こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

中国米販売に疑問

2012年03月12日 15時48分29秒 | Weblog
10日から、大手スーパーの西友が、関東・静岡エリアで、中国・吉林省産のジャポニカ米の販売を開始している。

5kgが基本のようだが、試食用に使えるとして1.5kgも限定販売しているそうである。
ちなみに、5kgの価格は1299円で、低価格商品として販売している「北海道産ななつぼし」と「青森県まっしぐら」が1750円程度ということからも、約3割安い設定である。

西友が中国産米を販売する理由として、「昨年の震災以来、国内米の価格が上昇傾向にあり、低価格帯商品は恒常的に品薄状態が続いている。しかし安全・安心で、かつおいしく低価格の米を求める顧客のニーズは根強く、中国産米を低価格帯米の品揃えの1つとして、顧客に提案すること決定した」とのこと。

丁度震災から1年たち、東北全体で「これから頑張っていこう」と言っている時に、低価格の米を求める顧客のニーズが根強いからといって、なぜ中国産を販売しなければならないのだろうか。

大手だからこそ、低価格の米を求める顧客に対しても、「頑張れ東北」のために協力してもらうという説明が必要だったのではないだろうか。

この発表は、東北全体に対して、非常に残酷な仕打ちをしているよう自分は感じているのだが、どうなのだろうか。
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最後の「コシヒカリPREMIERE」を販売

2012年03月12日 10時54分37秒 | Weblog
玉川島屋のために作られていた、スズノブオリジナルブレンド米のシリーズの中に、「コシヒカリPREMIERE」と言うブランド米がある。

このブレンド米は、◆五ツ星お米マイスター西島豊造が仕上げた、最上格スペシャルブレンド米◆
という位置づけで、スズノブで取り扱っている全ての銘柄米を試食した結果、その中から、秀でた良さを持っている3つの産地のコシヒカリを選び出し、この選び出した3つの産地のコシヒカリを、自分の秘蔵ブレンド比率で混ぜ合わせることで、個々のコシヒカリの中に眠っている「隠された特徴」を目覚めさせ、さらに、粘り強い食感と、その粘りに負けない食味にまで向上させたお米が、この「コシヒカリPREMIUM」なのだ。

そのため、1銘柄でも求めている品質が得られなかったり、在庫がなくなってしまった場合を、始めから考慮している為、この「コシヒカリPREMIUM」は、いつも完全数量限定となっていて、販売時期なども決められていなかったのである。
なのに、販売すると常に完売するという、人気のブレンド米であった。

しかし、4月3日でスズノブ玉川島屋店が閉店することになったことで、このブレンド米を販売することは今年一杯となり、それ以降は出来なくなってしまうことから、3月10日から、ネットのみで最後の販売をすることにした。
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