虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

百年の物欲

2005年11月11日 | 日記・雑記
 今週は怪我の後始末で、手が利かない間にたまったお仕事を片付けるのがオオゴトでした。過去形でなく、今も私の前に積んであります。
 しかし働かねばならない!
 和服は、あるもので我慢しようと思っていたのに、昔のごつい袋帯に比べて、今の帯のしなやかさに驚き、つい買っちゃいましたよ。新作袋帯。

 廉価版でない通常の映画DVDが100枚買えるお値段です…

 こういうものは即金主義なので、有り金はたきました。「ああ、やっちゃった…」と思う反面、凄く嬉しかったりしてます。「良い物ですから百年使えます」そうですけど、アタシが百年間締められるわけじゃないのよね。
 さあ、働かなくちゃ。
 おばあちゃんの着てた大島泥染め並みの上質のつむぎも憧れ。洋服はちっとも欲しくないのに着物は別なのはどうして?マドンナの「マテリアル・ガール」じゃないけど、でっかい財布を持った王子さまが登場したら嬉しいかなあ。いや、やっぱ自分で買うのがいいな。

 今週のBS特集で「ローハイド」「コンバット」を見ています。
 予定調和的と思いながらも、面白いです。「ローハイド」の主題歌は名曲。初めてちゃんと聞いたのは「ブルース・ブラザーズ」でしたが、ご本家の迫力はさすがです。この曲を歌っているフランキー・レインは「OK牧場の決闘」でストーリーをリードするように入っていた歌を歌っていましたよね。ブルーグラスのジャンルに入る歌手なのでしょうか?でも、掛け声のところ何をいってるかはよくわかりません。rolling...? moving?
 クリント・イーストウッドがでていると、なんかゴージャス感がしてしまうけど、若いイーストウッドがまだまださすがに青二才っぽいを見ると、私は「用心棒」「ダーティー・ハリー」からがイーストウッドの本領だな、と思う。
 脚本・演出については、「コンバット」は短いながら、ほんとに中身の濃い、という感じです。今回放送されているのはロバート・アルトマン演出の初期のもので、それを知ると見る眼も変わって、つい真剣になったりする。今まで貸しビデオで英語音声でみるほうが多かったので、吹き替えは久しぶりで新鮮。画面の人物と声が実にぴったりです。