ルアンパバーンの風景

ラオスの世界遺産『ルアンパバーン』(Luang Phabang)の静かな風景を載せていきます。
実際は暑かった。

(タイトルなし)

2005-01-06 | ヤプログ!のログ
 あるニートの小僧は「働いたら負けかな」と思う。そのたった一ニートの些細な思いにたいして「厳しい社会」でやっていけている人間が寄ってたかって「労働の義務は?一体何に対して勝ちになるの?その根拠のない自信は?」みたいなわかったからって感じな見解を真面目に、それも2,3行では収まりきらず永遠に等しいほど長々と述べるのは今の自分に似つかわしくない甘いネクタール(神酒)の中をまどろみオナニーしていた過去の真実を、厳しい社会 ((しかしなぜに「厳しい」としているのか、その恐れの根源が最も知りたい箇所なのだが)) でやっていけているという真実めいた強さによる空騒ぎのような自信で、完全にねじ伏せ目の届かぬ遥か彼方へと消し去ろうとしているのだ、本能的に、自由主義の夢想を失ったかわりに擦り切れ、やっかみと卑屈さにより磨いたその攻撃性で必死に・・・ でなければなぜそれに感応する価値があるのだろう。なぜわざわざ高くに登ってまで批評する必要があるのだろう。強いとされるものにひれ伏す内弁慶の才能のない自分は、ただ生きているだけのニートよりも遥かに醜いという真実を真実だと受け止められないでいることと、一度しかない人生をそのニートほども享受していないというマジホンの真実を真実だとすれば恥じ入ってしまいかねない内的な摂理そのものを心の根深いところで恐れてはいないだろうか。だから本気で「勝ち組みだと思う」発言に耐えられないのだ。違う?ん?ん?
 アーオーサー、そいうい自意識の過剰な人生は見ていて疲れないかい?それはおそらく彼らの口から出た負けず嫌いな思想に対して更に高圧的な文句を垂れなければならなくなるからだ。そこにあるというだけで足を引っ張る類のものは目のつかないところに放ってしまうのがいいよ、オランウータンがバナナの皮にたいしてそうするように。