虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

ヴィレッジ (2004/アメリカ)

2006年01月10日 | 映画感想は行
THE VILLAGE
監督: M・ナイト・シャマラン
出演: ブライス・ダラス・ハワード   アイヴィー・ウォーカー
    ホアキン・フェニックス     ルシアス・ハント
    エイドリアン・ブロディ    ノア・パーシー
    ウィリアム・ハート     エドワード・ウォーカー
    シガーニー・ウィーヴァー     アリス・ハント
    ブレンダン・グリーソン     オーガスト・ニコルソン

 深い森に囲まれ、外の世界から完全に孤立した小さな村で、村人は結束の強い共同体を作り、村から出ることもなしに静かに暮らしていた。ある日、盲目の少女アイヴィーの恋人ルシアスが友人ノアに刺され、大ケガを負う。アイヴィーはルシアスの命を救うため、薬を手に入れようと村の外に出ることを決意。

 これも淡々とした映画でした。
 驚きというのは少なくてラストには、見ていて「絶対変!」なところがきちんと解明されるけど、やっぱり謎の積み残しというか、
「教育教材は何使ってるんだい」(状況とテキストに絶対矛盾が出るだろう)
「禁止事項は絶対守らない奴がいるだろうに」(内外ともに)
「盲目の少女が、変装で相手が分からんでどうする」
など、突っ込んではいけませんなところが気になってしょうがない。

 そこに目をつぶれば、私はサスペンスとして、閉鎖された圧迫感に締め付けられる感じが良かったと思う。
 なかなか豪華なキャストでそれも楽しめたし、エイドリアン・ブロディはやはりうまいと思った。