虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

ピーウィーの大冒険(1985)

2005年11月16日 | 映画感想は行
PEE-WEE'S BIG ADVENTURE
監督: ティム・バートン
出演: ピーウィー・ハーマン
    エリザベス・デイリー
    マーク・ホルトン

 ぴっちぴちグレン・チェックのスーツに赤い蝶ネクタイがトレードマークのピーウィー。大切な赤い自転車を盗まれてしまう。何とか取り返そうと、占い師の“アラモの果て”にあるというご託宣を信じてアラモへと旅立つ。途中で出会うのが脱獄囚だったり幽霊だったり、満たされないウェイトレスだったり…

 ピーウィー・ハーマン初主演作及びT・バートンの長編初監督作。音楽ダニー・エルフマン。
 バートン監督にしては画面の色彩が明るい。他のとちょっと色目が違う。それにインテリアなど、セット全体がポップな感じ。とはいえ、主人公が悪ガキ風なノリで意地悪されたり小突かれたりするセンスは、それらしいところも。ピーウィーらしさなのかもしれないけれど、何しろピーウィー・ハーマンはバートン監督の映画でしか知らないので、そこの判断は出来ない。

 ピーウィーの女装がなんと美しいのにびっくりしたり、細かい笑いどころはたくさん。大笑いする映画ではなかったけれど、にたっと出来るシーンがたくさん。前半よりは、後半のアクション系クライマックスが断然楽しかった。ゴジラ出演にはなごんだ。