西京極 紫の館

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乱丸(上・下)  宮本昌孝/著  徳間書店

2022年05月27日 22時23分48秒 | 西京極の本棚
     
【紹介文】
猛将・森三左衛門の三男として美濃・金山城に生をうけた森乱丸。それは織田信長が天下布武を決意した年のことだった。やがて才気溢れる若者に成長した乱丸は、天下人を目指す信長の側近くに小姓として侍ることになる。魔王の覇道を共に歩む近習衆、そして名だたる戦国武将たち。美しき若武者の目に映じた彼らの姿と心の裡とは…。主君の大望を果たすため、乱丸は自らの命を賭ける!

【総合評価】 ☆☆★★★(満点は☆5つ)
 ドラマ性 ☆☆★★★
  独創性 ☆☆★★★
 読み易さ ☆☆☆☆★

【西京極の読後感想】
本能寺の変で信長と死を共にした小姓頭・森蘭丸。その生涯を彼の視点から描いた小説ですが…あまりにも信長の所業を全肯定する姿勢に「虎の威を借る狐」的な嫌味を感じてしまった。何をやってもすべてソツが無さ過ぎる。そのキャラ造形は主人公の魅力を減退させている様に思えてならない。宮本昌孝の過去作ではもっと主人公に隙があってそれが愛嬌になっていたんだけど、本作はソレがなかった。脇役として石川五右衛門が出て来るが、ソレも活かしきれてないと思った。残念。

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