とりあえずすぐ書いておきたいと思った。
白バラについては、中学生くらいの時に記録文学全集か何かの中に収められていた「白バラは散らず」の抄訳を読んだことがあり、少しだけは知っていた。
緊迫感でまったく目が離せない映画だった。
ゾフィーもハンスも、自己の良心にもとづいた信念を貫いて生き、そして殺された。両親もまた、子どもの死刑を前にして彼らの信念を肯定することのできる人だった。
あんなに毅然と生き、死んでいったものたちの勇気にただ深く頭を下げたい。
そして、映画の中では、
ドイツの国民の
何かをしたもの
抵抗したもの
目をそむけたもの
流されたもの
が、たったあれだけの時間の中で描かれている。
ドイツと日本では戦争の傷跡のありようも描き方も斯くも違っていると思い知らされるようだ。
少なくとも、敗戦60年を経て、最近の映画については負けた、となんとなく思った。
白バラについては、中学生くらいの時に記録文学全集か何かの中に収められていた「白バラは散らず」の抄訳を読んだことがあり、少しだけは知っていた。
緊迫感でまったく目が離せない映画だった。
ゾフィーもハンスも、自己の良心にもとづいた信念を貫いて生き、そして殺された。両親もまた、子どもの死刑を前にして彼らの信念を肯定することのできる人だった。
あんなに毅然と生き、死んでいったものたちの勇気にただ深く頭を下げたい。
そして、映画の中では、
ドイツの国民の
何かをしたもの
抵抗したもの
目をそむけたもの
流されたもの
が、たったあれだけの時間の中で描かれている。
ドイツと日本では戦争の傷跡のありようも描き方も斯くも違っていると思い知らされるようだ。
少なくとも、敗戦60年を経て、最近の映画については負けた、となんとなく思った。