goo blog サービス終了のお知らせ 

槃特の呟き

散文(何でもござれ)、韻文(破礼句まで含む)、想い付くまま。

言葉の気品――善悪真善美(小学生の自殺?!)

2025-04-20 23:47:01 | Weblog
No. 2195 日本の初等教育は特殊?(『朝日』4月21日)
 G7の国で10代の自殺がトップなのは日本だけと言う。極めて異常と言うべきだろう。♪みんなで勉強うれしいな、国民学校一年生♪と言うのは戦時中の小1の唱歌だ。そんな呑気な状態も昭和19年からは一変して、警戒警報のサイレンが鳴ると授業は中断して帰宅し、防空頭巾を被り防空壕へ入る準備をすることになる。空襲警報となり豪内で直撃弾を受ければ結果は言わずもがなだろう。子供ながらも活きることに必死であった様だ。自死することなど全く考えられなかった。
 戦争が終わって疎開先から自宅へ帰った子を待ったいたのは青空教室であり、食糧難による飢えであった。生き抜くためには子供も必死であった。否が応でも、生まれてきたのは生きるためであって、死ぬために生まれて来たのではないと言うことぐらいは小学生でも承知していただろう。豊かな飽食の時代を経験した子供たちが自死を考えるほど深刻な作今の状況とは何なのだろうか。ここ数年、子供の自殺が増える傾向にあると言う。初等教育に責任を持つ文科省が先頭になって、実態の調査、背景の分析などを行う責任を負うていることは言わずもがなだ。 

言葉の気品――善悪真善美(度の過ぎた詳細地図)

2025-04-20 22:20:51 | Weblog
No. 2194 性犯罪マップ(『朝日』4月20日)
 性犯罪は人間の尊厳を滅茶苦茶にしてしまう重大犯罪だ。性犯罪を未然に防ぐ手立てとして様々な手立てが講じられているのであろうが、性犯罪の起きた場所を示す詳細な地図はいたずらに好奇心を刺激して、犯罪防止への有効性には聊か疑問を持たざるを得ない。加害者、被害者双方に忘れ去りたい過去の忌まわしい出来事のお浚いを突き付けて、謂わば復習を迫る様なものだ。マップそのものは犯罪防止には無力と思料する。
 実質的に有効な手立てとして考えられるのは、夜間なら街路灯の改善、緊急通報施設の設置、街並みの整備、等であろうか。被害経験者ならそれなりの備えは有るのであろうが、未経験者にはいかなる形の加害があるのか、見当が付かないだろう。加害のモデルを示してもらえれば、防止策をあらかじめ立てることも可能となるのだ。