真説・弥勒浄土      

道すなわち真理の奇蹟

2022年5月22日ブロッサム・グッドチャイルドを通して〜光連合からのメッセージ〜

2022-06-08 21:59:59 | ONEメッセージ

NEW!

5月22日分のブロッサムが抜けていました。

コメントで教えてくださった方ありがとうございます。

探したら、翻訳が途中のまま放置されていました(笑)

多分、訳している最中に仕事が来て、一旦中断したものの、そのまま忘れてしまったのでしょう。急いで残り半分を翻訳しましたので、ぜひどうぞ!

https://www.blossomgoodchild.com/22nd-may/

2022年5月22日ブロッサム・グッドチャイルドを通して〜光連合からのメッセージ〜

ブロッサム:おはようございます。何だか、モンキービジネス(インチキ商売)が行われていますね!多くの方から、最近話題のサル痘と菌のファーガス君とは、何か関連があるのか?という質問を頂いているのですが、ご意見をお聞かせ頂けますか?

光連合:ブロッサム、そしてみなさんに明るい朝のご挨拶を申し上げます。

ブロッサム:豪州クイーンズランドでは、雨による被害が続いていて、とても明るいとは言えませんが、まあその話しはおいといて。

光連合:ご質問の件ですが、私たちの意見は他の存在たちの意見とは違うかもしれませんが、私たちはこの件を単なる大袈裟な報道と見ており、サル痘に関しては、出てきた時と同じ様にパッと消えると考えています。ここ数年の間、世界で起きてきた事を通して、多くの魂たちが多くの事を学びました。学んだ事の一つとして、与えられた情報をすぐさま鵜呑みにせず、操作された情報の中に潜む嘘に気付き始めたという事が挙げられます。

ブロッサム:では、この“サル痘”によって世界的なロックダウンが起きる事はないのでしょうか?もしくは、突然みんなが両腕を振って、脇の下を掻く様な動作をする、なんて事にはならないという理解でよろしかったでしょうか?

光連合:ブロッサム、そうならないと保証する事はできませんが、可能性としては低いと言わせて頂きます。これは、ロックダウンに繋がる様なものではなさそうです。覚えておいて頂きたいのですが、みなさんのインターネットに掲載されるものは、嘘でも本当でも、すぐに世界中に拡散されます。私たちに言わせれば、こちらの方がよっぽど致命的です。

ブロッサム:そうかもしれませんね。まあ、菌のファーガス君はまだ出現していないという事で、その点は嬉しいのですが、ここオーストラリア、そして他の国でも同じ事が起きているかもしれませんが、継続的な雨のせいでカビの被害が相当出ています。ご存知の通り、カビによって具合が悪くなる人も多くいますよね。

光連合:では、この件について言わせてください。これらの雨は、確かに不自然です。実際に世界中の気候を見てみると、明らかに空、太陽、風、雨、雪の状況の裏に何かがあるという事に気付くと思います。

ブロッサム:はい、多くの方は天候が操作されている事に気付いているし、ここクイーンズランドの雨は、多くの方の心配の種になっています。この天候の操作の目的は何なのでしょうか?

光連合:ブロッサム、まず言わせて頂きたいのは、これは当然ながら“浄化の雨”では無いという点です。むしろ、“汚い雨”と呼びたいくらいです。みなさんの環境に流れ込んでいるこの雨の中には、多くの化学物質や“健康を脅かす兵器”が含まれており、これらは作物、動物そしてもちろん人間に対して、肉体的にも精神的にも深刻な障害を及ぼします。

ブロッサム:“深刻な障害”と言うと、かなり強い表現ですが。

光連合:でも、これが表現としては適切なのです。この雨が被害や破壊をもたらす理由は他にもあります。

ブロッサム:ちょっと、読者のみなさんにとって、予想外の話の流れになっていると思います。今日は何か話の流れに問題がありそうですが、何故ですか?

光連合:話す話題が間違っているのかもしれません。

ブロッサム:では、逆に正しい話題とは何ですか?

光連合:気持ちを上昇させる様な話題です。

ブロッサム:あ〜確かに。では、上昇する様な話題の方をぜひお願いします。

光連合:ブロッサム、どうか真剣に考えて頂きたいのですが、私たちそしてあなたの役目も同じで、それは人々を上昇させる事です。地球の魂たちを上昇させ、本人自身及び迷子になった人々を導く為のアシストをする事です。より明るい日々の方向へ。気持ちが上昇する様な話ではない事について‘聞きたい’のであれば、他の情報源から自分の聞きたい内容について調べる事ができるはずです。

ブロッサム:でも、世界的なロックダウンが起こるなどと言い始めたのは光連合さんですよ。それなのに、何故この件について話せないのでしょうか?例えば、今回のサル痘の件もそうですが。

光連合:サル痘の件は、先ほど既にお答えしましたよね?

ブロッサム:はい、そうかもしれません。しかし、雨の被害について他にも理由があると仰った後に、話が続かなかったので、今日のやり取りは何かスムーズでないと感じて話を終わりにしました。話の中断は、今週だけでもう2回目ですが、もう今日も終了にしようかと思っているところです。

光連合:雨の件でさらに話を掘り下げなかった理由は、私たちの役目とは相反する方向に話が進みそうだからです。ブロッサム、私たちが全体の為にならない領域の話しに深入りしたく無いという点を、どうかご理解頂きたいのです。

ブロッサム:今日は何か難しいみたいですね。ダメっぽいです。今日は取り敢えずこのままスルーして、また明日にでも再挑戦してみます。正直申し上げて、今日中にこのやり取りを終えたかったので、がっかりです。まあ、仕方ない、ではまた明日。

<次の日>

ブロッサム:そして、次の日になりました!おはようございます!またまた多くの方々から例のサル痘の件についてお問合せが殺到しています。何やら、発疹が症状の一つとしてあるみたいで、以前に菌のファーガス君の症状について、発疹の症状があると光連合さんが仰ったという事らしいのですが、まあ言ってみただけです!

光連合:親愛なるブロッサム。この件は、昨日お話ししましたよね。どうか、先に進みましょう。

ブロッサム:そうですね!

光連合:多くの方のハートの中には、地球での自分の役目を“やり遂げたい”という願望があります。そして、みなさんの“ミッション”の大部分は自分の中で“そうであると知っている”という認識に基づいています。

ブロッサム:何度も言っている事ですが、自分の中の認識が何を知っているかなんて分かりませんよ。でも、本当は全てを知っているという事は分かっています。訳の分からない事を言っている様に聞こえるかもしれませんが。

光連合:ブロッサム、そんな事はありません。今あなたが仰った事は本当です。あなたが知らない様で、知っている事というのは、日常的な認識よりも遥か奥深くからやってくる認識です。これがあるから、あなたは理由があって地球にいるという気持ちになるのです。

時間が経つにつれて、この気持ちは強くなります。まだ、はっきりとは分からないかもしれませんが、“そうであると知っている”という認識によってあなたはご自分のミッションが何であるかをより良く理解できるようになります。

ブロッサム:はっきりと分かるのはいつですか?

光連合:もう、分かっていると言ったら、みなさんは混乱されるでしょうね?

ブロッサム:はい!もう既に混乱しています。

光連合:ブロッサム、そして一なる存在としてこの友情に興味を持ってくださっているみなさん、分かりますかね。

“そうであると知っている”というのは感覚です。

多くの方が既にこの感覚を味わっています。そして、自分は“神聖な魂”であるという事実に気が付けば気が付く程、この感覚はより明確になっていきます。でも、“何か”を改めて“知る”という瞬間はやって来ません。“あ〜やっと分かった”とはなりません。何故なら、あなたはもう既に知っているからです。それは、自分が本当は何者であるか、そして何をしに地球に来たかについて‘より深く理解できた’という様な感覚でしょう。これこそが“そうであると知っている”と言う感覚の正体です。

ブロッサム:なるほどね。でも、みなさんは以前に何度も“分かった”という瞬間が来ると仰っていたと思いますが、今更そんな時は来ないと仰るのですか?

光連合:私たちが言っているのは、“分かった”という感覚の事で、あなたはもうこの感覚を味わっています。

ブロッサム:ちょっと、混乱してきたのですが。例えば、私は、はっきりと分かったわけでは無いですが、何となく分かる様な気はしています。でも、これとはっきりと分かるのとは、また大きく違うと思うのです。理解の度合いは、確かに変化していると思うのですよ。理解の深さが変化しているという意味合いなのですが。お分かり頂けるでしょうか?訳の分からない事を言っているようですが、何とか自分の会話に付いて行っている状態です。

光連合:ブロッサム・グッドチャイルド、あなたも地球であなたと共に歩んでいるみなさんも、うまく付いて行っていると思いますよ。

ブロッサム:ちょっと、フルネームはやめてくださいよ。グッドチャイルドとか言われると変な感じがするのですけど。

光連合:私たちがこのようにお呼びするのは、あなたの名前に含まれる暗号コードの周波数が関係しています。

ブロッサム:なる程、そう聞くと何故か納得できます。名前を聞かれて、答えると「とても良い名前ですね」と、ほぼ100%言われます。それに対して、私は「ありがとう、この名前に辿り着くまでに、何度か結婚を繰り返す必要がありましたけどね」とお決まりのセリフを返します。あ、話が逸れてしまいましたが、知らない事を知っているという話でしたよね!

光連合:親愛なる魂のみなさん、もし私たちが魔法の杖を持っていて、ひとつ願い事ができるとしたら・・・みなさんお一人お一人に・・・

本当の自分

真実の自分

魂の自分

・・・を完全に知って、認識してもらう事が私たちの願いです。

あなたという存在は遠くからやって来ました。

あなたは地球という星が壮大な転換という経験をしている最中に、そこに行く事を志願し、その為に選ばれた存在です。

もし、あなたが数日後ではなく「今」この事を知って、認識する事ができたとしたら・・・ある神聖な一瞬の内に気付いたとしたら・・・あなたの人生の全てが瞬時に変わるでしょう。

ブロッサム:その肝心の魔法の杖を他のバッグに入れたまま、持って来るのを忘れたとか言わないでくださいよ!自分で冗談を言っておきながら、大声で笑ってしまいました!

光連合:あなただけでなく、きっと多くの方も笑っていますね・・・これがあなたの素晴らしい所です。

ブロッサム:あら、そう言ってもらえると嬉しいです。人を笑わせると、大きな喜びを感じますし、この特技は天からの贈り物だと思っています。あ、また話が逸れてしまいました。では、真の自分を知る事と、死にそうになった時に体験する臨死体験は同じようなものだと言えますか?

光連合:はい、そうですね。とはいえ、本当の事を言えば、これを経験する為に実際に死ぬ必要はありません。

実のところ・・・これを経験する為には‘生きて’いなければなりません。

あなたは経験をしています。

これは壮大な経験であり、これによって・・・全てが拡大します

この経験を役立てるのも、そうしないのもあなた次第です。これが経験というものの素晴らしい部分です。何故なら、‘故郷に帰る道’はそれぞれの魂が、自分で探すものだからです。

ブロッサム:面白い!今朝、それと同じ様なタイトルのビデオのリンクを送ってもらったばかりで、さらに驚いたのは、自分がそのビデオに写っていた事です!では、“そうであると知っている”という感覚はこういう事ですか、真の自分を完全に認識するという事?

光連合:はい、そうです。真の自分の中にある認識にこそ・・・全ての知識/認識があるからです。

ブロッサム:あんまりしつこく聞くのも気まずいのですが、では、真の自分を知るまでは、全ての知識/認識を持つ事はできないという事ですか?

光連合:それが正解です。

ブロッサム:でも、私の考えとしては地球という星にいる限り、真の自分というのを完全に知る事はできないかと思うのですが。

光連合:どうか、その部分を訂正させてください。肉体での経験は、単に真の自分が経験している事の一つです。確かに、地球という星の上、中、周囲の高密度のせいで、真の自分の感覚が鈍るというのはあります。

しかし、真の自分というのは・・・結局あなた自身です。

あなたが自分ではないという事は不可能ですよね。

あなたこそが“真の自分”です。

ブロッサム:確かにそうですが、地球にいる私は真の自分の完全体ですか?

光連合:あなたは真の自分の延長線上にいます。

結論を言えば・・・あなたは自分ではないものにはなれません。

しかしながら・・・あなたはありとあらゆる全てでもあります!

ブロッサム:出ました!また訳が分からない話になってきたし、反論もできないので、ここで終了するのがベストですね。なんとか、三度目の正直で、今回のメッセージやっと完結しました。とても楽しかったです!感謝と愛の奉仕をもって。

ブロッサム・グッドチャイルド

 

訳:JUN

 

※本文に記載されているビデオを見ましたが、私的には“非常に”気味が悪いものでした。

見たいという方は英語の原文の下の方にURLがあります。

このメッセージの内容をyoutube動画にしてくださっている方がいます。

音声と字幕で楽しみたいという方は是非どうぞ。

Kokoro century 

https://www.youtube.com/channel/UCeWgkShxNBKYFUbGxQepRhg

Kokoro century2 

https://www.youtube.com/channel/UChGA4r_tsBNFw4kthogaJbw

私のインスタグラム

https://www.instagram.com/lightworkerbyjun/

6月末に発売されるスターピープル誌に私の記事が掲載される予定です。

もしよろしければ、チェックしてみてください。


2030年への道~新しい世界の金融・統治計画とKARAプロジェクト(Part 4))最終章

2022-06-08 20:30:46 | 新しい時代の統治・金融システム・BPPF(個人年金基金)

KARAプロジェクト

※世界各地の文明は、日本人の原人カラ族が建設しました。 

(1)最高神“唯一絶対之創造主”と神々、そして人類同胞の共同プロジェクト

神々の世界とこの世は連動しています。そのため古今東西神代の昔から、為政者は審神者(さにわ:古代の祭祀において神託を受け、神意を解釈して伝える者)を介在させて神々の意向に添って政を司っていました。人間世界と同じ様に、神々の世界もそれぞれに応じて聖務が分担され、最高神“唯一絶対之創造主”の理によって審美されています。

(2)世界的な神託評議会の雛形

KARAプロジェクトは、最高神“唯一絶対之創造主の意向を享けて、神々と共にあります。その仕組みについては順次ご説明いたします。この計画(案)に十分な検討を加えていただき、その結果を原案として奏上したいと思います。天意は、人々の自由意志を尊重する原則ですが、その原則のもとに本計画やこの計画に係る個人および集団に対して的確で深淵なご指導をいただけることになります。非公開の睦で、世界的な神託評議会の雛形を形成してゆきます。

今、世界で覇権を争っている組織もまた、その時、その地域に応じた神々の啓示を受けています。したがって、結果的に本計画を実現させるためにそれぞれが役目を負っているわけです。例えばそれが災難であっても、結果的に最小限にとどめることが出来た、という流動的な進化を生み出し、次のステージに繋がります。

世界中で、この流れを担う方には、天の機密を実現するために、最も信頼できる方に過酷な現場を強いていますが、超えられる試練によって、それぞれの力量を十分発揮できるようこの計画は創られています。難関を超えてきた世界の同胞の英知と勇気によって、必ずや当初の目的が達せられます。

世界のドラマは、日本から発して日本で結実するという天地創造以来の遠大なストーリーでした。このKARAプロジェクトは、最高神“唯一絶対之創造主の意向を享けて、神々の足元で行われる世界に2つとないプロジェクトになります。

(3)未来永劫の世界平和につながる日本の基底構造の構築

地球史上何度となく繰り返されてきた盛衰の最終章です。5000年前から準備された聖なる道徳世界、3000年ほど前に“老子”で確立され、以来、宗教の奥義として聖人君子によって受継がれてきました。その成果は、平和を願う人々の心に熟成されています。世界には同源の秘密の聖なる共同体が混在しています。間もなく、計画の前面進み出て準備をするようになります。

ディスクロージャーは、偽りに満ち故意に置き換えられた多くの信念を正常化するプロセスです。そのすべての衝撃をいかに和らげるか、共有するすべての物事を共に詳細に話し合うことがとても重要です。そこでは、栄光に満ちたマザーアース、地球の秘密について最初のレッスンが施されます。この機会を通じてこれまでの人類史が、今日のためにあったという真実を掌握することになります。天与の仕組みを把握して、流動的に安定を保つ領域を創り出します。

(4)地球市民運動として相互扶助社会を形成してゆく金融システム

意識の跳躍を先延ばしにしてきました。アルマゲドンと言われる人々の病巣が地球規模で顕現するグローバル金融システムの準備状況の評価を目指したテストでした。すべては徹底的な金融/通貨制度改革のイントロダクションで、これは、貨幣としての富の分配に大きく影響します。さらに、それは広範囲かつ次第に変化していくデフレの結果として生じるでしょう。このデフレは、地球全体の商品とサービスの、より正確でより合理的な評価を反映します。

一方で、新しい天と神々の仕組みは始まっています。東西の相剋的歴史終焉のための霊的な鋳型づくりや調和条件を進めている関係者がポジションを保っています。そのように世界中が体制をとっています。紀元前3000年も前から準備がなされていました。そして、1234年に天命が火宅(一般人)に布告されました。帝王に天命があった時代1.500年間(文・武・周公など古代の帝王の時代)、それから師儒・僧侶(老子・孔子・釈迦・キリスト・マホメット)の時代が3.000年間、そして庶民の時代が今から10.800年間あります。

これを古史古傳などで「天地がひっくり返るときがくる」と啓示してきました。天皇や王様、強いては大統領や総理大臣、会社の社長もふくめ支配者のいない平等な時代になります。弥生時代と縄文時代の変遷も1000年間に及んだと言われているように、この時代の変化にも長い準備期間がありました。「唯一絶対の創造主」が主宰する新しい時代は、もうすでに200年も前から始まり、すでにひっくり返っているのですが人々が自覚できない状態にあります。

冒頭の「水瓶座の時代」や「天の奥義」に見るように、新しい神の仕組み中で衰退する過去の仕組みを演じているにすぎません。ご承知のように、古今東西、歴史が証明しているように、王族も宗教界も企業、個人においてもしかるべき見識を持った方々は、いずれかの霊的な指導の下に決断を下し主権を行使して来ました。にもかかわらず、世界がこの仕組みを掌握しきれないのは、

この秘密の仕組みが霊界において守られているからです。つまり天の理にそって時が満ちたら日本から発進されることが赦されているからにほかなりません。前半に「唯一絶対之創造主が主宰」することをご説明させていただきました理由は、そのとき世界にむけて日本から発進されるべき重大な課題や計画があるためです。

(5)計画の筋道

これから10年間世界は、今まで以上に、あるいは予想をはるかに越えた変化を伴います。それは、冒頭でご説明しましたように、この天の仕組みがその時期が来るまで秘密であったため、先が見えない状態になっています。当然、各国も古来からの伝統で霊的やサイキックな力をかりて、あらゆる方法で未来を探索してきましたが、それでも先が見えない事に困惑しています。

多くの審判者(さにわ)は、霊的世界お混乱していることを伝えています。いい例は、天皇の御霊入れの神事と資金名義者が資金化のために奔走しましたが相容れませんでした。人類の黄金と覇権を巡る争奪戦、あるいは世界銀行や各国中央銀行のリストラクション、国連など国際機関の再整備なども新しいアイデアが生れては消え混乱はさらに深まり、遂には存続の危機を迎えることになります。

古い体制の賞味期限が切れていることを承知していながら、どれほどの時間をかけてこの問題に取り組んできたことでしょうか。1980年代の英国のサッチャー首相に代表されるように、その混乱は古い体制が続く限り、あるいは古い体制を改革しようとする内部改革が継続される限り、体制は維持できなくなり、昔のように革命や戦乱、そして末日の再来を招くことになります。

(6)ステュワード(世話役)の策

KARAプロジェクトは冒頭の流れに添って計画されるようご提案いたします。理念を確立し、その上で三層(天・地・人)の経綸を掌握し、基盤コミュニティの規範を作成し啓蒙の発進地を設定します。これは始まりに過ぎません。

(7)世界の計画・改革すべてを容認し、2つの選択を同時に進行

トランプ大統領だけではなく、情報機関を収集し柔軟に即応することは世界中の国家や秘密機関で行っています。その結果多くの問題を作り出しています。旧属隷社会は、この混乱を恐怖に変えるプロパンガンダを馳駆して、支配の手段に活かして来ました。このようですから、天命が変わらない限り、世の中は頽廃して崩壊の時を迎えることになります。歴史はそのように繰り返して来ました。

古代から準備されてきた天のときに至ったために、属隷社会に「古道復興」の号令が発せられ、民主の熟成と個の尊厳が復活してきました。人々が忍耐強く勝ち取った新しい時代を天が守護します。重要なのは、すべての人に覚醒の均等な機会が与えられていることです。そのために世界の改革がソフトランディングし、高密度化(物質化)した人々の生活にダイレクトに多くの影響を与え恩恵が得られるように構成されています。

また、一方で、9.11のあと、シティバンクを発端にリーマンショックを演出し、メガバンクや保険会社の金融システムを崩壊させ、EUの解体などそれまでのワンワールド構想のすべてを粉砕した流れはまさに神技といえます。あるいは力のバランスが変化した結果、偶然新しい流れに取って代わったといえます。

破壊と再生、繰り返してきた人類の性、そして現在、偶然起きたように始まった「永遠の命」が与えられる時代、この2つの流動性を同時に進行させる良心佳期が与えられました。この天の縁分を如何なく活かすのは「同時進行策」です。つまり、今までやってこられた方策はそのまま続行され、一方で今回のKARAプロジェクトを実践しながら観察する方法です。全体を見渡せる策の上の方策です。

(8)進行中だった流動的な3本の柱

三つの主要財務計画が準備されていました。

第一がメイン豊饒プログラムで、それは今、その完成と配送へ向けてゆっくりと曲がりくねりながら道を進んでいます。

第二は、莫大な負債免除プロジェクトで、これは個人や企業および国家に対して私的に施されます。

第三は、世界中のたくさんの国家に配布されることになっている巨大な豊饒プログラムです。

この三つのプロジェクトは、仕組まれた果てしなき障害にさらされてきました。これらの障害をセットしたのは、数々の主要経済大国、グローバル経済界、および最後に残る対立する秘密結社の話し合いの結果でした。これらのお金の配布が、意図した受益者に確実に到達させるために働いている連合体によって、最後の障害が今や取り除かれつつあります。

しかし、最後の障害が今や取り除かれつつあるにもかかわらず、これらの計画は、成果もおぼつかないまま状況が縮小し、その結果ますます実行が難しくなり、巨大な豊饒資金の管理についても曖昧なまま、苛立ちを抱えています。30年に及ぶ内部改革を繰り広げてきた結果、超法的な金融システムに制約が加えられ、強攻策に転じたことが悪循環を生んでいます。一方、KARAプロジェクトの視点で見ると、予定通りの環境が創られつつあります。

(9)新しく浮上した流動的な三本の柱

 20年の空白と言われた日本経済の低迷は、ディスクロージャーによる人々の意識改革を急速に早め、以下の流動的な三本の柱によって、BPPFを実行可能にし世界を導く原動力に変えることになります。

第一は、本プロジェクトの原資である担保となる金の存在

第二は、300人委員会主催(古い仕組みを再生)のアジア発福祉・医療・環境・教育などプロジェクトの信託保証システム

第三は、国際合意(各国の事務レベル協議会の発足)と新しい世界体制の雛型

この実践の骨子は、本報告の冒頭に記載した通りです。

(10)福祉のシステムと戦時賠償

「国際的に福祉のシステムが危機に瀕している時にのみ特例として天の干渉と規制が行われる。」、この機会は迫りつつあります。2018年一般会計総額は97兆7128億円で、6年連続で過去最大を更新しながら、高齢化を背景に医療・年金など社会保障費は歳出全体の3分の1超に膨張しています。国債償還の見返りに、日本の医療システムや医師のモラルが懐柔され、国民は税金の負担と医療費の二重払いを強いられ、しかも医療現場において戦争の比ではない多くの命を犠牲にしています。

世界負債機関の所有する約20京円の債権が帳消しにされることはなければ、超えられないのが世界経済の実態です。福祉のシステムの危機的状態には、国際金融システムに対応する政府の苦心が見られます。 

福祉のシステムの危機を契機に、国土環境の再生、格差是正、砂漠の開発と国境の実質廃止を国際的なステージで実施される環境が整います。財源問題は世界の信用を再構築し、個人あたり1千万ドルの戦時賠償は、インドネシアやカンボジアの戦争犯罪に従事した兵士そして被害者と国民全体の意識と心の傷を癒すきっかけになります。人類すべてが被害者である意識、その原罪(無贖)が明らかにされ真実の魂の解放につながります。BPPFはその日常生活を改変するシステムとして機能します。

(11)各国の事務レベル協議会

キリスト教徒、ユダヤ教徒、イスラム教徒、仏教徒、ヒンズー教徒など、様々な派閥間では、協調によって舞台裏で政治的イニシアチブをとりながら、秘かに多国間の動きに関わっています。日本も由緒ある神社を中心に世界の神秘学者相互の交流も行われてきました。いずれも歴史的真実や本来の真理探究の道が閉ざされてきたため、偏光した研究にかわり自虐史観や持説を固持するため公の立場を築くことが出来ませんでした。

この重要な時期、1980年代、天は密かに、国際的な事務レベルメンバーを世界各地域に配置し時の体験を経ました。国際的な500人のロイヤーやホワイトハットのようなワンワールド構想に係る意図的な構成ではなく、300人委員会のように時代的・必然的(生物学的な意味も含め広い意味の世代交代)に会集し、しかも外国籍でありながら日本に長く滞在した経験を有している素性で、自らの役割をも自覚しています。

(12)福祉に焦点をあててきた政策

言うまでもないことですが、戦後、世界は福祉を重点とした政策で民主化を推進してきました。福祉モデルの東欧、ぺリリュ-島などの無税・非労働などさまざまなテストが行われてきました。現在行われているベーシックインカムも古い経済システムですがスイスを拠点にプロパガンダされています。この擬似テストには、いずれも強烈な妨害が入るよう仕組まれていました。明るい未来を幻想させその間に新たな支配・搾取プログラムが施されました。

日本でも田中自民党時代に、日本列島改造と相まって大々的な福祉プログラムが遂行されましたが、結果的にバブル崩壊と共にすべてが崩れ去り、後には巨大な利権構造が露わになりました。市民も株投資や蓄財と消費生活の放蕩三昧に明け暮れていました。わずか30年ほど前の残像です。

(13)日本の道州制が世界の地域モデル

地と福祉の時代(小さな政府)を具現化する道州制は、今までの地域自治体の統廃合でマニアル化が洗練され準備が整っています。具体的には医療・福祉のいわゆる地域医療構想の段階的な実践、それを押し進める政治・行政体制が変化を余儀なくされるほど総合的に且つ急速に日本国民の意識変化が進み、予算措置の矛盾などを国民全体で大々的に議論することが出来る環境が出来上がってきます。

世界的もこうした日本の動きに注目し、KARAプロジェクトによって兼ねてから進めている新しい金融・経済を本格的に稼動するようになります。つまり日本スタイルの医療・福祉政策をベースにした、地域・国家の構造を再生するための国際事務レベル協議会的な国際フォーラムが国際社会の表面に顕現します。この段階で実施者であり歴史的原因者である日本の保証によって、各国の医療・福祉改革に対し、国際的な公共ファンドの資金が本格的に活用され始めます。

原因者である日本は、アメリカやフランス、そしてトルコなどをコントロールしてきました。自国民を犠牲にすることで正体を隠す歴史的な戦略は、今の北朝鮮が多くの国民を犠牲に体制を維持してきました。もちろんこのシステムに連なる世界のカオス専制国家の大半も同じ形態でした。

それぞれの国の政府・国民の慣習や考え方を癒しながら、日本などその道の先進国が技術やマニアルを投入しながら、地域・国家間の互換方式で新しい地球社会がスタートします。実際にはかなりエネルギッシュでハイテンションになります。政府の全体計画の全体は学・官・産が協同して心血を注いで戦後復興計画ですでに検討されて確立されていたものです。よからぬ抵抗で国民にとっては煮え切らない状態で見え隠れしていました。

現状の国家機構では、資金が動くこと、そしてそれを運用するにはそれぞれの関わりある議会で予算計上されなければなりません。国際間の銀行も関連します。そういう社会基盤の合意形成の整合性は極めて微妙であり、且つ必然的な手続きです。

世界の雛形として世界の文化・風習そして民族の属性の融合性に見合ったものに再編します。小さな政府、国は外交、安全保障、通貨など必要なことだけ行います。金融経済、医療、福祉、教育など日本生存の根幹に係る問題を根本的に是正する施策は、世界が一体化するまでの過程を想定し、古代の構想が引き継がれていることに注目すべきです。神々の世界統治計画が定まったのは中国文明の発祥に遡ります。

日本の市町村の廃置分合は明治・昭和・平成と大合併が行われてきました。今日、政府などが掲げる合併推進の目的は、地方分権に対応して基礎自治体の財政力を強化できる。モータリゼーションの進展に伴う生活圏の広域化に対応できる。政令指定都市中核市特例市になれば権限が移譲されるなど、多重化構造の地域自治を世界的規準に引き上げてきた歴史といっても過言ではありません。その結果、日本に世界のモデルとなる新しい地域の統治構想が浮上します。

その基盤が道州制構想になります。松戸市の松本清市長が「すぐやる課」を開設し、公務員の意識改革から始まりました。公務員制度の再構築など、過去の支配階級制度の中枢を大改革する一連の重要な流れとなっています。建て直しが国の中枢からではなく地域から起こっていることは、市民の一人ひとりの意識を改革し将来の地域社会のあり方、「家族と地域の安全・安心」生み出す原動力となるわけです。

その結果である道州制が世界統治のモデルになりうることは、日本の甦生の必然性からしても世界平和の礎として最も効果的な配慮であります。その移行の荷車には、日本の優れた精神性、農業・林業・そして科学技術が詰めこまれ、世界的に、今まで以上に、人々の生活向上に多大の貢献をすることになります。

(14)旧社会システムは崩壊する

金融システムが無くなる過程のパニックを回避する要因は、世界の国々の合意形成と、地球市民の覚醒によります。世界各国の合意形成は仮装しながら着々と進行していますが、多くの金融当事者は利害の枠を超えることができません。つまり目的が曖昧なまま進行しています。又地球市民の覚醒テンポは、行政の意識改革が先行すれば効果的ですが、公務員等の統治体の守旧要員は、社会や経済の歪が限界に達しているにも関わらず、問題点を業務上の机上操作(法の解釈)や小手先の対面サービスに転化しています。その悪癖は、経済が厳しくなればなるほど露出し、やがて責任回避の内部崩壊と自浄効果を起こしてきます。国も地方自治体も再建不能に陥るような多額の赤字を抱えていることが経済の仕組みとなっていますが、奇しくもこのことが世界の合意形成を促進するキーワードになる可能性が高まっています。

(15)国々の合意形成と300人委員会

世界経済の低迷が続く中で、アジアと西欧、北と南、先進国と後進国、資源と技術、貿易と為替、オン・マーケットとオフ・マーケット…など複雑な統治や経済の枠組みの中で、それぞれに利害調整や独自の提案がなされてきています。複雑化の利点をポジティブに見れば、分断化が行過ぎたため“産学協同”のように明らかに統合したほうが合理的だということが噴出して、隠蔽してきた問題が公になったことでした。情報化がこれをバックアップして巧妙な搾取手法が次第に露呈したため、権力の抵抗はあらゆる分野で暴力を正当化する露骨な動きを続けてきました。

こうした傾向は、G7・G8・G20など先進国首脳会議に対し、ブラジル連邦共和国・ロシア連邦(旧 ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国)・インド共和国・中華人民共和国・南アフリカ共和国の社会主義を包括した共和国共同体BRICSの活動方針に強く影響し、それは、ちょうど1798年2月15日 市民が教皇国家の権力崩壊とローマ共和国の成立を宣言し、ローマを占領していたフランス軍によってその市民の勇気ある行為が公認された当時のシナリオが、まもなくアメリカ合衆国の市民と地球連合軍によって再現され、世界196カ国すべてのさらなる合意形成に重要なステップとなります。

この合意形成は、貨幣や市場など金融経済の問題にとどまらず、国連における国家のバチカン承認権、君主の任命権、国際司法の裁量権などなど、今までの世界統治機構に代わる斬新で暫定的な仮合意のステップアップが諮られてゆきます。又一方では経済発展のためプロジェクトの見直しが盛んになり、その資金調達の動きも公開されるようになります。いずれもクォンタムな合意形成に貢献してゆきます。

また、世界経済再生計画として取り上げられている、石油・天然ガス・石炭などの大型プロジェクトは環境問題がさらに顕著になる段階に入ります。ほとんどの大規模資源開発・インフラプロジェクトはスローダウンし、準備されている全く新しい地球環境再生プロジェクトがスタートすることになります。

現在の金融システムで市民生活を継続させながら、市民監視の下に旧体制内の新しい金融改革を進めながら、相互扶助による、受益者のための受益者による金融システムが新旧金融システムと連携し、市民生活に支障がなくなった時点で相互扶助独自の金融システムが従来の裏表を含めたすべての金融システムを吸収統合する仕組みになります。

BPPFの発効時に、受益者に対し安全・安心の独自性と運用面の信頼性を担保することが必要となり、安全で円滑に移行するには、受益者が新・旧どちらを利用する場合でも、あるいは併用する場合でも、その透明性と有用性がシステム全体を補完し続けるという保証を世界に明確にします。それが、個人のBPPFと世界の金融経済を市民が運営するという自覚に繋がる転換点になります。やがて金融システム・貨幣経済ら貨幣の経済システムへの移行を受益者(地球市民)が完成させます。

そのため「金融」と言う生活手段が人類史上で果たしてきた役割、それが現在の生活意識に与えている影響を観察して、クォンタムな進化を促す「社会再評価」のステップを踏んでゆきます。

(16)暗黙の凶暴による混乱は続く

円が70円~140円の闇の計画を逆手にとって、O金利など、すでに穏かな経済恐慌に入っています。世界の金融の主導権の変わり目に慎重に対応する為には、穏かなフリーフォールが必要です。もともと恐慌はつくられた仕組みですから、今までのような搾取手段としてのバブル崩壊も必要なく、管理されている旧体制にはそれすら出来ません。投機に浮かれている人は打撃を受けますが、一般市民の生活に出来るだけ影響を与えないように計画される段階になっています。特に高齢化や医療など福祉を支えてゆきます。

経済の異次元契約はBPPFの柱であるOPPTが日銀関連で日本発であることもわかり、中国・ロシア・米国など大国の動向も掌握できることになっているので、国際合意の道筋が整えばマクロ的な軌道は確立します。しかし一番大事なのは、ミクロ的な問題です。人々の受け皿をどう構築するかという歴史始まって以来の課題、豊かになると人々が頽廃し崩壊を繰り返してきた歴史をどう清算するかという課題です。

1234年の天命で根源創造主・明明上帝(元無極躰主大神)が主宰する世界(原点に還る)に大転換し、明治維新の前後にそれが実質的に火宅に降り、宇宙・地球・国・地域・家族・個人それぞれの変革は始まっています。この点でもマクロ的には準備が整っているわけです。

(17)個人的なお金の信念の統合

各国の歴史的債務の帳消し(日本は現在1200兆円の赤字という財政トリックの公開過程)、ここでも旧来の社会システムと市民意識が壁となってきます。「個人的なお金の信念の統合」の問題です。古来から理想論とされてきましたが、経済が豊かになり76億の人口になって実現の「聖なる鍵」も用意されています。それでも社会の実体は暴力・麻薬・売春・人身売買・あらゆる欲望が渦巻いています。

「最悪の事態に最高のチャンスが降ろされる」が天の仕組みです。天の恩恵によって人々の叡智が発揮されます。つまり目の前の課題・問題が、人々に課せられた素晴らしい恩恵(聖なる機会)になることです。

今まで抱えていたジレンマを打破できる可能性を見出しています。国をはじめようとする時には、古代からの叡智は、物や人が行き来できるよう先ず路を造りました。それがさらに遠くまで路を造り、やがて国中の隅々まで豊かになってゆくということでした。路の交差点には、コミュニティができて新しいものを生み出す宝地(智)が創出されるということでした。今世界中に道は繋がリ高速で移動できます。世界中のコミュ二ケーションも瞬時に行えます。この機能は、「信頼の意志相通」も速やかに可能にしています。

(18)序章後書き:真実の歴史

世界各地に点在する朽ち果てた神殿の廃墟から、人類六万年余りの興亡と盛衰をうかがい知ることができます。それは、人々の心が頽廃してゆくことを予言するものでした。黄金の谷には、朽ち果てた骨が満ちていますが、そここそが出発点です。

聖書(エゼキエル 37:1-28)

主の手がエゼキエルに臨み、主は彼を主の霊に満たして出て行かせ、谷の中に置かれます。そこには骨が満ちています。谷の面には、はなはだ多くの骨があり、皆ひどく枯れています。主が「これらの骨は、生き返ることができるのか」と問われると、彼は「あなたはご存じです」と答えます。すると、主は骨に向かって「あなた方に息を入れて生かす。あなた方の上に筋を与え、肉を生じさせ、皮で覆う」と言われ、エゼキエルにそう預言するよう命じられます。

彼がそのように預言すると、動く音があり、骨と骨が集まってくっつきます。その上に筋ができ、肉が生じ、皮がこれを覆いますが、息はその中にありません。主は彼に「四方から吹いて来て、この殺された者たちの上に吹き、彼らを生かせ」と息に預言するよう命じられます。彼がまた預言すると、息が入ります。彼らは生き、その足で立ち、はなはだ大いなる群衆となります。その時、主は「これらの骨はイスラエルの全家である」と明かされます。彼らは「我々の骨は枯れ、我々の望みは尽き、我々は絶え果てる」と言いますが、主は「あなた方の墓を開き、あなた方を墓から取り上げて、イスラエルの地に入らせる」と約束されます。それから、主はエゼキエルに「一本の木を取り、その上に『ユダおよびその友であるイスラエルの子孫のために』と書き、また一本の木を取って、その上に『ヨセフおよびその友であるイスラエルの全家のために』と書け」と命じられます。そして、その二本の木を合わせて一本の木とするよう命じられます。彼の手の中で一つになるというのです。これは二つに分かれた国が再び一つとなるという意味で、一人の王が彼ら全体の王となります。その王とは主の僕ダビデです。(エゼ 37:1-28)

聖書に伝えられているように、人心の盛衰・頽廃・勃興は何度も繰返されてきました。12000年前にはアトランティスとムーの興亡と大陸の沈没もしかり、また、ノアの洪水伝説で語られているように、頽廃から脱した聖なる人々が人類の神宝を携え、血と水と共に約束の地に向かいました。

復活のイベントは、ムーやアトランス大陸が崩壊する前に聖職者によって新しい時代に供え5000箇所のピラミッドを日本に設置し、21世紀、新しい世界を創造するために聖地を封印しました。それは日本のひふみ神示における最後の一厘というべき、《岩戸開き》の秘密と符合するものです。

また、アトランティ文明はエジプトへ、ムーの魂は日本や南米などに回避し、そこからメソポタミア文明エジプト文明インダス文明黄河文明が興り、そして長江文明メソアメリカ文明アンデス文明などが発祥しときに備えてきました。

※  欧米では、「肥沃な三日月地帯」や前述の六大文明などといった人類の古代文明の発祥の地を「文明のゆりかご」(Cradle of civilization)などと呼んでいますが、天は物質文明の「ゆりかご」に酔いしれ頽廃してゆく様を憂いています。一刻も早く国境の弊害を取り除き、さらなる高次元との交流を整えるよう示唆しています。

ムー大陸を内因とした日本、アトランティスを外因としてその文明を継承したエジプト中東地域など七大陸(西アジア・東アジア・ヨーロッパ・アフリカ・北アメリカ・南アメリカ・そしてオセアニア)の文明圏に分かれ、大洪水や国家の勃興を契機に日本を核に相互に聖なる往来を重ねてきました。

例えば、日本に存在するアーク(契約の箱)に納められている十戒の石盤は、ムーの王様である証とされ、古代エジプトから日本に運ばれ、同時に神器の存在とその真宝について再びと伝承されました。

カゴメの詩に代表されるように、全国津々浦々にその謎の童話や伝承が折り重なっていますが、真実が明らかにされ日本から世界に真実が宣化される日を待っています。

歴史の筋道が明らかになり、人々も自らの存在意義に気づいて、さらに人類の覚醒に貢献するものとして、永遠の命を奉ずる境涯に入ることを赦されます。天・人・地の三層の合一によって、すべての人が進化の道筋に騎乗することができる仕組みです。人々がみな公平に新しい時代に入ることができる唯一の道筋です。

宇宙同胞からのメッセージによると、本格的なステージを前にして人類の覚醒は70%に達しました。あとの30%はこれからのステージで人類自らが実行し達成する目標です。地上では体験による切磋琢磨と輪廻転生によって優美な自性が顕現され新世紀の創造を担います。また地底アガルタからは、黄金に輝く数千万の菩薩が地上に顕われて人々の修道に添い遵います(法華経・従地涌出品)。

長くもあり一瞬でもある人類の覚醒・創造物語の最終章では、人々の殿堂が配置され、そこでは神と人との厳粛な秘儀が接受され、神と共に人々が生活する「神人一体」の世界が実現します。5軒に一軒の割り合いで分院が配置され神殿文明が世界に広まり、古来から一貫して継承されてきた天の運びは成就されてゆきます。

その起源、2万年前、日本はアジア大陸と地続きで世界を治めていました。中国の神話の源は日本の神話、つまり中国の神話の神々は日本の皇祖神です。宇宙創成の始まりから、人類の歴史は転変し129600年の周期の羊(十二支)の会、未申の鬼門と言われてきたどんでん返しの節目、その始まりが中国の神話の「三皇五帝」です。ムー王国は、中国の神話で夏・殷・周の名で知られています。実は古代日本の世界王国です。中国(中華)という枠組みが黄河文明として歴史の要になり、中国文化を支えてきました。中国と米国の貿易覇権などの政局の行く末にも解決の道筋が敷かれています。紀元前3千年前の世界の大洪水に前後して、新しい時代を創成する準備がムーの神事を継承する日本を中心に静かに始まりました。その天・地・人の創造の道筋を「古道復興」といいます。天の神託を授けた日本の歴史は、いまも日本にあります。古道復興の原点の地に立っています。76億人口になった人類で、最も人口が多いのは中国人です。中国の共産主義が崩壊し、儒教復興のとき、世界は震動します。

また、ヤファエーは、紀元前1550年、殷の湯王が、夏の暴君「桀」を滅ぼすとき、暴君として歴史にのこった「桀王」に転生しました。実際、桀は日本の京都で生れ中国に渡り、この物語を創造し中国史の基礎を定めました。これによって有徳者による禅譲から放伐による帝王の人情による譲位(実子に譲位する)に変わり、以後、天命が帝王から師儒僧侶に変わり老子・孔子・・・と続きました。このように禅譲を中国文明の基礎(大同時代を築いた文明)としました。そのためにヤファエーは桀王を演じたのです。

死海文書でも明らかにされたように、キリストはユダの裏切りによって磔にされ人類の原罪を贖なう物語が創造されましたが、実際、ユダはキリストのもっとも信頼する同胞でした。日本修業時Aあ代皇祖神から伝授された「真理」をキリストから相伝されたのはユダでした。聖書には「目から鱗が落ちた」と印されています。神々の墺妙な叡智と恩恵によって、人類は深遠な体験を享受することが許されてきました。

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真の学問と学の階級

2022-06-08 20:18:54 | 道すなわち真理

21世紀が感性や直感だけの世界になるような風潮がありますが、確かに今までがあらゆる面でマニアル化され自分自身を見失っていた時代ですから、感性や直感という気づきの段階が必要でした。

しかし、人は個々それぞれの進化の存在で、多種多様な環境に置かれています。21世紀は太平の世、大同世界に入りますが、今までの経済中心の汚濁の世界は徐々に風化して、生命本来の道徳的環境が復活してきます。

そこは神々の奇跡、無限の叡智の世界です。自由と尊厳を回復する美しい生活空間ですが、汚れた土足で踏み込むことはできません。身の丈にあった入り口が用意されてます。

真の学問と学の階級

學問の道は極めて広泛で奥深く、一生かかっても極めつくされるものではありません。
これを会得するのに、平易な物もあれば困難なものもあり、滑らかなものもあれば険しいものもあります。何れも努力を必要としないものはありません。學問は人に及ばないものであるが、又人より失い易いものであります。ちょうど逆水に船を漕ぐようで、進まなければ即ち後退してしまいます。限度が無いから自分の程度が分かりません。學問は真理に近づく道でありますから分野や性質が違っても完成への到達点は一つであります。

人によって道程の差異はあっても、極めるのに純粋性がなければなりません。頭脳・性別によって早晩の別はあっても、熱意が欠ければ不可能です。孟子は「学問への道は放蕩化・散漫化した心を収めることに外ならない。」といわれました。堕落・怠惰した心に鞭を加えて、奸巧なく精勤し完成にいそしむことです。いかなる道であっても、習い學ばなければ成就できません。

老子は、「わたしは聖人ではない、學んで知ったのである。」といわれました。
孔子は、「わたしは、生まれながらにして道を知り物識りになったのではない、ただ古の道を好んで黽勉(勉強)怠らずして、ついに求め得ただけのものである。」また、「わたしは、何でも知っていると人は思っているらしいが、別に何でも知っている訳ではない。

ただどんなに卑しいつまらぬ人でも誠意をもって聞く時、袋の底を叩いて中のものをすべて外に出し尽くすように、その善悪・陰陽・因果その他何でも両端から説き質して本当のことを懇切に教える。それで教えを受けた人にとって、私は何事も知り尽くしているように見えるかも知れないが、ただ自分としての誠意をもって教えているだけである。」と謙遜されました。學問の大事は博く学ぶのと、深く思考することです。

大事なことを忘れず、変わらない熱意をもって追求して已まず、積極的に勉強して気を散らさず、日々発奮して気を換えてなりません。何れの學問を極めるにしても、自己完成の學を好むものにして始めて出来るものです。顔回(孔子の弟子)の「學を好み、怒りを遷さず、過ちを再びとしない」態度は典型的であります。

一人一人の霊気によって頭脳も違います。これを孔子は、人間の天禀には四通りの等差がある。第一は、生まれながらにしてあらゆる徳義を知り尽くしている者があるが、これが最上級である。(恐らくは聖人がこれに当る)第二は、学びてこれを知る者が次であり、
第三は、初めは學に心坐さず、いよいよ行き詰まって困ったあげくに苦しみ苦労して学んでやっとわかる者はその次であり、第四に、行き詰まって困りながらも学ぶことを知らず、苦しんで学んでも大事なことの分からない人、学ぶ気のない人は、更にその下である。と、四段階に別けて論じられました。

學問は中道の道に達してこそ円熟が得られます。中道の道に反した學問の存在はあり得ません。孔子は、子路に六言六蔽を引用し學問の重要性を説かれました。つまり學には仁、知、信、直、勇、剛の六つの徳目があり、學を好まない為に生ずる六つの弊害が起こることを知らしめたのであります。

一、仁徳・美徳を好むことは極めてよいことであるが、學をこのことをしないと、愚の弊に陥り陳腐します。お人好しの行き過ぎは愚かであり、人に欺かれます。愛着に溺れると反って人間を害毒します。

二、知を好んで、それと共に學をしてよく磨くことをしなければ、空想・妄想家になり、一人合点して取り留めのないことを考えます。行いに締りがなく、ただ徒に高きに馳せ、広きを喜ぶ弊に陥ります。

三、信を好んで學を好まないと條理を弁えず、真実の信を弁えなければ、只徒に盲信してその言葉を守り、間違った約束を守って悪い仲間に落ち入り、物事を傷り害う弊害に陥ります。

四、直を好んで學を好まないと、人間を相手にして人間以上のものを求め、相手に無理を強要し、相手を生かさずに傷つけ責めるのを急ぐあまり、狭くてゆとりのない窮屈な弊害に陥ります。

五、勇を好んで學を好まないと、物事の道理が分からなくなり、乱暴・我儘になります。
徒に人に加える方面にのみ働くから、その末は、叛乱さえも起こすに至る弊害に陥ります。

六、剛を好んで學を好まないと、物事の道理が分からず偏見・狂気になり、落着するところを失って、徒に力を振り回す狂者の弊害に陥ります。要するに六者は美徳ではあるが、その美徳を全うする為には、広い見識を立てる為の學が必要であることを教えたものであります。

これによっても如何に學問を積むことが肝要であるかが想像されましょう。學問家とは、傲慢・不遜の態度をさしているのではなく、學問臭いところがないのが真の學問であります。學の階級は継ぎの五通りの段階に区別されます。

すなわち変化學、認識學、治平學、理数學、性心學であります。これを説明しますと、

一、変化學
これは、通常の社会人が知っている狭義的な変化學ではなく、極めて広い範囲の意味を含んでいます。すなわち神から与えられた宇宙・万象すべての物質が人間の頭脳の機知変化によって一つの物体、一種の利用価値のあるものに創り出されることを変化學といいます。自然的形体から人為的加工体に造り換える學問であります。一脚の机をもって例えると、机の本質も元は樹木で、人間の加工によって変化したものであります。茶碗の元は粘土であり泥であったが、人間の手によって型作られ、それを炉に入れ焼かれることによって成り立ったものであります。一組の機械も同じことで、元はただの鉄や鋼にすぎませんが、人間の精密な研究と努力とによって組み立てられたものであります。数種の物質を応用加工して一個の生産機に造り換えるには、多大の精神力と代価を払わなければなりません。数多い試験と失敗を繰り返してから漸く成功します。また、性能の低いものから性能の高いものへ、粗末劣悪の品質から優良精密の品質へと改革・改良していくには相当の努力を必要とします。生産の遅い、旧い悪い形のものから理想的な新しい良い型のものへと造り換え、自動大量生産化していく、これらの能力を有している人を発明家、又は學士・博士とも言います。工学、農学、建築、物理、化学などはこの中に含まれます。士とは、成功者対する美称であり、學とは、浅きから深きへ、悪しきものから好きものへ、不理想から理想へ、工夫改善することで、博とは広く見聞や研究をされた意味を表します。

二、認識學
これも広義的に説く認識學であります。すなわち宇宙間、上は日・月・星座星雲の天体から、下は河川・山岳・海洋の一切、中は動物・植物・鉱物の動・不動の形物に至るまで如何なる品名と性質を有しているか、その形態の状態とによって、どの地方に生産・発生されるか、どうして始まり、どのような経過を辿り、如何なる結果に終わるかなどを詳細に解明する學問であります。また、天地・気候・年代・潮流とどんな連携をもっているかが認識でき、そして人間に有効であるか否か、応用できるか否かなどを見極める學問です。
一つの薬物がどれ位病体・病状に影響するか、薬効の正確な判断は難しいことであります。一つの薬品が化合して何種もの物品の製造に役立つかを知ることも容易なことではありません。生物・天文・歴史・地理・考古・医学等はこの中に含まれることになります。
これらの能力を有している人を見聞家と称し、あるいは博士とも言います。

三、治平學
これは、徳を以て世の中を和合させ、統治する學であります。我々によって発明・製造された一切のものは、人類が享受する為に為されたはずであり、人々の便宜を図り、人々の幸せを思うがために尽くされたものであります。例えば花壇を造園するのも、人々に鑑賞させ楽しませるが為であり、一つの機械を発明するのも、我々に利用させ生活をより良く向上させるが為で、飛行機・気車・電車・船舶・自動車等の発明も、目的は人間の心を快適にさせ満足させるが為に追求されているに他なりません。人間最大の希望は永遠に争いのない、苦のない、不便のない、太平の幸福にあります。人間の本質は、決してそれを悪用して人類滅亡や幸福を脅かすことなく、又不幸、貧困、戦乱、災禍のない理想的な世界の実現を希望しています。しかし、有史以来の世界は、時には乱れ、時には治まり、不正常であります。人類の熱望するところの幸福の為には、昔から沢山の立派な英雄・豪傑や政治家が現れて暴虐を除き、善良な民を安護してきました。禍や災難を治めて平和たらしめ、天下の同胞が一方の塗炭の苦しみから解脱せしめ、不安恐懼のない安居楽業の生活を享受させました。範囲の広い幸福を計った人ほど人から崇拝敬慕され、これらの能力を有している人を治平家、または英雄と称されます。文学・教育・法曹・政治・経済等はこの中に含まれます。

四、理数學
この理数學も現代社会の知っているところの狭義的なものではありません。広義的理数學は、天地の開闢を知り、日月の盈虧を計り、陰陽の消長、寒暑の往来、世道潮流の変化、時運の変遷を理数の上から計算して悟得する學問のことであります。人心の善悪を弁別でき、時勢の推移を見通し、事の成敗、過去・現在・未来を的確に判断・計議できる能力を有している人を知識家と称し、また賢人とも称されます。易学・哲学・心理学・預言者などはこの中に含まれます。

五、性心學
この性心學も現代社会で知っている所の性心學ではなく、むしろ現代社会の知らない性心學であります。これは、先天・後天の在り方、宇宙森羅万象を含む一切の有形無形のものの創造理を悟り、それに通ずる學であります。すべての物体は、この定理・定数の範囲から出ません。物事の終始本末を悟り、万古不易の真理を定義し、由来と未来の理を確立して人類を苦の因果の梱縛から脱せられる法を参悟する學であります。霊の浄化、心の洗浄法を会得することは至難の業であります。どんなことでも、根本原理を追求して至らねばなりません。この原理は、千秋万古を経て真であり、常に不変の存在であり、如何に攻撃打倒しようとしても不動体であり、どんな強力な力でも覆すことはできません。この真理を求め、これを掌握し、大霊に融合する「道」を得た人、それに到達した人こそ最高の學を修得する人と言えます。前記の仕事を為し得られる人、または、これらの能力を有している人を知慧者と称し、あるいは聖人とも称されます。神學・宗教學はこの中に含まれ、老子・孔子・釈迦・観音菩薩・達磨大師・キリスト・マホメッドなどはこの域に達せられた方々であります。

我々が学んでいる「道」は、すなわち性心學であり、最高位にあたる貴い存在であり、學の五階級の中でも第一等に算えられますが、さらに性心學は五段階に別けられます。

【粗理】=あらいり
聖人は、幽玄なる奥理を人に説明するのに、人によって法を説く関係上、 普通一般の人に説くのを主旨とされています。これは、因果応報の的確と、宿業罪業の報復を「瓜の種には瓜の実、豆の種には豆の実」と述べられています。すなわち善を為せば善の果を得られ、清白の行いがあれば清白の報いがあり、時期が到来すれば必ずその報いが来るという平易な理であります。一般人はこのような啓発によれば一番目覚め易いからであります。

【細理】=こまかいり
聖人が程度のやや高い知識層に説く主旨であります。聖人は、人々に道徳・倫理の根本を教え、義理と人情の必要を説き、禮教・仁愛の大事を納得させました。社会は、天下の人の社会であって、自分1個人の社会ではないから、相互の親愛がなければなりません。だから生きている以上は、人を愛し、世間の危機を救い、己の態度と行為を正しくし、意を誠にし、心を正し、身を修め、家を斎へ、国を治め、天下を平和にする順序を明らかに知り、対人関係に必要な孝・梯・忠・信・禮・義・廉・恥を具備することを教え、人格・教養・道徳を円満に修める為、必要な理を教えるものであります。

【微理】=かすかなり
聖人が程度の一番高い知識層に説く主旨であります。聖人は、聖書・経典を根本にして宣揚し、人々に聖人と凡人、仙人と俗人、仏と衆生の元は完全に一体であり、同様であることを示した理であります。我々の元は一様に、天地創造神・造物主から賦与された霊を持ち、父母から生育された身体を有し、天地から扶養されて生活していますが、ただここに迷いと悟りによって天淵の差に別れてゆくのであります。この理をいち早く悟ることを教えたのが微理であります。もし、明師から真傳心法の伝授を受けることができれば、人々は皆聖賢仙佛に成れましょう。ただ、切実な決心があるか否かによって分別されていくだけであります。この理を悟って偉大なる決意を持てば、万古流傳の名声を獲得できることは言うまでもありません。

【玄理】=おくふかいり
博く千経萬典を覧て、自己の真霊をますます深い玄理に結びつけて、日夜修行煉磨することであり、自己の霊光をいよいよ純熟に仕上げてゆくのを参玄と言います。

【妙理】=たえなるり
ここに到達した人は、もう一宗一派の所説に偏狭することはありません。最高の真理を掌握し、態度は超然として深い妙理のみを悟得師、自分の真なる智慧を発揮して不変不易の理想境界へ至ろうとします。これを「妙を悟る」といいます。まず、妙を悟ってこそ「道の真諦」を発揮でき、輪廻と煩悩、因果と恐懼を脱れて人々に人生の最高幸福を悟らしめることができ、この工夫に到達できる人の學は最高至極と言えます。

以上が性心學の大切を述べた論説で理論上,學問の根幹をなしているものであります。

※「性」とは「霊」とも言います。仏性とか真心とも言いいます。