日本の真実

日本人自身が知らない「世界に誇るべき日本の真実の姿」を様々な面から紹介するブログです。

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

世界に誇る日本人の発見 物理学編 その五 繰り込み理論の発見

2006-10-11 00:04:52 | Weblog
◎繰り込み理論の発見:朝永振一郎

1930年代から40年代にかけての量子力学の世界では、一つの大きな解決困難な問題が存在していました。それは素粒子の一つである電子の質量を計算すると理論上は無限大になってしまい、実測値と合わなくなってしまうということでした。世界中の物理学者たちがこの問題の解決に取り組んでいました。
当時、東京文理科大学(現在の筑波大学)の教授だった朝永もこの問題に取り組み、無限大の一部を電子の質量に繰り込み、残りの無限大を電子の電荷に繰り込むことで、計算値は有限となり、実測値と一致するのではないかと考えました。これが繰り込み理論でした。
1947年にアメリカのラムが水素原子のエネルギー準位測定に成功し、ディラック理論の予言からわずかにずれていることを発見しました。朝永は繰り込み理論を用いて、この「ラムシフト(ラムのずれ)」を計算し、実測値と一致する結果を得て、繰り込み理論の正しいことを証明しました。
同時期にアメリカのファインマンとシュウィンガーも同様の手法で、実測値と一致した結果を得ていましたが、戦後間も無い復興途上の日本から届いたこの報告は世界を驚かせました。
この功績により朝永は1965年にファインマン、シュウィンガーと共同で日本人二人目のノーベル物理学賞を受賞しました。
(信)
コメント   この記事についてブログを書く
« 世界に誇る日本人の発見 化... | トップ | 世界に誇る日本人の発明 そ... »

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事