真説・弥勒浄土      

道すなわち真理の奇蹟

Beneficiary‘s Personal Pension Fund(5)~日本の道州制は世界の統治モデル、静かに蛻変(ぜいへん)し始めます

2023-03-17 20:33:07 | 新しい時代の統治・金融システム・BPPF(個人年金基金)

Beneficiary‘s Personal Pension Fund(個人生涯年金基金)

類愛・世界愛・生命愛

21世紀、世界は公のものとなり,あらゆるものは人類の共有となります。

人種や国家の壁は取り払われ、人々は好きな土地に住み、好きな時に自由に往来し、自由な交易が行われます。

民族愛・国家愛は、人類愛・世界愛・生命愛に変わり、人々は互いに慈しみ通じ合います。

老人は皆自分の親とみなし、すべての子供は、自分の息子や娘とみなされ、愛着をもって大切にされるようになります。

国は相互扶助の本体として再生し、人々は道徳を以って相互扶助を実践します。

自己の能力を生かし、天職を尽くして、奉仕貢献する者には尽きることのない報酬が約束されます。

やがて、人々の安全は保証され、恐怖や不安がなくなり、力ずくで搾取する必要もなくなります。

人生の目的は、競争ではなく助け合うことに変わり、助け合うことによって進化しつづけます。

以前のことは過ぎ去って、悲しみや苦しみもなく、全てのものが新しくなって人生最高の幸福をしみじみと味わうようになります。

人類の尊厳は復活し、真理を尊び、この理念に準じて永久に栄えます。

 

【プロジェクト概要】

Beneficiary's Personal Penshin Fund (個人生涯年金基金) のBeneficiaryは、聖なる報酬に由来し、天に代わって奉仕をする者への報酬を意味します。 

BPPFは、相互扶助(Mutual Aid)社会を創造するため、一元化された世界の公共信託基金から個人に信託される個人生涯年金基金です。生活の安心・安全が保証され、全人類の創意によって一体化を推進します。

世界の情勢が大きく変わってきた今、市民一人一人が直接世界の金融経済を担う第一歩となるよう発進します。 このプランが神々の助言とその役目を担う方々によってさらに進化してゆくことを願っています。

統治体および全ての公益団体(非営利事業体)の財源も、人類の総意により一元化された公益信託基金からダイレクトに信託されます。

OPPTは、世界の金融経済を大転換させるため、地球人類の資金・資産・資源の一元化を諮り、NESARAは、統治体と地域の安定、平和共存・文明の融合を実現するため、そしてBPPFは、個人の尊厳と生活の安全・安心を守り人類と宇宙の進化を諮ります。この3つは一つのクォンタムな相互扶助システムです。                  

【聖なるトランス・コア・プロジェクト】

第一次産業を中心に地球環境問題(大地と水の母なる地球への奉仕)で柱となるいくつかのプロジェクトは実業経済社会との交流点となります。衣食住の食の問題の交流点となる工場農業システムはプロジェクトごとに個性的に提案されます。国際的な技術交流・調査研究・コミュニケーション・システムなどの互換機能を整えながら、宇宙からの超科学情報や技術供与も踏まえ、地域評議会が整備されます。

銀河系の星間機構を前提として、中国古代の「九鼎大呂」のようにアジアの中心が定まれば、世界は九つの地域に統配合され、その九大部洲の融合によって世界が一つになることが伝承されてきました。地政上、日本の「道州制:一道(北海道)、九州(東北・関東・北陸・東海・中部・関西・中国・四国・九州)」がそのモデルとして進行しています。

5500年前、新たなタイムラインに人類の総決算の歴史が始まり、その規範が中国(中華)の中原「洛陽」に降されました。伏儀の先天八卦で万物の化育を表し、神農が医療や農業、衣冠や度量衡が伝えられました。新しい時代は万物が「一に帰する」ため、5千年よりさらに遡って超古代への復興に向けて準備を整えてゆきます。すでに国際的な原住民問題や縄文への古道復興とその流行の兆しが見え始めています。

【新しい生活習慣、移動】

現在の生活習慣の中心となっている移動の目的は、いくつかのパターンに分けられます。仕事、観光、買物、通学、医療、スポーツなどで、時間と空間の移動を刑務所の行動計画と同じように例えることができます。制約から制約へと個の尊厳が不在の移動パターンです。

この常習すべてを転換する人間の存在意義である「移動あるいは旅」が新しい生活習慣の真価を高めてゆきます。

本来、非常にシンプルでピュアな新しい生活習慣は、常に経済という巨大なエゴの壁に阻まれ、多くの先駆者もこの壁を越える事が出来ず「遷移」の本質を見極める者は希少でした。

日常の行動パターン、人類の生活全般の詳細、特に消費行動はいくつかの世界数箇所に設置されたスーパー・コンピューターによって監視され、その心理行動は消費と言う幻覚に苛まれ、リアルタイムに誘導されてきました。個の分散が拡大され、その恐怖によって自らを癒す機会をことごとく塞がれてきました。

今、緊急に必要なことは、左の手のひらに過去の生活習慣を乗せて、継続的かつ意図的にコントロールして、実践的に自在に活用して個の尊厳を回復させ、その成果を観察しながら、もう一方の右の手のひらに新しい生活習慣を創造してゆくという大胆な策を労し、それによってさらに策を超えた策を生みだすことです。

一方、世界の変化の本質を掴めない人々は、現実を経済や貨幣という幻想の生活感触でとらえ、Personalあるいは相互扶助によってこれらの幻を消滅できる、という本質・真実には意識ショートしてしまいます。大多数は外の様子が全く分からず“確かな目に見える証拠”に頑なに固執して、洗脳されていることにまったく気がつきません。

【プロジェクトのためのプロジェクト】

BPPFを実現するためには、ソフトランディングを目的とした典型的ないくつかのプロジェクトを積み重ねてゆきます。既存の押し付けの改革ではなく、守旧的な妨げも補完し、一貫した理念を掲げ、人々の尊厳と自由と平等を保証しながら無理なく、理解できる段階に至った時に、相互扶助による社会システムに転換します。

【新しい一時的な金融システム】

通貨、債権、株式、金などの現物市場と連動して価格が変動する商品を対象にしたデリバティブ取引きなどは典型的なフェイク(Faku)で、搾取のために意図的な環境をつくるツールです。サブプライムを契機にこれらの既存の金融の矛盾を徐々に規制し、バーゼルⅡなど銀行業務やG20の目論んだ国際金融機関の健全化などが試行されてきました。しかしこれらの改革は、過去の統治におけるリストラクションと同様に明確な着地点がないまま、あるものは曖昧な改革で、当面の目標は金の裏づけによる新しい貨幣の発行が過去の違法システムに変わる一時的な新しい金融システムに位置づけられています。

【蛻変(ぜいへん)、クォンタムな移行】

蝉は、与えられた環境の中で、卵が幼虫になり、さなぎになり、羽化して成虫になっていきます。蝉のようにその都度脱皮を繰り返し形を変化させることを蛻変(ぜいへん)といいます。

新しい金融システムが一時的なシステムである理由として、地球の気候変動に例えれば、地球全域が温暖な地中海気候に大変動するために、科学的には測りがたい、水・火・風の超自然な地球生命の調整が行われています。同じように統治・教育・医療・科学・産業などあらゆる分野で「一体化」という原点に還る流れが始まり、全体の混乱に巻き込まれやすい状況になっています。

それは、金融システムが社会を分断し、人類が自ら作り上げてきた社会機構そのものが人類の蛻変(ぜいへん)を妨げてきた結果です。BPPFの一時的な社会システムがこの問題の解決策になるのは、代替案ではなく「後退や混乱を防ぐ」手段であり「自覚や覚醒を促進」する触媒であるためです。油の汚れをきれいな油で落とすように、今世界で検討されている新通貨の発行、金融機関の再編などは旧体制のデドックス効果の役割を果たしてゆきます。

【金融システムは消滅する】

金融システムが無くなる過程のパニックを回避するには、世界の国々の合意形成と、地球市民の覚醒によります。世界各国の合意形成は仮装しながら着々と進行していますが、多くの金融当事者は利害の枠を超えることができません。つまり真実の目的がわからないまま進行しています。又地球市民の覚醒テンポは、行政の意識改革が先行すれば効果的ですが、実際公務員等の統治体の守旧要員は、社会や経済の歪が限界に達しているにも関わらず、問題点を業務上の机上操作(法の解釈)や小手先の対面サービスに転化しています。その悪癖は、経済が厳しくなればなるほど露出し、やがて責任回避の内部崩壊と自浄効果を起こしてきます。国も地方自治体も再建不能に陥るような多額の赤字を抱えていますが、奇しくもこのことが世界の合意形成を促進するキーワードになる可能性が高まっています。

【世界の国々の合意形成】

世界経済の低迷が続く中で、アジアと西欧、北と南、先進国と後進国、資源と技術、貿易と為替、オン・マーケットとオフ・マーケット…など複雑な統治や経済の枠組みの中で、それぞれに利害調整や独自の提案がなされてきています。複雑化の利点をポジティブに見れば、分断化が行過ぎたため“産学協同”のように明らかに統合したほうが合理的だということが噴出して、隠蔽してきた問題が公になったことでした。情報化がこれをバックアップして巧妙な搾取手法が次第に露呈したため、権力の抵抗はあらゆる分野で暴力を正当化する露骨な動きを続けてきました。

こうした傾向は、G7・G8・G20など先進国首脳会議に対し、ブラジル連邦共和国・ロシア連邦(旧 ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国 )・インド共和国・中華人民共和国・南アフリカ共和国の社会主義を包括した共和国共同体BRICSの活動方針に強く影響し、それは、ちょうど1798年 2月15日 、市民が教皇国家 の権力崩壊とローマ共和国の成立を宣言し、ローマを占領していたフランス 軍によってその市民の勇気ある行為が公認された当時のシナリオが、まもなくアメリカ合衆国の市民と地球連合軍によって再現され、世界196カ国すべてのさらなる合意形成に重要なステップとなります。

この合意形成は、貨幣や市場など金融経済の問題にとどまらず、国連における国家のバチカン承認権、君主の任命権、国際司法の裁量権などなど、今までの世界統治機構に代わる斬新で暫定的な仮合意のステップアップが諮られてゆきます。又一方では経済発展のためプロジェクトの見直しが盛んになり、その資金調達の動きも公開されるようになります。いずれもクォンタムな合意形成に貢献してゆきます。

また、世界経済再生計画として取り上げられている、石油・天然ガス・石炭などの大型プロジェクトは環境問題がさらに顕著になる段階に入ります。ほとんどの大規模資源開発・インフラプロジェクトはスローダウンし、全く新しい地球環境再生プロジェクトがスタートすることになります。

現在の金融システムで市民生活を継続させながら、市民監視の下に旧体制内の新しい金融改革を進めながら、相互扶助(Mutual Aid)による、受益者のための受益者による金融システムが新旧金融システムと連携し、市民生活に支障がなくなった時点で相互扶助(Mutual Aid)独自の金融システムが従来のすべての金融システムを吸収統合する仕組みになります。

BPPFの発効時に、受益者に対し安全・安心の独自性と運用面の信頼性を担保することが必要となり、安全で円滑に移行するには、受益者が新・旧どちらを利用する場合でも、あるいは併用する場合でも、その透明性と有用性がシステム全体を補完し続けるという保証を明確にします。それが、個人のBPPFと世界の金融経済を市民が運営するという自覚に繋がる転換点になります。やがてまもなく金融システム・貨幣経済の消滅を受益者が自ら完成させます。

そのため「金融」と言う生活手段が人類史上で果たしてきた役割、それが現在の生活意識に与えている影響を観察して、クォンタムな進化を促す「社会再評価」のステップを踏んでゆきます。


【Ray:社会を根本から評価し直す公的システムが稼働!】『ソーシャルワーカー』トランプ氏、警察問題で大統領令発令へ 包括的改革には反対

2023-03-17 20:25:33 | 新しい時代の統治・金融システム・BPPF(個人年金基金)

いて座満月に、トランプ大統領が自宅に遊びに来た夢を見ました。

いろいろ話をしました。

ソ―シャルワーカーがポイントでした。

ネットで見た昨日のトランプ大統領の発進は極めて重要だと思います。

新しい金融システムを受け入れる社会はこの軌道が基本になります。

BPPFに至る基本になります。

社会全体が改革に向かうには個々の尊厳を尊重する社会の意識が最も重要になります。

まもなく日本社会は統合医療計画に変わって、世界に通じるソーシャル社会のプランを作り上げるはずです。

ちなみに現在の専門職の給与は400万円前後だそうですが、日本全体では100万人以上の雇用を生み出すこともでます。

本当の意味で意識の高い人々がも社会に認められ、安定した収入を得て、コミュニティを支える仕組みがつくられる時代です。

現在も地域自治体や医療機関にソーシャルワカーが活躍していますが、高齢者支援や適応障害の子供たちなどの更生などに多くの成果を上げています。

国家や地方自治体、司法や警察、勿論教育機関などあらゆる公的な機関とをつなぎ弱者を擁護し誰もが平等であるということを証明するため、その能力を開発するシステムがネットワークされることが期待されます。

社会全体の進化は、同時に世界とつながってレベルアップされてゆきます。

アセンションというのは、個人的にも社会的にも公明正であり、誰からも理解されるアセンションであるために実践を重視する時代に入ります。

6/12(金) 10:09配信

 6月11日、トランプ米大統領は、警察問題に関する大統領令を発令する計画を発表した。

テキサス州ダラスで撮影(2020年 ロイター/Jonathan Ernst)

[ダラス 11日 ロイター] - トランプ米大統領は11日、警察問題に関する大統領令を発令する計画を発表した。

ただ、黒人男性ジョージ・フロイドさんが警官の暴行で死亡した事件をきっかけとした抗議活動を受けた包括的な改革案は支持しない立場を明確にした。

【グラフィックス】米デモ制圧、警察が使った武器一覧 トランプ大統領はダラスの教会で開いたイベントで大統領令について、警察に対し、権力行使に関する全国的な基準を採用するよう勧告する内容になると説明した。

また、警察訓練の改善や、ソーシャルワーカーが警察官とともに職務に当たる試験的なプログラムを政権として支持すると述べた。

一方、警察予算を削減して教育や福祉などに資金を振り向けることを求める動きは一蹴した。

「このところ、全国民の公正、平等、正義をいかに実現するかという議論が活発に行われている」とした上で「残念ながら、分断をあおり過激な主張を推し進めようとする動きが一部で見られる。さらなる貧困や犯罪、苦しみを生み出すだけであり、われわれは支持しない。こうした動きには、警察の予算を削減し、解体しようという過激な取り組みが含まれる」と述べた。

5月25日に起きたフロイドさんの事件後、トランプ大統領が警察や人種差別の問題を巡り、政策案を提示するのはこれが初めて。

最終更新:6/12(金) 11:11
ロイター

転載:https://feature-job.yahoo.co.jp/contents/guide/category032/social-worker.html?utm_source=yahoosearch&utm_medium=shortcut&utm_campaign=guidequery

ソーシャルワーカー・ケースワーカーってどんな仕事?
福祉の分野でコーディネーター的な役割をする。身体上・精神上の障害のほか、さまざまな事情で日常生活をおくるのに困難がある人やその家族の相談にのり、助言や指導、援助などをする。

勤務先は福祉事務所などの行政機関から企業、病院などさまざまである。

公立施設で働く場合は、一般行政職の公務員試験に受かることが必要で、「生活指導員」「相談員」などと呼ばれる。

また公立・私立にかかわらず、国家資格である社会福祉士を持っていることが就職の条件になりつつある。

この資格を取得するにはさまざまなルートがあるが、福祉系の大学(4年制)で指定科目を勉強し、国家試験を受けるのが一般的。

Ray:この動画からたくさんの可能性を見出してください!

『ソーシャルワーカーをめざしませんか』


【Ray:行政は市民評議会の事務局に!】日本の行政は…

2023-03-17 20:20:57 | 新しい時代の統治・金融システム・BPPF(個人年金基金)

国家や地方財政の崩壊を演じるDSに対し、国家も地方財政の負債も事実上はチャラになっています。

新しい金融システムが国際的に合意されるまでは、旧体制のまゝで進行しなければなりません。

鍵となるのが国際的(特に中国)な高齢化及び年金問題に対する国際的な常識の補完です。

嘱隷社会から個の尊厳に大転換している最終段階に人々の生命が脅かされている中、健康と教育がまず大事な課題です。

公務員は給与を払う親方日の丸意識を脱しなければならず、コロナ対策で確認されたように意識が低い立場に追い込まれています。

健康(食・医療・福祉)問題や教育問題は、DSが最も力を入れている分野で、国や行政を頼りに改革することは期待できず、市民サイドで解決しなければなりません。

古代から培われてきた共和制は、偽旗ではなくコモン・ローという市民憲法や議会制民主主義という思想で実現化を目指してきた人類ですが、その機能を担ってきたのが「市民による評議会」です。

健康問題も大企業による食品薬害、医療薬害・・・、そして教育では奴隷社会を維持するためのシステムによって社会・家庭の隅々まで汚染されています。

これらの大問題を浄化するには、「市民による評議会」の立ち上げが急務です。

勿論、実際の社会システムで実践されている「裁判員制度」など現実問題に対処する形で、変容可能なあらゆるシステムが実績を踏まえて位置に付ける段階にあります。

社会が今相互に交流できているのは、こうした先人の知恵の素地が機能しているからで、DSなどが消滅したときに直ちに立ち上がることができるわけです。

人々の心の覚醒と相まって、日本の地域復興が世界モデルとして陽炎のように萌え上がってきます。

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日本の行政は…


十大願~三、虚心假意:若し虚偽(きょぎ)の心を抱き

2023-03-17 20:18:40 | 十大願

虚懐若谷希聖明  虚懐(きょかい)は谷の若(ごと)く聖明を希   (こ)う

心放魔生理無窮  心放(こころはな)てば魔(ま)生(しょう)ずる理は無窮(むきゅう)

假中求眞眞何在  假中(かちゅう)に眞(まこと)を求めば眞は何在(いずこ)ぞ

意含遷善播仁風  意は善に遷(うつ)るを含み仁風(じんぷう)を播(ま)く

心は欲望を除いてきれいさっぱりと清らかで、谷のように、なにものも容(い)れるような気持ちであれば、聖霊は明らかになれます。

それで、もしも心を放任して情に倚(たよ)れば、魔がさして行為は正しくないのです。

このように性理(せいり)と情欲は対象的であるから、道理を研究しなければならないのです。

もし假(いつわ)りの心で眞を求めようとするならば、眞は絶対に求められないのです。

故に意(こころ)はいつも善にと心構えて仁風(じんぷう)を全世界に布(ひろ)めなさいと云う詩です。

修道といわず、この社会に於いても、假(いつわ)りの意(こころ)ではどうして人の間(ま)で暮らせましょうか。故に

一、上天さまは御慈悲にも天道を降ろして下さり、道を求めるには誠心(まごころ)で求め、道を得た後は細やかに道理を研究して功徳を立て、常に妙智慧を生じて言行を一致すれば天恩師徳に負(そむ)かないのです。

二、犯しやすい缺点(けってん)

1、修道に実践せず:求道の時に眞誠(まこと)なく、道を求め た後にも参悟(さと)らず、眞道(しんどう)を假(いつわ)りとみて、折角の御慈悲の天心に負(そむ)く。

2,表面(うわべ)は従い、陰では違(そむ)き、口ではハイと云って心は逆らい、外面(うわべ)を装うは眞の善者に非ず。

三、善を褒(ほ)め悪を罰するに眞理在り。一分一寸も違(たが)うことなし。

暗室に心蕩(うご)くも神は明鑑(めいかん)し、人間の私語は天聞かば雷の如し。

況(いわん)や修道に佛仙は鑑(かんが)み、豈(あに)天遣(てんけん)に遭(あ)うを怕(おそ)れずや。

幸いにも天道得たりて応(まさ)に誠守(せいしゅ)し。

心誠(こころまことに)に眞理を実践す。

心体光明(しんたいこうみょう)なれば暗室の中に青天有り。

念頭暗昧(ねんとうあんまい)なれば白日の下にも厲鬼(れいき)を生ず。

故に虚偽の心を抱いてはいけません。

続く


性理題釋~七、得道の四難

2023-03-17 20:17:29 | 性理題釋

七、得道の四難

(一)人身得難し 

(二)三期遇い難し 

(三)中華(地球)生まれ難し 

(四)真道逢い難し、

(一)老子様は『我この身を患(わずら)うは、我この身を愛するためなり』と申されましたが、この身を患うとはこの身に六賊(ろくぞく)即ち眼耳鼻舌身意があるからであります。

眼は色を見んと欲し、耳は声を聞かんと欲し、鼻は臭いを嗅がんと欲し、舌は味を味わんと欲し、身は触れんと欲し、意は妄(みだ)りに貪らんと欲します。

財・色の如きは外部で誘惑し、情・識は内部に起こり、内外が感じて交わり、善の心は自ら主として保つことが出来ず、悪の心は自ら停止することが出来なくなり、そこ知れぬ地獄を造って実にこの身を患うのであります。

人は万物の霊長であります。

性はこの身を借りて宿り、身はこの性を借りて生を保っております。

そこで“真は仮を離れず、又仮も真を離れず”真と仮が一塊となって人を構成しておりますが、そこで般若心経に『舎利子(しゃりし)、色不異空(しきふいくう)、空不異色(くういしき)』と申されました。

この本性はこの身を借りて渡さなければなりませんが、もしこの身がなかったならば、この本性は何によって渡すことが出来ましょうか。

故にこの身は非常に大切なもので、大事にせねばなりません。

これが人身の得難い所であります。

(二)もしこの道がなかったならば、真と仮の区別がつかず、恐ろしいことも、曖昧にして一身を簡単に終わらせてしまう事でしょう。

三期の最後の劫(わざわい:災難)は三陽の泰平を開くためであり、道と劫が並降した所以(ゆえん)で、これが即ち青・紅・白の三陽の運勢が転じて来た理由であります。

『道は時にあらざれば降らず、その人にあらざれば伝えず』と申されますが、然し例えば危篤な病人には必ず医薬を続けて飲ますけれども、その薬は病気に応じて服用さなければなりません。

それと同様に道も劫に応じて降りました。

三期の末劫に至って三災八難は一斉に起こり、空前の一大危険状態を現しました。

真道でなかったならば、この世相を救う事は出来ません。

真道の降世により世は泰平をもたらし、万霊を普(あまね)く救うことが出来ます。

故にこれが三期にに遭い難い所であります。

(三)中華は亜細亜洲(あじあしゅう)に位し、亞の字は白十字になっております。

それは天地の中心であり枢軸である故に、中心の国或いは中華・中原・中央と申します。

中とは天地の大本でありまして、聖人の脈が出づることを意味し、最も早くから開化され、天朝と称し、始めに真道の降った地でありますが、これを中華と称するその時代に生まれ難い所であります。

(四)三期には万教が斉(ひと)しく現れますが、真のものは不二法門一つであり、仮のものは色々と数多く現れます。

仏様は『根本を把握すれば成仏するも、根本を把握せざれば盲目修行なり』と申されましたが、真道は仏縁が深厚であり、先祖様の余徳と自分の陰徳がなかったならば、実にこれに遇うことが難しいのであります。

故に真道に廻り遇い難いと申されました。

続く