仏教を楽しむ

仏教ライフを考える西原祐治のブログです

新富士駅

2018年06月05日 | 新宗教に思う
昨4日(30.6)、静岡西組の仏婦研修会に出向。新幹線の新富士駅下車、この新富士駅は新幹線沼津駅から7分、東海道新幹線では唯一、新幹線の駅に他の鉄道の乗り入れがない駅です。

N住職が、迎えに来て下さって車に乗ると「この駅は創価学会のための駅でしたが、今は昔のことです」と言われる。

どういうことがと言えば、新富士駅から富士山の方へ北上すると日蓮正宗の総本山大石寺があり、駅は創価学会員が大石寺に参拝することを当て込んで設置、ところが開業から2年後、1991年に創価学会が日蓮正宗から破門され、団体客層の利用が減少して今日に至っているようです。

本願寺も、1911(明治44)年におこなわれた「親鸞聖人650回大遠忌」で、100万人の参拝者のために、京都駅での大混乱を避けるため京都駅とは別に参拝者専用「梅小路停車場」をつくったことがあるが、常設の新幹線の駅を作ってしまったということには驚かされます。

研修が終わって、会所寺院のご住職が新富士駅まで送ってくださいました。そのご住職は、高校で生物を教えているとのことで、生物の話で始終しました。ご住職いわく、「毎年、自身で新聞に発表された大学のセンター試験の問題にチャレンジして、自分が教えた生徒は、どれくらい点数が取れているかという手ごたえを得る。先般、チャレンジしたら50点満点中、一問間違え49点。自分が教えた生徒の中で満点が3人いた。」そのことを生徒たちに告げたという。満点を取った生徒は、愉快でおおいに満足感を得たことでしょう。先生に勝ってしまったのですから。いい話でした。

(写真は、昼にご馳走になった名産の桜えびずくしの定食)
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