こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

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2012年11月28日 17時03分55秒 | Weblog
以前勤めていた財団法人 農業近代化コンサルタント(現:農業近代化センター&ルーラル)の先輩が、自分が書き込んだブログを読んで、「安全、安心、高品質米は、付加価値が評価されるんだね。」というコメントを入れてくれた。

書き込んでくれたブログは、「差別化「ゆめぴりか」が売れている」という記事に対して。
なので、追加情報を伝えておきたいと思う。

消費者の心理として、高いお金を払うのであれば、当然その価格に見合う内容を要求してきます。

ただ美味しいだけ、栽培にこだわっただけというのでは、どの産地でも、どの生産者でも実行している事なので、当り前のことになっています。
そのために、わざわざ高いお金を払う理由には、もうなりません。

こだわった理由、こだわる理由。
消費者の求めているもの、期待しているもの。
差別化した意味、その効果。
産地の取り組み姿勢、将来性。
環境保全への取り組み。
地域リサイクルの推進。
などなど。

その結果からなる、差別化されたお米に対して、消費者が認める付加価値について、初めて高いお金を払うようになります。
今までのように、「自分なりにこだわった」「地域としてこだわっている」というレベルでは、もう駄目なのです。

環境保全の分野では北海道一である「農業近代化センター」なら、自分が言いたいこと、判っていただけますよね。

タンパク質含有率6.8%以下・高度クリーン栽培「ゆめぴりか」
タンパク質含有率6.8%以下「ゆめぴりか」
タンパク質含有率6.4%以下「ゆめぴりか」

これらの実証実験は、まだ第一弾です。

新しく生まれる新品種の位置づけ、価格帯、ブランド化計画については、すべてこれから。
「おぼろづき・ふっくりんこ」の差別化再ブランド計画もあります。
「ななつぼし・きらら397」のポジションも検討し直します。

まだまだ北海道米は、仕掛けなければならない事、実行していかなければならない事が、山のようにあります。
それについて、近いうちに、協力のお願いをすることになるかもしれません。
その際は、よろしくお願いいたします。

予算はありませんので、北海道のためにという協力で、お願いしますね。
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