西京極 紫の館

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ラブ&ピース  監督/園 子温

2015年07月02日 00時19分51秒 | 西京極シネマ
【出演】
 長谷川 博己
 麻生 久美子
 西田 敏行

【ストーリー】
ロックミュージシャンになる夢を諦めて以来パッとしない毎日を送るサラリーマン鈴木良一は、職場の同僚・寺島裕子が気になっているものの話し掛けることができない。ある日、1匹のミドリガメと運命的に出会いピカドンと名付けるが、同僚に笑われてトイレに流してしまう。すぐに後悔する鈴木だったが、ピカドンは下水道を通って地下に住む謎の老人のもとにたどり着き…

【西京極の評価】
園子温といえば、僕の中では『愛のむきだし』や『ヒミズ』の様な血と汗と泥にまみれてもがく人間の業や執念を画面からにじませる…そんなイメージの監督でした。ところが今作は人間の描き方が異様なまでにチープでステレオタイプ。主人公の良一(ワイルド・リョウw)はそんな薄っぺらい人物像の典型。成り上がって行けばいくほど人間が安っぽくなっていく。その安っぽさを巨大化したカメのピカドンが街ごとブチ壊す!これは園監督の意図した演出だと思われます。いっそのことガメラ映画と割り切って観るべきかもしれません。ラスト15分の特撮シーンとこれまたラストに流れる忌野清志郎の「スローバラード」はイイです。

【総合評価】 ☆☆☆★★(満点は☆5つ)
 ストーリー ☆★★★★
 演出/演技 ☆☆★★★
 映像/特撮 ☆☆☆☆★
 音楽/音響 ☆☆☆☆★

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