日本いきいき倶楽部

地球環境問題から地域創生、少子高齢化など様々な社会問題について、日本いきいき倶楽部で提言いたします。

「日本いきいき倶楽部」(316)『「いきいき」の地方創生策』11

2018年05月15日 09時40分02秒 | 地方創生
「日本いきいき倶楽部」(316)『「いきいき」の地方創生策』11
「いきいき」の人口減少問題。11

「いきいき」は、人口減少が起きることで、益々,人々の活力が無くなって行くことを心配しています。
特に、同じ地域の人達だけでは、水中で沈殿して行く砂粒のように、底の方へと迷うことなく沈んで行かれるように思います。
同質同志では、刺激が無さすぎるのです。
他地域との交流を取りいれますと、微妙に違う考え方が、頭脳を刺激してくれると思います。
しかも、場所をかえることで、更にその効果が高まって来ましよう。
都市部の高齢者は、生活の利便さに慣れ過ぎて、刺激を受けられなくなっておられることもありましょう。
「自分で何か直接できるもの」として、趣味に活路を見出しておられる方々も大勢居られますが、大半の方は、「生き甲斐」を、見つけられなくて困っておられるのではないでしようか。
もし、気軽に通える農山村や、漁村がありましたら、お天気の良い日には、その地を訪ねたくてうずうずとされる筈です。
「気軽に訪ねられる場所」を、山村や漁村との間で、「地域間友好の取り決め」等を作られては如何でしょうか。
その中に、「ローカル線」がありましたら、素晴らしいことが起きると思っています。
山村には、小さな池が沢山あります。
残念なことに、昔の様に沢山の魚がいない状況ですが、「それなら、魚を増やすことから始めよう・・・」と、なさればよいのではないでしようか。
「フナ釣りの池」が生まれて来ましたら、「釣り堀」として、活用されましたら如何でしょうか。
フナなどは、その気になりましたら、どんどんと増えて来ます。
釣果が高くなって来ましたら、その噂は広まって、若い世代の方々から、綺麗な空気の中で一日過ごせることになることを、大いに感謝されることでしょう。
地域間の交流から、世代間との交流へとなって行きましたら、少ない人口でも、「活性化人口」になることで、「人口の嵩が上がって来る」と思いますが如何でしょうか。平成30年5月14日

「日本いきいき倶楽部」(317)『「いきいき」の地方創生策』12

2018年05月15日 09時34分25秒 | 地方創生
「日本いきいき倶楽部」(317)『「いきいき」の地方創生策』12
「いきいき」の人口減少問題。12

子供達の行動力が、高齢者を動かして行くことが出来るとお話しさせて戴きました。
両者が力を合わせて行きますと、独特の社会が現れて来ます。
子供達が繋いだ他地域との間で、高齢者が繋がって行きましたら、「空き家」問題も大きく変わって来ます。
現在の社会は、「自分の家」が基本になっていて、社会が大きく変わって行っていましても、その姿は変わっていないと思います。
『これからの社会は、移動して行く社会』でなくてはならなくなって来ると思っています。
「自分の家」に、拘ることが出来る社会は、「終身雇用」や、「安定した収入が保障された社会」でなくては成り立たないのではないでしょうか。
これからの社会は、AIの登場がますます進みますし、働く場所が大きく変わって行きましよう。
「これからの社会は、激変して行く・・・」と考えますと、「身軽な社会システム」が求められて来ると思います。
既にその傾向は現れていると思いますが、「不動産の共有」時代へと入って行くことでしょう。
その第一歩が、「高齢者間の『家の共同使用社会』となる・・・」と思っています。
「高齢者は、時間がたっぷりあります」
「季節ごとに住家を変えて行く社会」を実現する力を持っておられます。
夏には、涼しい地域へ・・・、冬には、海辺の温かい地域へ・・・と、住家を変えて行くのです。
医療関連施設の少ない地域から、病院などが整っている地域に、「健康のための短期移住」システムがありましたら、安心して通院できます。
気温の変化を巧みに活用することで、「短期移住」が出来ますし、健康問題での遠隔地からの通院に問題がある地域からは、都市部の地域に「短期移住」が出来ましたら、経済的にも大きなメリットがあります。
「短期移住」には、地域間の協力関係が必要になりますが、「空き家」と言う難問を解消して行くためなら・・・と、立ち上がって下さいましょう。平成30年5月15日