日本の真実

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世界初の海底道路トンネル 関門国道トンネルが開通50年

2008-03-11 05:59:13 | Weblog
9日、世界初の海底道路トンネルである、本州と九州を結ぶ関門国道トンネルが開通50年を迎え、山口県下関市で記念式典が開かれました。
式典は国土交通省と西日本高速道路九州支社の主催で行われ、出席した関係者約200人全員で万歳三唱し、50周年を祝いました。
同トンネルは1937年(昭和12年)に着工。太平洋戦争中は工事が中断しましたが、戦後、工事が再開し、21年後の1958年(昭和33年)3月9日、国道2号線の一部として開通しました。建設費用は現在の貨幣価値にして約80億円。延べ約450万人が工事に携わりました。
トンネルの全長は3461メートルで、うち海底部分は780メートル。開通当初は1日約二千台の車が利用していましたが、現在ではその17倍の1日約3万5000台が利用しており、累積利用台数は4億1000万台ということです。
現在、世界最長の海底トンネルである青函トンネルの全長約54kmと比べると、10分の1にも満たない長さですが、建設当時は世界で初めての海底部分の掘削工事が難航を極めたそうで、その苦労が偲ばれます。その時の技術、経験の蓄積が日本をトンネル技術世界一に押し上げ、青函トンネル等につながっていったのですね。

http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080309/trd0803091611008-n1.htm
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080307k0000e040075000c.html
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008030901000215.html

(信)