日本の真実

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世界に誇る日本人の発明 その四 八木アンテナ

2006-10-06 00:09:11 | Weblog
◎八木アンテナ:八木秀次と宇田新太郎(1926年)

1895年にイタリアのマルコーニが世界で始めて無線電信の実験に成功し、無線通信の時代が幕を明けました。1920年にはアメリカで世界初のラジオ公共放送が始まり、5年後の1925年に日本でも初のラジオ放送が始まりました。当時のラジオの波長は中波(AM)のみで、短波放送はまだ始まっておらず、まして超短波(FM)や極超短波(VHF、UHF)は実用化にはほど遠い状況でした。
そのような時代に東北大学工学部の教授だった八木秀次は超短波の研究をしていました。そして1925年、ある条件下で電波が強く受信される現象を発見し、八木研究室所属の宇田新太郎の協力によって、指向性を持つ超短波用アンテナを発明しました。
しかし日本の学会ではほとんど評価されず、逆に海外で八木の発明は高い評価を得ました。そしてアメリカやヨーロッパの各国では八木アンテナの技術を利用して、レーダーを開発しました。一方日本はその重要性を認めず、実用化はおろか、特許の延長申請すら「必要無い」として却下してしまいました。このことが第二次大戦の戦局を大きく左右したと言われています。
1942年、シンガポールを占領した日本軍はレーダー装置と技術ノートを押収し、ノートに「YAGI」という文字が書かれているのを見て、八木アンテナがレーダーに使われているのを知り、初めてその重要性を認識しました。
戦後、世界各国でテレビ放送が開始され、八木アンテナはテレビ用アンテナとして世界中に普及しました。21世紀に入って衛星放送の普及やデジタル化への移り代わりと共に、テレビ用アンテナも徐々に別の種類のものに変わってきていますが、それでもなお八木アンテナは現在、テレビの受信用アンテナとして世界中で広く使われています。
(信)
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