【紹介文】
本能寺の変で織田信長が明智光秀に討たれてから二週間後。死んだはずの信長を名乗る何者かの招待により、羽柴秀吉、柴田勝家、高山右近、そして徳川家康という四人の武将は、三河湾に浮かぶ小島を訪れる。それぞれ信長の死に負い目を感じていた四人は、謎めいた童歌に沿って、一人また一人と殺されていく――。アガサ・クリスティー『そして誰もいなくなった』にオマージュを捧げた本格時代ミステリの傑作。
【総合評価】 ☆☆★★★(満点は☆5つ)
ドラマ性 ☆★★★★
独創性 ☆☆☆☆★
読み易さ ☆☆☆★★
【西京極の読後感想】
歴史小説と推理ミステリー。共にリアリティ80%にフィクション20%くらいの配分が丁度良いジャンルだと思うのだが、そのミックスである本作は配分が全く逆で、史実とトリックのリアリティが20%でトンデモ設定が80%。こうなると歴史モノとしてもミステリーとしても出来が良いとは言えません。設定の奇抜さに惹かれて読んでみましたが、人物描写もステレオタイプで正直期待外れでした。歴史にあまり詳しくない人の方がライトノベル感覚で楽しめる小説かもしれません。
本能寺の変で織田信長が明智光秀に討たれてから二週間後。死んだはずの信長を名乗る何者かの招待により、羽柴秀吉、柴田勝家、高山右近、そして徳川家康という四人の武将は、三河湾に浮かぶ小島を訪れる。それぞれ信長の死に負い目を感じていた四人は、謎めいた童歌に沿って、一人また一人と殺されていく――。アガサ・クリスティー『そして誰もいなくなった』にオマージュを捧げた本格時代ミステリの傑作。
【総合評価】 ☆☆★★★(満点は☆5つ)
ドラマ性 ☆★★★★
独創性 ☆☆☆☆★
読み易さ ☆☆☆★★
【西京極の読後感想】
歴史小説と推理ミステリー。共にリアリティ80%にフィクション20%くらいの配分が丁度良いジャンルだと思うのだが、そのミックスである本作は配分が全く逆で、史実とトリックのリアリティが20%でトンデモ設定が80%。こうなると歴史モノとしてもミステリーとしても出来が良いとは言えません。設定の奇抜さに惹かれて読んでみましたが、人物描写もステレオタイプで正直期待外れでした。歴史にあまり詳しくない人の方がライトノベル感覚で楽しめる小説かもしれません。
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