こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

今日、明日、スズノブ玉川島屋店で、福井米の試食販売があります

2009年11月07日 09時48分53秒 | Weblog
今日・明日、スズノブ玉川島屋店で、福井県JA花咲ふくいの職員と生産者による、試食販売が行われます。

本日の銘柄米は、関東地方では入手困難な「イクヒカリ」
明日の銘柄米は、新しい栽培方法と話題になってる「レンゲ米コシヒカリ」
です。

「イクヒカリ」は、1990年に福井農試で、中生の極良食味で直播栽培にも適する品種を育成する目的で交配した、越南148号/北陸148号(どんとこい)の組合せから育成され、アミロ-ス含量と穂発芽性を検定しながら、選抜・固定を図ったお米で、食味は粘りがあって「コシヒカリ」と同等で、極めて良い。特に冷えた時には「コシヒカリ」を上回るというデータが、福井県農業試験場水稲育種部 育種研究グル-プから発表されている。将来的な期待が持てるお米。

そして「レンゲ米コシヒカリ」は、レンゲを肥料源としたイネの栽培は,かつて化学肥料が不足していた時代には盛んに行なわれてきた栽培法であるが、化学肥料が容易に入手できるようになった昭和30年代からは、肥効調節がむずかしく安定性を欠くなどの理由から栽培面積が激減してきた。
ところが近年、消費者の米志向の多様化から、レンゲを施用して栽培したレンゲ米をはじめとして、有機物を用いて栽培した米が注目を浴びている。
また、最近の研究では、現行の元肥+穂肥という施肥体系のなかでレンゲ稲作を導入すれば、化学肥料を用いた栽培にちかい稲作が可能であることがわかってきた。
(農業技術大系作物編 第2-2巻 イネ=基本技術(2) (基本技術編-各種の技術体系-独特な発想の技術体系) 技 522-9-32~522-9-40ページ)

興味のある方は、ぜひともスズノブ玉川島屋店へご来店ください。
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