西京極 紫の館

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悪の教典  監督/三池崇史

2012年12月12日 00時45分52秒 | 西京極シネマ
【出演】
 伊藤 英明
 二階堂 ふみ
 染谷 将太

【ストーリー】
晨光学院高校2年4組担任の英語教師・蓮実聖司は、爽やかな風貌と明るい雰囲気で生徒や同僚教師から深い信頼を得ている。集団カンニングの防止やモンスターペアレントの対応などにも積極的に取り組んでいた。物理教師の釣井はそんな蓮実の動向を怪しみ、彼の過去を調べ始めていた。同じ頃、生徒の早水圭介も蓮実に疑いを抱く。実は蓮実が過去に勤務していた学校では、集団自殺事件が発生していたのだ。事件に蓮実が関係しているのか…?

【西京極の評価】
なんぼなんでも計画がずさん過ぎるやろ、ハスミン貴志祐介の原作小説も大概大雑把な筋立てだったが、映画はもっと大味。ハスミン、全然隠蔽工作してないし。伊藤英明をキャスティングしたところまでは良かった。話題性もあったし。でも伊藤英明、さわやか過ぎて怪しくない。海猿のレスキュー隊員のままやん。やっぱりサイコパスなんだからもっとイカレた演技して欲しかった。よっぽど染谷将太の演じた圭介くんの方がヤバい。あと山田孝之演じる柴原先生、カッコ良過ぎ。原作の柴原はもっとゲスな奴だったのに…。前評判では残酷表現がスゴイとか言われてたけど、三池作品としては全然ユルい。「殺し屋イチ」並みのエグい拷問シーンがあると思ったのにナ。AKB48大島優子が試写会で観てショックを受けて「わたしはこの映画がキライです」とか言ってブリッ子してたけど、どんだけ耐性低いねん!R-15指定やのにどう見ても小学生って奴が平気な顔して観とったゾ。どないなっとんねん!

【総合評価】 ☆☆★★★(満点は☆5つ)
 ストーリー ☆☆★★★
 演出/演技 ☆☆☆★★
 映像    ☆☆★★★
 音楽/音響 ☆☆★★★

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2 コメント

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おっと (sakurai)
2012-12-14 08:51:54
なかなか辛辣!
私は、あの爽やかな風貌とのギャップがこの映画の見どころかなと。
伊藤君の何にも見えてないようなガラス玉みたいな目ん玉、見ようによっちゃ爽やかととか、無垢とかに見えますが、そこが怖かった。
それこそ悪を悪とも思わないただの遊びの一つ見たいな・・ですかね。
sakuraiさんへ (西京極 紫)
2012-12-15 00:34:42
いつもコメントありがとうございます。

>ガラス玉みたいな目ん玉、見ようによっちゃ爽やかととか、無垢とかに見えますが、そこが怖かった。

なるほど、そう言われればそうですね。
伊藤英明をハスミン役にキャストしたのは大正解だと思います。
ただ、もっとはじけてほしかったな、と。
「カムイ外伝」の時の方がサイコパスっぽかった気が…

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