著者が人為的に発生すると断定する第3世界の飢えを、先進国の食料による世界の支配の構造を原因として「今できることは何か」を論じたもの。現状の分析だけでなく実際の運動の方法まで書かれている。
書かれたのが1970年代であるにもかかわらず、文中に指摘されているアグリビジネスによる利益追求のために、現地の人に必要な作物を作れないでいる世界の状況や、飢餓の原因として一般的に流布していることはちっとも変わっていない。
・天候異変
・貧しい人の無計画な多産
など。
日本でも、戦前、いや戦後十数年目くらいまでは、子どもが大人になるまで生きているということはけっこう大変なことでした。本を読んでいると、一週間前一緒に遊んでいた子がもう葬式なんてよくあることだったらしい。医療技術も今ほどあてにはできなかった。どうしたって数を作っておかないと安心できません。
それに、いざとなったら子ども売ってましたよね。(今でもないわけじゃないけど、今よりおおっぴらに)も~っとさかのぼれば間引きなんてのもありましたよね。それが今では、出生率下がって大騒ぎです。ある条件下では子どもの数なんて減るようになるという見本みたい。
でも子どもの数減ってってないとこは減ってないんですね。
因果関係は明白だと思いますが、なかなか根本にはメスは入りません。
アメリカによる他国の支配階級の構成メンバー取り込みとか、時々チョムスキーとか読んでるみたいな気にもさせられます。
きついことには、最後「あなたは何をしているのか?」で締めくくられます。
書かれたのが1970年代であるにもかかわらず、文中に指摘されているアグリビジネスによる利益追求のために、現地の人に必要な作物を作れないでいる世界の状況や、飢餓の原因として一般的に流布していることはちっとも変わっていない。
・天候異変
・貧しい人の無計画な多産
など。
日本でも、戦前、いや戦後十数年目くらいまでは、子どもが大人になるまで生きているということはけっこう大変なことでした。本を読んでいると、一週間前一緒に遊んでいた子がもう葬式なんてよくあることだったらしい。医療技術も今ほどあてにはできなかった。どうしたって数を作っておかないと安心できません。
それに、いざとなったら子ども売ってましたよね。(今でもないわけじゃないけど、今よりおおっぴらに)も~っとさかのぼれば間引きなんてのもありましたよね。それが今では、出生率下がって大騒ぎです。ある条件下では子どもの数なんて減るようになるという見本みたい。
でも子どもの数減ってってないとこは減ってないんですね。
因果関係は明白だと思いますが、なかなか根本にはメスは入りません。
アメリカによる他国の支配階級の構成メンバー取り込みとか、時々チョムスキーとか読んでるみたいな気にもさせられます。
きついことには、最後「あなたは何をしているのか?」で締めくくられます。