No. 2194 性犯罪マップ(『朝日』4月20日)
性犯罪は人間の尊厳を滅茶苦茶にしてしまう重大犯罪だ。性犯罪を未然に防ぐ手立てとして様々な手立てが講じられているのであろうが、性犯罪の起きた場所を示す詳細な地図はいたずらに好奇心を刺激して、犯罪防止への有効性には聊か疑問を持たざるを得ない。加害者、被害者双方に忘れ去りたい過去の忌まわしい出来事のお浚いを突き付けて、謂わば復習を迫る様なものだ。マップそのものは犯罪防止には無力と思料する。
実質的に有効な手立てとして考えられるのは、夜間なら街路灯の改善、緊急通報施設の設置、街並みの整備、等であろうか。被害経験者ならそれなりの備えは有るのであろうが、未経験者にはいかなる形の加害があるのか、見当が付かないだろう。加害のモデルを示してもらえれば、防止策をあらかじめ立てることも可能となるのだ。


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