真説・弥勒浄土      

道すなわち真理の奇蹟

性理題釋~四十三、原 子

2024-06-02 16:23:24 | 性理題釋

四十三、原 子

寅会(とらのかい)の初めには、乱生して人と畜生の分別が出来ず、毛ものを食い血を飲み穴居(こきょ)生活をして、世を治める事が出来ず、人がおりながら居らぬと同様でありました。

上帝様は世界をなすことが出来ぬと見られて、そこで特に諸仏子を派遣して西天(真理界)より東土(現象界)に降生させました。

これを原来子と申しますが、これを略して原子というのであります。

有巣(ゆうそう)氏がそれから出世されて宮室を造り、燧人(すいじん)氏が火を興し、后稷(こうしょく)氏が民に農業を教え、神農氏が百草を味わって薬を造り、軒轅(けんえん)氏が衣冠を制定し、蒼頡(そうけつ)氏が文字を造り、伶倫(れいりん)氏が律呂(りつりょ)を作られてから礼楽を制作して、世界の文化は大いに備わりました。

これがその由来でありますが、これは皆その霊性の為す所であります。

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