西浅井中学校のブログ

日々の学校での出来事や学校行事などお伝えしています。
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今日から学校給食週間です

2012年01月24日 13時52分09秒 | 給食
今日から来週の月曜日まで平成23年度全国学校給食週間です。この学校給食週間は、学校給食の意義や役割について、児童生徒や教職員、保護者や地域住民の理解と関心を深めるために毎年実施されているものです。

詳しくはこちら : 平成23年度・全国学校給食週間について - 文部科学省

< < 学校給食について > >

  【 学校給食がはじまったのはいつ!? 】

学校給食は、1889(明治22)年、山形県鶴岡町の私立忠愛小学校でお弁当を持ってくることができない子どもたちに「おにぎり・焼き魚・漬け物」といった昼食を出したのが最初とされています。その後、子どもたちに給食を与えることが良いことだと認められ、全国各地に広がっていきました。

  【 学校給食がなかった時期がある!? 】

少しずつ全国各地へと広がっていった学校給食ですが、学校給食が中止されていた時期があります。それは、1941(昭和16)年12月8日に日本がアメリカの真珠湾を攻撃し、日本がアメリカやイギリスへの宣戦布告で始まった「太平洋戦争」の時期です。戦争がはじまるとしだいに食べ物が少なくなり、学校給食を続けることができなくなってしまいました。戦争が終わったあとも、食べ物の不足が続き栄養失調になる子どもたちがたくさんいました。当時の小学6年生の体は今の小学4年生の体と同じくらいだったそうです。

  【 学校給食が再開されたのはいつ!? 】

戦争が終わり食べ物に苦しむ子どもたちを救うために、ララ(Licensed Agencies for Relief in Asia)やユニセフなど世界中の国から脱脂粉乳や小麦粉、缶詰などが送られ、1946(昭和21)年12月24日に学校給食が再開されました。この学校給食が再開されたことを記念して、1ヶ月後の毎年1月24日を学校給食記念日とし、24日を含む1週間を学校給食週間としています。

  【 戦後の学校給食はどうなったの!? 】

戦争が終わると日本は急激な高度経済成長を迎え、豊かな国へと立ち直っていきます。わたしたちの生活も少しずつ豊かなものになり、生活のありとあらゆるものが便利になっていきました。学校給食においても、コッペパンや味噌汁、脱脂粉乳だけの給食から、ご飯やパン、麺、肉や魚、野菜や果物と少しずつ献立の種類も増えていきました。

  【 現在の学校給食はどうなっているの!? 】

現在の学校給食は生きた教材として、学校での食育を進める上で大切な役割を担っています。成長期に必要な栄養を摂取することだけでなく学校教育の一環として、「食」を通した人間関係の育成、食事マナーの習得、和食などの伝統的な食事の見直し、地域に根ざした給食など、さまざまな取り組みが行われています。

【 リンク 】 滋賀県学校給食会ホームページ
       学校給食の歴史 - 千葉県学校給食会
       学校給食について - 独立行政法人日本スポーツ振興センター
       学校給食週間(長浜市立西浅井給食センター) - 学校ホームページのトップページに掲載

【 youtube 】 給食センターの一日 - 豊川市の給食センターの一日


【 youtube 】 給食センターの一日 - 豊川市の給食センターの一日