日本いきいき倶楽部

地球環境問題から地域創生、少子高齢化など様々な社会問題について、日本いきいき倶楽部で提言いたします。

「日本いきいき倶楽部」(436)「新しい通貨」の新時代。4 

2018年10月13日 10時21分40秒 | 通貨問題
「日本いきいき倶楽部」(436)「新しい通貨」の新時代。4
「新しい通貨」の必要性。

スタンフォード大学のマイロン・ショールズ教授のお話の繰り返しになりますが、『これからのキャッシュレス化の波は、更に進んで行きましょう』
その良い面は、取引にスピードをもたらせ、『現金が持っている所有欲』を薄めてくれる作用によって、通貨の回転が良くなって行くと言われています。
通貨の大変換も、「消費の促進」だけでの改善策では、AI時代の「猛烈な社会変革」に耐えられるか、心配になります。
現在の資本主義の基に大量生産された品物と、「労働からの収入」とのバランスが取れていますので、「消費の促進」も可能になっています。
しかし、「マネー・ワールド第二集」での「AIロボット」が益々盛んに取りいれられる時代となり始めましたら、「労働収入」が細って来ましよう。
そうなりましたら、「消費」の促進などと言ってはおられなくなります。
「人手を掛けずに生産されて来る品物」が安価に提供されましても、購買者の手元のお金が無くては、消費を起こすすべもなくなります。
何もかも、「工場のようなシステム」からの生産に頼るのではなく、「消費者自ら出来ること」は、やって行かなくては、生活の安定は無くなって来ましょう。
「時代を先取りして行けるシステム」を取り入れて行くことは、これから、一段と求められて来ましよう。
前出のマイロン・ショルズ教授は、『個人を繋ぐ“ 全く異なる価値観の通貨 ”が次々とうまれてくる・・・』とも言っておられます。
この予言こそ、これからの人々のよりどころとなって行くと信じています。
「市民の手で作り出せる通貨」の時代となりつつあると思えます。
何度も申しましたように、今の資本主義は、大きな分岐点に差し掛かっています。
その選択を誤りましたら、国民は“塗炭の苦しみ”を味わうことになりましょう。
その中から、通貨制度を見直し「新しい通貨」の必要性に目覚められることでしょう。
投稿者は、「そうなる前に、手を打っておきたい・・・」と思ってしまうのです。
通貨だけでこれからの社会を見通すことは出来なくなりつつあります。
第二集の「AIロボット時代」の様子を見ることも欠かせません。
次稿から、「大二集」の録画を見直しながらお話をさせて戴きます。平成30年10月13日