こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

貴重な情報

2019年02月09日 15時16分32秒 | Weblog


昨日、キッコーマン東京本社で、自分がキッコーマンと某スーパーに対して話していた内容は、米業界としては、喉から手が出る程に、ほしい内容であったろう。

今までなら、米業界の将来を最優先に考え、貴重な情報は、米業界以外には流していなかった。

であるが、米業界は自分の知識やノウハウを使ってくれない。
情報を共有してほしい、協力してほしいと思っても、違う情報になってしまっていた。

お米の世界は、次の時代に移らなければならないのに、何時まで経っても「昭和」が当たり前で、「平成」は数える程しかない。

米屋も、ネットワークが構築されていても、やっぱり独りぼっちの個人経営のまま。

「時間がない。限界が来ている」という焦りばかりが、常に自分の中にはあった。

そして、「お米の世界が消える」と諦め始めた時に、和食つながりで、キッコーマンさんやクリンスイさんやロフトさん、卵業界さんやお弁当箱業界さんなど、違う業界と手を繋ぐ事が出来た。

であれば、自分の知識を出し惜しみせずに、和食というつながりの中で、自由に使って貰いたいと思った。

なので、なんとなく敵対関係みたいなイメージであるスーパーさんに対しても、貴重な情報を大量に伝えた。

もしも、スーパーさんが、自分が伝えた情報を使いこなせるとしたら・・・
米屋にとっては、まさに最悪となるであろう。

しかし、それも時代。

米屋が生き残りたいと思うなら、時代を変えれば問題はないはず。
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地域おこし隊

2019年02月09日 14時14分23秒 | Weblog


今日の午前中、石川県の某地域の「地域おこし隊」の訪問があった。

地域を元気にしたい。
という思いが強い「地域おこし隊」であった。

少し話しただけで、思いは十分伝わった来たの。
なので、単純なブランドの作り方は教えなかった。
地域を活性化させる「将来を考えた戦略」の作り方を教えた。

生産者の限界、産地の限界は、既に見えている。
時間が足りないという現実は、どうにもならない。

しかし、その戦略を作るためには、準備が山ほどある。
よって、その難しさと大変さも、同時に教えた。

だから、「ガンバレ」とは言わなかった。
「出来る」とも言わなかった。

「やる事が山ほどあるよ」と言った。
「出来た」と思っちゃ駄目だと言った。

帰る時間があったから、全てを教えてあげる事は出来なかった。

でも、そうとう役に立つ情報は教えた。
なんとか活かしてほしいと思う。
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