Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

LPやCDの中にはどれだけ情報が入っているのだろうか?

2019年07月26日 | ピュアオーディオ
「LPやCDの中にはどれだけ情報が入っているのだろうか?」と云う疑問の形で、オーディオをやっている方はどれくらいいるんだろうか?

「LPやCDの情報をすべてSPから出すにはどうしたら良いんだろうか?」と云う「命題」にも繋がる。

自分は15年前にその「命題」にぶつかった。良い音と云うのはとにかく「音数」が多いのである。10万円の機器より100万円の機器の方が「音数」が多く緻密に聴こえる。だがある一定の機器のグレードに達すると価格差よりもメーカー差や「作り」の状態で変わってくる。

最初に戻って「CDの中の情報をすべて取り出す」為には何をしなければならないのか?を考えると、「ケーブル」(配線)の存在を抜きには語れない。

一般的なケーブルの線径は0.5~1mm程度しかない。これで果たしていいのだろうか? もっと太くしたら?もっと良い材質にしたら?・・・と実験せずにはいられなかった。

0.5~1mmぐらいの線径で銅線であれば「取り回し」は楽である。楽だからと「音数」や「音質」が良いとは限らない。それじゃどこまで線径を太くすればCDの中の情報をすべて取り出せるというのか? 結局現状のオーディオマニア達が機器をとっかえひっかえしているけど、「ケーブル類」が同じならそう大した音質変化はしない。

「音質アップ」に対する考え方が、根本的な「本質」に合っていない。「CDの中の情報をすべてSPから音に出して取り出す」という命題を自分はづっと追っかけて来た。「音数」が増えると「きつい音」は無調整でも自然と出なくなるものだ。

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