先月29日、モスクワで開かれていた第13回チャイコフスキー国際コンクールの最終審査結果が発表され、バイオリン部門で大阪府豊中市出身の神尾真由子さん(21)が優勝しました。13日から当地で開催されていた同コンクールは、若手音楽家の登竜門として知られる世界最高峰の音楽コンクールの一つであり、1958年に第1回が開催されて以来、4年に1度開催されています。第13回は昨年開催の予定でしたが、資金難などの事情により1年延期となっていました。
日本人の同コンクール優勝は1990年の諏訪内晶子さん(バイオリン部門)、1998年の佐藤美枝子さん(声楽部門)、2002年の上原彩子さん(ピアノ部門)に続く4人目で、3大会連続で日本人が優勝しました。バイオリン部門では諏訪内さん以来2人目の栄冠となります。
神尾さんは29日、最終選考に残った6人の一番最後に登場して、チャイコフスキーとシベリウスのバイオリン協奏曲を演奏し、会場から歓声と大きな拍手が送られました。
優勝発表後の記者会見で、神尾さんは「本当にうれしい。モスクワに来てからずっと落ち込んでいた。逃げ出さずに弾いてよかった」と喜びを語りました。
神尾さんは昭和61年生まれ。4歳でバイオリンを始め、10歳でデビュー。11歳の時に、若手バイオリニストの登竜門と言われる英国のメニューイン国際バイオリンコンクール・ジュニア部門で最年少入賞記録となる第3位入賞を果たしました。その後、桐朋女子高校、米ニューヨーク・ジュリアード音楽院プレ・カレッジで音楽を学ぶ傍ら、世界各地で公演を重ね、現在はスイスのチューリヒに在住しています。
クラシック音楽界では近年、日本人の若手演奏家が次々と海外で高い評価を受け、うれしい限りですが、今回の神尾さんもやりましたね。素晴らしいです!!これを機に世界の第一線で活躍してくれることを期待しています。
http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/music/news/
20070630dde001040037000c.html
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20070630p102.htm
http://www.sankei.co.jp/culture/bunka/070630/bnk070630006.htm
(信)
日本人の同コンクール優勝は1990年の諏訪内晶子さん(バイオリン部門)、1998年の佐藤美枝子さん(声楽部門)、2002年の上原彩子さん(ピアノ部門)に続く4人目で、3大会連続で日本人が優勝しました。バイオリン部門では諏訪内さん以来2人目の栄冠となります。
神尾さんは29日、最終選考に残った6人の一番最後に登場して、チャイコフスキーとシベリウスのバイオリン協奏曲を演奏し、会場から歓声と大きな拍手が送られました。
優勝発表後の記者会見で、神尾さんは「本当にうれしい。モスクワに来てからずっと落ち込んでいた。逃げ出さずに弾いてよかった」と喜びを語りました。
神尾さんは昭和61年生まれ。4歳でバイオリンを始め、10歳でデビュー。11歳の時に、若手バイオリニストの登竜門と言われる英国のメニューイン国際バイオリンコンクール・ジュニア部門で最年少入賞記録となる第3位入賞を果たしました。その後、桐朋女子高校、米ニューヨーク・ジュリアード音楽院プレ・カレッジで音楽を学ぶ傍ら、世界各地で公演を重ね、現在はスイスのチューリヒに在住しています。
クラシック音楽界では近年、日本人の若手演奏家が次々と海外で高い評価を受け、うれしい限りですが、今回の神尾さんもやりましたね。素晴らしいです!!これを機に世界の第一線で活躍してくれることを期待しています。
http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/music/news/
20070630dde001040037000c.html
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20070630p102.htm
http://www.sankei.co.jp/culture/bunka/070630/bnk070630006.htm
(信)