日本の真実

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世界に誇る日本人の発見 天文学編 「Z項」の発見

2006-07-07 07:04:46 | Weblog
◎「Z項」の発見:木村栄

19世紀末に地球が極運動(コマの首振り運動のようなもの)をしていることが発見されました。それは天文観測等に大きく影響するので、動きを正確に知る必要がありました。そのため1899年に国際緯度観測事業が始まり、世界の6ヶ所に観測所が設けられました。アメリカのユカイア、シンシナチ、ゲサースバーグ、イタリアのカルロフォルテ、ロシアのチャルジュイ、そして日本には岩手県の水沢市に観測所が設置されました。
1年半後、各観測所の観測値が出されましたが、水沢観測所の誤差だけが他と比べて異常に大きかったため、6ヶ所の観測所のうち水沢の観測精度が一番低いと評価されてしまいました。しかし観測機器にも観測方法にも問題は見つかりませんでした。
水沢観測所の初代所長に就任していた木村栄(きむらひさし)は原因を調査し、緯度の変化には極運動によって起こる変化の他に、各観測所に共通な変化が存在することを発見しました。当時、緯度変化を表わす式はXとYの2つの項で計算されていましたが、これに第3の項を加えて再計算すると水沢観測所の誤差は非常に小さくなり、他の観測所の精度も高くなることが分かりました。
木村はこのことを1902年に論文として発表し、世界から広く認められました。そして、その後各観測所の精度の再評価がなされ、水沢観測所は6ヶ所の中で一番高い評価を得ることが出来ました。
この第3の項は「Z項」または「木村項」と呼ばれています。
当時、まだ日本は科学技術のレベルが低いと世界中で思われていましたが、この木村の発見により日本の科学技術に対する評価が大いに上がりました。この功績はとても大きいと思います。
(信)
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