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殺しの烙印 (1967/日)

2005年05月23日 | 映画感想か行
監督: 鈴木清順
出演: 宍戸錠   花田五郎
   小川万里子   花田真美
   真理アンヌ   中条美沙子
   南原宏治   大類進

 飯の炊けるにおいで昂奮するという妙な性癖がある殺し屋№3の花田。請け負った仕事で組んだ№2の殺し屋が死んだり、不思議な美女にめぐりあったり、仕事を失敗したり、ついには自分が№1の殺し屋に狙われる。

…なんてストーリー追うのもむなしい。別に見ているときは納得しているのだが、後からまとめようとすると「こんなのまとまらない!」という展開。
 この映画、はるか昔に見て炊飯器のシーン以外ほとんど忘れていた。昨年の初めだったか、「ピストルオペラ」を見て、少し思い出したくらい。今回見て、あ~ピストルオペラのあれはこれだったんだ、と確認。
 変な映画だと思う。絵は面白い。リアルタイムで劇場鑑賞してた人がどういう風に見ていたかはわからないけど、私は劇画・コミックのセンスに満ちているように思う。たぶん、こちらの映画のほうが先取りなんだろうけれど。ハードボイルドアクションにナンセンスと無理やりエロをぎゅうぎゅうに詰め込んだみたい。アクションは良いですし、、時々惚れ惚れする絵があります。
 小川万里子の服着てる暇ないほとんど裸ばっかりのセックスシーンと叫び調のセリフにも、真理アンヌのまるでバケツひっくり返したような水に打たれる痛そうな登場シーンにも、なぜか笑いがこみ上げる。南原宏治も凄腕というよりかっこいい変態に見えます。主人公の殺し屋の裸はやたら健康そうだし、主題歌もおかしい。かっこいいよりも、やっぱりおっかしい映画だと思う。
 鈴木清純監督は「けんかえれじい」は文句なし傑作だし、「河内カルメン」とか全編「わーははは」と笑える(すいません)「東京流れ者」が好き!これはやっぱり毛色が少し違う。

 監督の「オペレッタ狸御殿」見に行くつもりですけど、それは荒唐無稽と色彩を楽しむつもりで行きます!

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 今回のDISCASの配送は「殺しの烙印」「ダーティーボーイズ」という「こんなのもあるんだ!」で思わず予約ボタン押しちゃったのが揃ってきました。その「思わずポチっと」予約では「ホネツギマン」(アルバトロスだし、このタイトルだし)「水の女」(UA、浅野忠信)「千里眼」など。固めてこないようにもっと散らしておこう。
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2 コメント

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飯を炊け! (arudenteな米)
2005-08-13 00:55:43
飯の炊ける匂いは好きですが恍惚とはならないです(笑)



日活映画は無国籍からロマンポルノまで怪作が多いですね。



自分はこの映画、映像が格好良くてゾクゾクします。
絵には見とれて (ningyo)
2005-08-13 08:21:42
でもなぜか笑いのこみ上げる映画でした。

ロケ地の猿島までいこうとしていけなくて(観光地じゃなかった)、

ペリー記念館へ行ってきたことがありました。

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4 トラックバック

殺しの烙印 (arudenteな米)
曲がったネクタイ、気にして、死んだぁ~ 殺しの烙印 1967年(日) 日活 監督 鈴木清順 主演 宍戸錠 小川万里子 真理アンヌ (ストーリー) 飯の炊けた匂いが好きな殺し屋ナンバー3、花田(宍戸錠)は殺しの依頼を遂行し損ねて逆に組織から追われる… という話
殺しの烙印 (カフェビショップ)
殺しの烙印 男前~の殺し屋は~、香水の匂いがしたあ~。 宍戸錠さんが飯が炊ける匂いに興奮する変態殺し屋を演じた映画。 まあピストルオペラよりかはおもしろいか。 鈴木清順映画って映像的なおもしろさはあるね。 話はけっこう退屈。 殺しに失敗した宍戸 ...
ピストル・オペラ (鈴木 清順監督) (goo goo g'joobな散文日記)
nanntomo・・・・面白い! そして懐かしい感覚は、何なんでしょう? 構図も色彩も美しいです。 内容は殺し屋同士が殺し合うんだけど、深く人間であったり、現実な損得ではなく・・・・・ といったところでしょうか?!?!! 1967年発表の名作「殺しの烙印」 ...
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