にせ悟空の麻雀道中記

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トイツほぐしの選択 その1(戦術・牌効率編)

2008年02月13日 17時05分04秒 | 戦術・追加 (New!)
今までの戦術でトイツ1.5個の手順を紹介してきたが、今回はどのトイツをほぐすべきかについて。




二萬二萬三萬四筒四筒五筒八筒八筒四索五索六索六索七索八索  ドラ北

トイツ部分は2m、4p、8p
トイツ1.5個の形にするには2mまたは4pを切ることになるのだがどちらを切るべきか?

ここでは4pを切りたい。
理由は4pを切ることにより、ピンズ部分を3-6p待ちに固定できるからだ。

これにより、2mもしくは8pが縦に重なった場合でもタンヤオが確定することになる。
また状況によってはポンや4mチーで喰いタンに移行することもできる。

2mを切って1-4mのリャンメンに固定するとタンヤオが確定しないことが多くなるため手牌の自由度が低くなる。


もしこの手牌で8pでなく9pがトイツでタンヤオが付かない場合。
その時は2mを切り、最終形が1-4mのあがりやすい待ちになることの多い手順を選択したい。



三萬四萬四萬三筒四筒四筒八筒八筒五索六索六索七索七索八索  ドラ五筒

この場合は2-5pに固定する4p切りが正着となる。
4mを切ってしまうと、トイツが重なりテンパったときにドラでのあがりを否定することになるからだ。


同じ牌姿でドラが関係なく、2-5pが4枚切れの場合。
この場合はマンズを2-5m待ちに固定する4m切りを選択したい。

上とよく似た理由で、なるべく最終形を2-5pにしないようにするためである。

また非常に極端なケースではあるが、打4mの三萬四萬三筒四筒四筒八筒八筒なら、2-5mが先に入ったときにリャンメンでなく、4p8pのシャボを選択することもできる。



ここまで書いてある傾向が見えてきたのではないかと思う。
そう、リャンメン+トイツをほぐすなら、リャンメンになって欲しい方、リャンメンとして使いたい方をリャンメン固定すればよい。

最速手順は対子1.5個http://blog.goo.ne.jp/nise59/e/613b97879ce1c42c915d06db954d7fb2の最初の牌姿でも、カンチャンでなくリャンメンをトイツほぐしで固定している。

このことからもトイツをほぐすなら、ほぐしたあとに好形が残る部分をほぐすと考えてもらえばいいだろう。