にせ悟空の麻雀道中記

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赤なしの面白さとは?

2008年09月05日 01時02分19秒 | エッセイ
赤なし最強決定戦も始まり、最近は赤なしメインに戻した。
最強戦は参加者が20人を超え、現在22人。
皆さんに感謝したい。


そして赤なし東南、赤ありをやった後だと余計に面白い。
何故かと考えるとやはりバランスの良さが大きいと感じた。
南場に入っても大差が付くことは少ない。
大体において満貫をツモれば十分トップが狙えるくらいの点差に4人が固まることが多い。
順位争いが常にアツいのだ。
ノーテン罰符すら順位に大きく響く。

それでいて僅差の上位を守りきる展開も少なくない。
大物手が作りにくいため、スピードと打点を天秤にかける戦略も必要になってくる。


赤なしと赤ありとの最大の違いは打点のバランスだと感じる。
赤ありでは満貫が簡単にできてしまうため、極端な話ゲーム性が崩れてしまっているのである。

満貫、跳満、倍満等はいわば一種のリミットではないだろうか。
本来はめったに出ないハン数のため、縛りを設けて、例えば30符4ハンでも5ハンでも点数はほぼ同じ、みたいな。

これに赤が入ると簡単にリミットに到達してしまう。
平和にドラ1赤1でリーチして7700、ツモって裏を乗せれば跳満。
どうしても大味になっちゃうんだよね。
そこに細かい駆け引きは存在しないし。


言うなれば赤なしは息詰まる投手戦、赤ありはホームラン出まくりの打撃戦。
パッと見面白いのは後者、ただ、通が好むのは前者、みたいな感じだと思う。

もちろん自分は赤ありも面白いとは思う。
ただそれは赤なしとは違った、何と言うか単純な面白さなんだよね。

今回の件でそういったことに気付けたのは自分の中で収穫だったかな。