幕府から豊後・日田への国替えを命じられ、度重なる国替えで財政が困窮している上に減封と、藩最大のピンチに頭を抱えていた。ある日、人と交わらずにいつも本を読んでいて「かたつむり」と呼ばれている書庫番の片桐春之介は、書物好きなら博識だろうと、国替えを仕切る引っ越し奉行に任命される。

【西京極の評価】
軽い。お話も、演技も、軽過ぎる!いくらコメディだとは言っても、そこは時代劇。それなりに重みのある演出や、リアリティが必要だと思うのだがトコトンご都合主義で、星野源や高橋一生、高畑充希など主演俳優たちの人気に頼っている様に感じた。最後は当然の如くハッピーエンドを迎える訳だが、感動できるかどうかは、途中での人間の描き方次第。そこが浅い。それでは流石の星野源でも笑えないし、泣けもしないです。

【総合評価】 ☆☆★★★(満点は☆5つ)
 ストーリー ☆★★★★
 演出/演技 ☆☆★★★
 映像    ☆☆☆★★
 音楽/音響 ☆☆★★★

おまけ:
一番自分の中で盛り上がったのはピエール瀧がリストラされるシーンで「いつ戻って来られるか分からんのだぞ!」と叫ぶとこかな?ここだけ超リアリティありましたwww

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