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仏教ライフを考える西原祐治のブログです

「日本の伝統」という幻想

2020年06月06日 | 日記
『「日本の伝統」という幻想』(藤井青銅著)、こうした権威にケチを付ける本が好きです。

下記のことは、「そうなんだ」と思ったことです。夫婦同姓は、江戸時代の庶民は、名字がなかったことを考えると、腑に落ちます。

夫婦同姓/明治三十一年。最初は「夫婦別姓」だった(明治九年、太政官指令による)
良妻賢母/明治三十二年
神前結婚式/明治三十三年(以上)

「相撲は国技ではない」という記述がありました。要所部分だけ転載。

まずはじめに断っておくが、日本には法令で「国技」と定められた競技はない。それは当然だろう。どれか一つに決めれば、他の競技団体と揉めるに決まっている。…「国技館でやっているから、きっと相撲は国技なんだろうと」と思うようになった。


「国技」の始まり
 明治四十二年(一九〇九)、両国回向院境内に初の相撲常設館ができた。相撲はそれまで寺社境内での小屋掛け興行だったのだから、「屋根のある専用の建物」ができるのは画期的なことだ。計画時はたんに「常設館」と呼ぼれていた。
 開館式は六月二日。それが間際にせまった五月二十九日に、常設館委員会が開かれた。
議題は館名の決定。おいおい、オープンがあと数日に迫っているのに、まだ名前か決まっこの時の候補は「角觝尚武館」「東京大角力尚武館」「相撲館」など。

角界幹部の尾車文五郎(年寄で検査役)が、「国技館」を提案した。開館当日、委員長・板垣退助は式辞でそれを発表。この時「国技館」という名前が誕生したのだ(旧両国国技館)。その名前から「国技館でやっているから、きっと相撲は国技なんだろうと」と思うようになった。(以上)
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