西京極 紫の館

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岳飛伝(十六・十七 完結) 北方謙三/著  集英社

2018年04月01日 09時25分05秒 | 西京極の本棚
【紹介文】
<戎旌の章> 中華全土が戦場と化していた。沙門島沖では狄成と項充が、攻めてきた敵の海鰍船に忍び込み、船もろとも消失させた。一方、海陵王は刺客を使い胡土児の暗殺を企てていた。羅辰は、南宋水軍が南の甘蔗園を狙っていることを察知し、象山の造船所に火を放つ。梁山泊軍は、姑息な手を使う海陵王に激怒し奇襲をかけた。岳飛と秦容は、中原で死闘を繰り返している。一つの中華を目指す忠肝義胆の第十六巻。
<星斗の章> 梁山泊軍と金軍の果てしなく続く消耗戦。その最中、戦場に切り込んできた史進は兀朮にとどめを刺すも、深手を負い戦線を離脱。岳飛は南宋・程雲の首を獲り、臨安府に入る。一足先に呼延凌と合流した秦容は、金の沙歇との最終決戦に挑む―。激動の中華の地で、国とは何かを問い、民を救うために崇高な志を掲げ、命を賭した漢たちの生き様を余すところなく描き切った中国歴史巨編、遂に完結!

【総合評価】 ☆☆☆☆☆(満点は☆5つ)
 ドラマ性 ☆☆☆☆☆
  独創性 ☆☆☆☆★
 読み易さ ☆☆☆☆☆

【西京極の読後感想】
終わった…読み終わりました、北方大水滸伝。この『岳飛伝』は広げるだけ広げた『水滸伝』の世界を畳む為の壮大なエピローグであると思いました。未読な方もいらっしゃるでしょうから、敢えて内容については触れませんが、歴史小説の形を借りた男たちのハードボイルド小説と言って良いでしょう。中国の歴史に対する知識がなくても、普通に読めます。読むなら『水滸伝』の1巻からお読み下さい。今回の満点評価は僕を十年の長きに亘り楽しませてくれた北方水滸伝全体に対する評価としてつけました。

おまけ:
なんと北方謙三が『チンギス紀』の連載を開始したとの事。うわ~、宋代を越えて元代まで書くのか!?また読むしかね~な…

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