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ランド・オブ・ザ・デッド (2005/アメリカ、カナダ、フランス)

2006年01月02日 | 映画感想ら行
LAND OF THE DEAD
監督: ジョージ・A・ロメロ
出演: サイモン・ベイカー    ライリー
    デニス・ホッパー     カウフマン
    アーシア・アルジェント     スラック
    ロバート・ジョイ     チャーリー
    ジョン・レグイザモ     チョロ
    ユージン・クラーク     ビッグ・ダディ

 人間の肉を喰らうゾンビに占領された世界で、人間は要塞のような都市に閉じこもって暮らしていた。その中でも階級が出来上がり、金が社会を支配している。下層の人間の間で不満が積もっていた。そんなとき、ゾンビの間にも変化の兆しが見られた…

 う~ん、う~ん、これは、今までのゾンビ映画のその次、なので「何でこんなことに!?」「これからどうなる?」「先が見えない!」という悲鳴の様な、先行きの見えない絶望感とか、緊迫感という、今までのゾンビシリーズで一番手に汗握っちゃった部分のドキドキが薄い。テーマが違って「ゾンビも出てくるフツーのパニック映画」みたいな感じになってしまった様で今ひとつ乗り切れなかった。やっぱりゾンビにはある期待を持ってみているのだろうなあ。その点ではサラ・ポーリー主演版「ドーン・オブ・ザ・デッド」のほうが、ハイスピードなゾンビに違和感はあるにしても私の期待するゾンビ映画であった。予断を持って待ち構えて映画を見るというのも邪道ですが…

 やはり今度は、世界の設定がブレーキをかけた様に思う。ゾンビ蔓延後の世界でも、支配ー被支配階級が厳然として存在し、貨幣が価値を保っている…どう考えても現物、特に食料こそ一番価値がありそうなのに。だったら、どうしてそうなのかもっと納得させてほしいなと思う。集団としてまとまるためにそうなってしまった必然性をもっと説明するとか。
 それに学習するゾンビ、って、まったく意思疎通がなく、ただ目の前にあるものに襲い掛かるのがゾンビの怖さだから、思考力を持ったら怖いのかどうかよくわからない。
 これはシリーズで続くらしいけれど、この次を見ないとこの変化が吉か凶か判断出来ない。
 私はあんまりよくないんじゃないかと思う。
 ところでロメロ監督の映画は、私の苦手なスプラッタでえぐい場面でも、なぜか不思議と目をつぶったりせずに見ていられる。今回もそう。やはりロメロスタイルなんでしょう。

 今度のDVDでは、オープニングで「このDVD中の発言は、その発言をした個人の見解であり、会社等は関係ない」とありますが、特典のメイキング映像のデニス・ホッパーとロメロ監督の言でそれを納得。メタファーをあんまりあからさまにするのもどうかとは思います。
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5 コメント

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お年玉で☆4つでした(^o^)丿 (satoshi)
2006-01-03 00:38:29
最初に見たゾンビのおどろおどろしさ、ドキドキ感は薄かったですね。

でもこのところ「亡国イージス」「戦国自衛隊1549」とがっくりした口直しにはなりましたよ(^o^)丿

「2」はどんな展開にするんでしょうね。
ロメロゾンビ (arudenteな米)
2006-01-03 19:52:26


「ランド・オブ・ザ・デッド」は確かに恐怖映画感を感じられなかったですね。



最初から傾向的にありましたが恐怖の対象というか描写興味が人に割り振られすぎだったと思います。



作品としては及第以上なんですが…



このままの設定で進むと「地球最後の男」みたいな展開になりそうで不安です。



ゾンビ映画 (ningyo)
2006-01-03 20:46:39
satoshi様もarudenteな米様も

実にその通りで、

映画としては及第点以上なんですが

ゾンビ映画というところで引っかかってしまったのです。

だってゾンビのゾンビたる所以てなんだろう、

とか考え込んだりしまして。

ゾンビ自体をそれほど変えてしまって

いいものなのかな?と。
たまにある謎 (arudenteな米)
2006-01-04 07:53:34
昨日TBを送ったのですが反映されていないのでURLに貼っておきます。



たま~にあるんですが原因がわからない…
恐れ入ります (ningyo)
2006-01-05 21:35:15
ありがとうございます。



私もたまにコメントが消えたり

TBがどうしても出来ないときがありますが

goo blogどうしで、なぜこんな不都合が起きるのでしょう

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