日本農業新聞のe-農netを見ていたら、流通業者や消費者から「ササニシキ」を望む声が年々高まっていることを受け、宮城県のJAみやぎ登米は今年度から、「こだわりのササニシキ復活プロジェクト」と銘打って、「ササニシキ」の作付け拡大に取り組んでいる。
「ササニシキ栽培塾」を開校し、販売状況や栽培技術などを研修。今後3年間で2012年産の3倍の約6万俵(1俵60キロ)を目指す。
JA管内でも「ササニシキ」の生産が減少、12年産では560戸が380ヘクタールに作付けし、2万俵を見込む。管内の生産量の4%程度だ。
プロジェクトではこれを、15年産で作付面積940ヘクタール、生産量6万俵に増やすことを目標に掲げる。
生産量の10%程度と想定する。
「ひとめぼれ」に偏った品種構成を是正し、銘柄間のバランスの取れた生産体系を構築、実需からの要請に応えられる産地の確立を目指すのが狙いだ。
「ササニシキ栽培塾」は26日に、塾生約200人で開校。稲の生育状況や米の販売情勢について研修した。
研修では、2年前からJA管内産「ササニシキ」を使う大阪府堺市の食堂「銀シャリ屋げこ亭」店主の村嶋孟さんが「ササニシキとの出会い」と題して講演した。
村嶋さんは「さっぱり感と冷めてもおいしいのがササニシキの特徴。ぜひとも復活させてほしい」と激励した。
JAは今後、生育進度に合わせた講習会や研修会を随時開きながら塾生を拡大。生産者と一体になって作付け拡大に取り組む。(原文のまま)とのことらしい。
日本を代表する品種を復活させようという考え方には賛成できるし、「ひとめぼれ」に偏った品種構成を是正についても賛成は出来る。
しかし、自分としては「遅すぎたのでは」という思いがある。
自分はよく「ササニシキ」について聞かれると
「ササニシキ」は、生産者の栽培技術とこだわりが、ストレートに現れる品種で、朝昼晩の気候を読み、水管理・肥料管理を細かく、タイムリーに育てていかなければならない、とても難しい品種。
よって、週末農業では無理。
そして、既に「ササニシキ」と同じ様に使用できる銘柄米は誕生してしまっているし、炊飯器の機能も、「ササニシキ」よりも新しい銘柄米の方が、上手に炊くようになってしまっている。
さらに、新しい銘柄米の方が、いまの食文化にあっている。
と言っている。
ササニシキに対する動きが、10年早ければ。
せっかくの取り組みに水を差してしまうようだが、自分としては「無理」という結論しか導き出せない。
「ササニシキ栽培塾」を開校し、販売状況や栽培技術などを研修。今後3年間で2012年産の3倍の約6万俵(1俵60キロ)を目指す。
JA管内でも「ササニシキ」の生産が減少、12年産では560戸が380ヘクタールに作付けし、2万俵を見込む。管内の生産量の4%程度だ。
プロジェクトではこれを、15年産で作付面積940ヘクタール、生産量6万俵に増やすことを目標に掲げる。
生産量の10%程度と想定する。
「ひとめぼれ」に偏った品種構成を是正し、銘柄間のバランスの取れた生産体系を構築、実需からの要請に応えられる産地の確立を目指すのが狙いだ。
「ササニシキ栽培塾」は26日に、塾生約200人で開校。稲の生育状況や米の販売情勢について研修した。
研修では、2年前からJA管内産「ササニシキ」を使う大阪府堺市の食堂「銀シャリ屋げこ亭」店主の村嶋孟さんが「ササニシキとの出会い」と題して講演した。
村嶋さんは「さっぱり感と冷めてもおいしいのがササニシキの特徴。ぜひとも復活させてほしい」と激励した。
JAは今後、生育進度に合わせた講習会や研修会を随時開きながら塾生を拡大。生産者と一体になって作付け拡大に取り組む。(原文のまま)とのことらしい。
日本を代表する品種を復活させようという考え方には賛成できるし、「ひとめぼれ」に偏った品種構成を是正についても賛成は出来る。
しかし、自分としては「遅すぎたのでは」という思いがある。
自分はよく「ササニシキ」について聞かれると
「ササニシキ」は、生産者の栽培技術とこだわりが、ストレートに現れる品種で、朝昼晩の気候を読み、水管理・肥料管理を細かく、タイムリーに育てていかなければならない、とても難しい品種。
よって、週末農業では無理。
そして、既に「ササニシキ」と同じ様に使用できる銘柄米は誕生してしまっているし、炊飯器の機能も、「ササニシキ」よりも新しい銘柄米の方が、上手に炊くようになってしまっている。
さらに、新しい銘柄米の方が、いまの食文化にあっている。
と言っている。
ササニシキに対する動きが、10年早ければ。
せっかくの取り組みに水を差してしまうようだが、自分としては「無理」という結論しか導き出せない。
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