ニルヴァーナへの道

究極の悟りを求めて

前原外務大臣CSISで英語講演

2011-01-10 00:18:32 | 英語

前原外務大臣が英語で講演しています。
前原外務大臣の英語、お世辞にも上手いとは言えませんが、アメリカのシンクタンクで英語で講演したことは評価したい。

英語に関心を持っている日本人は、日米関係や国際政治の英語表現を、前原外務大臣の英語講演のトランスクリプトから学べばいいのでは、と思っています。

Statesmen's Forum: Seiji Maehara, Minister for Foreign Affai

Tuesday, Jan. 11, 2011

EDITORIAL

http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/ed20110111a1.html
 

Boosting Japan, U.S. cooperation

 In their Washington meeting last Thursday, Foreign Minister Seiji Maehara and U.S. Secretary of State Hillary Clinton agreed to establish new common strategic goals for the Asia-Pacific region and other parts of the world.

The agreement represents the two nations' determination to deepen their relations because the ties have faced difficulties over the issue of the relocation of the U.S. Marine Corps Air Station Futenma in Okinawa Island and because the security situation in the region is deteriorating due to China's military buildup and North Korea's provocative actions.

Mr. Maehara and Ms. Clinton agreed that the six-party talks on North Korea's denuclearization and bilateral talks between Washington and Pyongyang can resume only if the North stops its provocative actions and takes concrete steps to abandon its nuclear program. The North should take this call seriously and act accordingly. The two also agreed that China should play a constructive role as a responsible member of the international community. Given China's military buildup, increased naval activities in the region and failure to use its political and economic leverage against Pyongyang to resolve the nuclear standoff, it is logical that Japan and the U.S. should strengthen their political and security cooperation.

But because the tension in the region is high, it is all the more important for both Japan and the U.S. to have close, multi-level communications with China to prevent crises. They should pursue a wise and coolheaded approach to China so that the type of confrontation as prevailed during the Cold War era will not re-emerge. Ms. Clinton said that the cooperation between the U.S. and Japan should cover the "full range of global and strategic issues, from nuclear proliferation to maritime security, and from global economic recovery and growth to energy security and climate change." Japan should carefully weigh what it can do to enhance both its national interests and the global well-being in accordance with its pacifist constitutional principles.



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2 コメント

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official language (noga)
2011-01-10 11:40:43
英語圏に行けば、片言の英語でも通じる。暮らしてゆける。
完全な英語でなくても、英語環境がととのっているから通用するのである。
英語環境がととのっていれば、そのうちに、英語も上達する。

我が国においては、どんなに英語が堪能であっても就職先に困る。
それは、人々が英語を使わないからである。これでは、暮らしがなりたたない。

日本の学校で6年間英語の授業を受けてもまず話せるようにならないのは、英語環境がととのはないからである。
一歩学校の外に出ると英語を使わないのでは、せっかく習った英語も錆ついてしまう。
日々の学習努力も賽の河原の石積みとなっている。

日本の学生のために英語環境を整えることが、語学力を増すことにつながると考えられる。
それには、英語を我が国の第二公用語にするのがよい。
国民も政治指導者も、英語の使用を日本人のあるべき姿と考えることが大切である。

国際社会において、我が国を代表する政治家にも英語の堪能さが見られない。
日本語のみを使用する社会において、実用にならない言語の学習は空しいばかりである。それにもかかわらず、我が国においては英語教育に名を借りた序列争いばかりが激しく行われている。
英語の学習を民間に奨励するだけでは充分ではなく、英語を習得したことに対する国家の強力な報奨(incentive)が必要であります。
英語を実用の言語とする政治指導者のさきを見据えた努力が大切です。
たとえば、公務員採用試験に英語の能力にすぐれた人物に優遇処置を施すなどの法的裏づけなどが効果的でありましょう。

英米人には、手先・目先の事柄に神経を集中する特技は得られないようである。かれ等は、生涯、歌詠みにはなれないでしょう。
日本人には、英語を使って考えることはきわめて難しい。しかし、これは不可能ではない。全員ではないが、知識人には為せばなる学習であると私は考えています。
わが国民の作る細工物は出来栄えが良い。なおその上、英米流の哲学にも良き理解を示す民族となれば、未来の日本人は鬼に金棒ということになるでしょう。
だから、英語を我が国の第二の公用語とすることには大きな意義があります。実現の暁には、我が国民のみならず、世界の人々に対しても大きな未来が開けることと考えられます。

一見我が国は教育大国を目指しているようであるが、大人の教育はない。つまり、子供が大人になるための教育はない。
我が国においては、教育といえば子供の教育のことを指している。目先・手先のことのみを述べる人は、子供のようである。
大人には考える教育が必要です。一人一人に哲学が必要です。
現実と非現実の間に区別を置くことなく語る人の内容には意味がない。だから、日本の知識人には価値がない。

「感情的にならず、理性的になれ」と国民に訴える指導者がいない。
「国民の感情に反する、、、、、」と言うのでは、主張の論拠にならないが、それのみを言う。
感性 (現実) あって理性 (非現実) なし。我が国は、一億総歌詠みの国にとどまっている。

大学生は入学しても、キャンパスで4年間遊んで過ごすことになる。
無哲学・能天気の大学生は、平和ボケ・太平の眠りの中にいる。
「入学を易しく、卒業を難しく」というような教育方針は現状を観察すれば空しい限りである。

日本人は、国連中心主義が好きなようだ。
国連の議場で世界の人々を説得するためには、自己の言葉が冴えわたる必要がある。
議論のできない人があえて国連中心主義を唱えるのは、自己の他力本願を表明するための手段ということになるのであろうか。

http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/terasima/diary/200812


nogaさん、ありがとうございます (ニルヴァーナ)
2011-01-12 00:23:01
長文のコメントありがとうございます。

>国際社会において、我が国を代表する政治家にも英語の堪能さが見られない。

同感です。
CNNやBBCという国際的な英語メディアで、日本の主張を明快な英語で滔滔とする政治家をまだ見たことがありません。
こんな人が出てきたら、面白くなるのですが・・・・。

三島由紀夫さんなんかは、日本人ばなれした英語を話していました。
http://www.youtube.com/watch?v=_d-rzi-af6s&feature=related
少なくとも、この位の内容を話せる政治家の出現が望まれます。

ユーチューブのコメント欄にこのような書き込みがあります。

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「三島の友人や夫人の証言によると、彼はリンガフォンのテープで徹­底的に自学自習で英語を身につけたそうです。(クイーンズイング­リッシュなのもそのため)

夫人との世界一周旅行やニューヨーク短期滞在の経験はあるものの­、留学などの長期滞在をせずにここまでの英語のスキルを身につけ­たのは、やはり三島自身の常人離れした意志の強さと学習能力の高­さがその理由でしょう。

「世界で認められる作家になるためには英語力が必須」という明確­な意思のもと行動をしているのが、実に三島らしい。

ちなみに、学習院時代のドイツ人の恩師の証言では、三島はドイツ­語の成績も抜群に優秀だったそうです。」

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三島さんの文学を読んでいると、明らかに英語の構文に影響を受けているな、と感じることがよくあります。それだけ、英語の読書量が豊富だったということでしょう。