日本いきいき倶楽部

地球環境問題から地域創生、少子高齢化など様々な社会問題について、日本いきいき倶楽部で提言いたします。

「日本いきいき倶楽部」(410)「美作市民通貨」9

2018年09月22日 09時57分33秒 | 通貨問題
「日本いきいき倶楽部」(410)「美作市民通貨」9
「美作市民通貨」と「円」の関係。3

「円」の強力なエネルギーを、「美作市民通貨」の中に取り入れる方法は、本流から用水路に引く方法と同じで良いのです。
本流にとって、用水路への水を分水しても、何等差支えないのです。
それ程少しの水でも、田畑をうるおし、作物が作られます。
「美作市民通貨」は、「円」と競うようなことは絶対に出来ません。
「円」と共存することに、専念して行きましたら、道は開けて来ます。
ただし、「円」が持つあらゆる機能の中から、「市民が使い勝手の良い部分」だけ、取り出して行かなくてはなりません。
そのことによって、「美作市民通貨」は、「円」とは、全く趣の違う通貨へと変わって行きます。
例えば、地域おこし協力隊の方々の「三年間の御手当て」は、「円」の世界からのものです。
この「円」のお力添えで、「地域レストラン」が立ち上がって来ます。
その時、「美作市民通貨」の導入に踏み切っていましたら、「円」の何倍もの働きが生まれて来ます。
「地域レストラン」へ、「美作市民通貨」を使って、「野菜を自家生産」して供給しましたら、如何でしょうか。
野菜作りの殆どの費用は、「労働費」と考えますと、これを「美作市民通貨」で賄うことが出来ます。
農地の借用にも、「美作市民通貨」を使うことが出来ます。
地域の人々の間に、「地域レストラン」を通して、「美作市民通貨」の流通を、理解してもらいましたら、色々な「ミッション・ビジネス」が立ち上がって来ます。
「円」ではできない事でも、「エネルギーの弱い通貨」である「美作市民通貨」では出来るのです。
それは、「円」の中の「欲望」を、弱めているからにほかなりません。
借家の交渉の時も、「円」では、話が込み入って来ます。
しかし、「美作市民通貨」でしたら、容易に話し合いが成立して行きます。平成30年9月22日(2/2)