Wで始まった親の認知症と息子の日常

実父、義父ほぼ同時期に認知症と診断されましたが義父とは距離をおいています。
実父は6年闘病の末、2月見とりました。

辛い時に攻撃するモラ夫

2021-12-28 00:08:00 | 認知症・子育て・更年期・うつ・浮気
フラッシュバックに苦しむ中で

ある日モラ夫が仕事から帰宅して一言

今、車使ってたか?

いつ、車使った?

尋問が始まった。

鍵が空いていたとの事。
注意するの初めてじゃないだろ。
毎回毎回。いい加減きをつけろよ!

怒鳴られる。


前回、注意されてから極力注意していたが
車内のゴミを捨てた時に閉め忘れた。

何回も…っていつ開いてた?
先月だ!
重箱の隅をつつくように責めるモラ夫。
うっかりは許されないようだ。

モラ夫は
盗難に遭うことを気にしていた。

つい、モラ夫の車にはETCカードが入れっぱなしなのを引用して、こちらには金目のものは無い。ETCカードが入れっぱなしでもないし。と指摘してしまった。

オレが言えばお前は喧嘩越しになる
オレはもう何も言わないほうがいいのか?
さらにモラ夫は威嚇モードになる。

何故こんなに責められなければならないのか…
辛くて辛くて
メンタルクリニック定期受診で診察室に入った途端に我慢していたものが崩れ落ち
泣いた。

モラ夫とのやりとり
フラッシュバック
頑張ろうとしていた矢先の威嚇
介護の不安
介護に向かうことへのモラ夫に対する過大な気遣い 
時間や行動の拘束報告義務

私がおかしいの?
私がいけないの?
もっと努力しなくては生きていてはいけないの?

モラ夫といる空間が怖い。
夜もいびきを指摘されるから横向きでひたすらじっとする。モラ夫が動くと怖くて、木を張り詰め夜を過ごす。

医師は聞いてくれた。
充分頑張っていると言ってくれた。
頓服薬を勧めてくれたが、お金もかかることなのでと断った。
そうか、お金にも拘束されている自分がいるのかとその時思った。

前に処方されていた眠剤を使って気持ちを落ち着け寝ようという事になった。

たしかに、眠剤を飲んだら眠くなり寝付きは助けられている。
しかし、モラ夫がいるだけで胸が締めつけられる苦しさは変わらない。

無になりたい。