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西京極 紫の館

サッカー観戦、映画や音楽鑑賞、読書などなど、
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11/18 第44節 ベガルタ仙台戦(京都・西京極競技場)

2001年11月19日 18時19分34秒 | サンガ観戦レポート2001
京都サポーターの悲願であった一年でのJ1復帰、そしてJ2優勝!
その両方を手にした京都の凱旋初ゲームであり、リーグ戦ラストゲーム。
勝って有終の美を飾り、来季J1へ繋げたい。そして地元ファンへのアピール。
いろいろと複雑な想いが交錯するモチベーションの維持が難しい試合だ。

対する仙台はまさに背水の陣。
J1昇格目前でのまさかの連敗。最も昇格に近かったはずが一気に崖っぷち。
今日サンガに勝つ事が絶対条件でなおかつ山形、大分の結果次第の他力本願。
元サンガの監督、選手のいる仙台には昇格してほしい気持ちはあるが、
ホーム最終戦で負ける訳にはいかない。非情に徹して勝ちにいけサンガ!

今日はリーグ最終戦であり、サンガにとっては地元でのJ2優勝・J1復帰を
報告するファイナルセレモニーが予定されている。
その準備協力する為の打ち合わせの為、早めのご出勤。9時集合。

今日のサポーターミーティングではそのセレモニーについての説明と
「黒部に得点王を獲らそう」という応援方法を検討。
4得点差で厳しいとはいえ、第一目標を達成済みのサンガでは唯一の
モチベーションを持てる要因と言える。がんばれくろべぇ。横断幕描くからね。


スタジアム入りするとSバック席アウェイ寄りの一角が仙台サポに占拠されている。
仙台サポは通常アウェイサポの陣取るA北ゴール裏へ入らない。
おい、おい、郷に入っては郷に従えやろが…まぁええけど
京都へお金をたくさん落としてくれて、おおきにはばかりさん♪

本日の先発は以下のメンバー。
GK:12中河
DF:16辻本、5手島、6佐藤尽
MF:8熱田、11石丸、2野口、15松川、20安孝錬
FW:9黒部、18上野優
SUB:21上野秀、25鈴木、3中村、17冨田、10松井
故障の完治していない朴を休ませ、出場停止明けの松川を起用。
さらには長身のマルコスに対抗する為(?)に尽をスタメン起用、功を奏するか?

試合開始。
京都はくろべぇ&ゆーさくの2トップを前線に残すも全体的に引き気味の布陣。
なんとしても90分勝ちをしたい仙台とのガチンコ勝負を避けた格好。
カウンター狙いですね、はっきりいって。(ま、それもアリかなとは思いました)
中盤は仙台に支配されるもののサンガDF陣が決定的なチャンスを与えない。
特に尽はマルコスに対してしつこくマークしている。この起用は正解。

前半5分あたりで黒部が倒され足を痛める。
結局大事を取って31分に冨田と交代。得点王の夢はかなわなかった。
おつかれ黒部。今度はJ1で得点王狙おうぜ!

前半は両チームとも決定的なチャンスを作れず膠着状態。
ある意味サンガの狙い通りとも言える。

後半に入ると俄然仙台の攻撃がヒートアップ。
守備も荒けりゃ、攻撃も荒い!枠に飛ぼうが飛ぶまいがお構いなしのシュート。
蹴りまくる、削りまくる、引き倒す…とやり放題。
黒部のいなくなったサンガは時折鋭いカウンターで反撃するもほぼ防戦一方。

それにしても本日の主審リム様はかなりのベガルタ贔屓らしい。(私見ですが…)
滅茶苦茶なジャッジは今までもあったが、ここまでサンガに不利な判定をする方は…
間違いなく今シーズン最低の審判。もう京都には来て欲しくない!

引き分けか…それも京都としては悪くない…そう思ったロスタイム残り1分。
京都DF陣の集中が切れた一瞬。仙台・財前のボレーが決まりまさかの敗戦。

もはや京都には同点に持ち込む気力はなさ気…そして終了のホイッスル。
ご丁寧に場内アナウンスも「山形が延長に入りました、仙台昇格決定です!」。
ピッチに雪崩れ込む仙台サポ…呆然とそれを見ているしかない京都サポ。

「おめでとう仙台。来季は一緒にJ1でがんばろう!」
という広い心で騒ぎが収まるまで待ちましょう、
と堪えていたが…
いつまでたっても仙台選手も加わっての馬鹿騒ぎが終わらんやないか!!
サンガのシーズンファイナルセレモニーがあるのに始められへん!
さらには仙台サポのワルノリはライバル山形を(延長の末)下した川崎に対する
「フローンターレ!フローンターレ!フローンターレ!」のコールを決行。
なんで京都でそんな事やるねん!?やるんやったら仙台帰ってからやれっ!
相手のホームをホームとも思わぬ傍若無人な振る舞いに
普段温厚な京都サポも我慢できずに「仙台はよ帰れ!」の声も飛び出す。

はっきり言って今日は1500人余りの仙台サポのパワーに負けました。
その振る舞いによって新たなる遺恨も生まれた。(少なくとも僕は根に持ったよ)
このお返しはJ1という舞台でさせてもらいます。覚悟しとけよ、仙台!

試合結果:京都0-1仙台

観客数 :12700人(最終戦でやっとオーバー1万…来季に期待)

得点者 :仙台:財前89

京都選手の紫評価(10点満点で平均的なプレーは5点とする)
GK:中河6
DF:辻本5.5、手島5.5、佐藤尽6
MF:熱田5.5、石丸5、野口5、松川5.5、安孝錬5.5(68分 松井5.5)
FW:黒部4.5(31分 冨田5.5)、上野優5.5
(対戦相手の評価は、評価する立場ではありませんのでしません)

現在の順位:J2制覇!
紫のトト :6つはずし(結局今シーズンは3等2回でした)

試合後にファイナルセレモニーで鏡割りがありーの、乾杯がありーの、
選手の挨拶がありーの、サインボールの投げ込みがありーのでようやく優勝気分。
選手の周回挨拶の時に流れたクイーンの「We are the champions」を歌い
つかの間の喜びに浸る。(じつはお酒を飲んで暴れたので酔っ払いまくり…)
おつかれさま、選手、スタッフ、サポーター…
でもすぐに天皇杯…そしてJ1での死闘が始まる。これからが本番だ!

今シーズンの応援ありがとうございました。
皆様のおかげで我らが京都パープルサンガ、J1復帰達成できました!
これからもさらなる応援よろしくお願い致します!


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