“人間と性”教育文化センター・岐阜性教協・ASG・レインボーぎふのブログ

“人間と性”教育文化センター・岐阜性教協・ASG・レインボーぎふの幹事による活動報告やお知らせなどを掲載します。

岐阜性教協10月例会のお知らせ

2014-09-18 | 岐阜性教協
岐阜性教協の10月例会のお知らせです。

日時:2014年10月5日(日) 13:45~16:30
場所:岐阜市市橋コミュニティセンター
講師:伊藤 修毅 さん(日本福祉大学子ども発達学部准教授)
参加費:性教協会員・・・無料  一般・・・500円

「特別な支援が必要な子への性教育」
~実践にトライするためのノウハは?~


※講師の伊藤さんからのメッセージ
障害があるということで、性教育でおさえるべき内容が変わるということは基本的にはありません。障害があってもなくても、性は生の中核であり、人権であるということに何ら変わりはないからです。しかし、発達に遅れや偏りがある子どもたち対しては、より丁寧な伝え方、その方法の工夫が必要になってきます。
 七生養護学校事件の高裁判決においては、「より早期に、より平易に、より具体的(視覚的に)、より明瞭に、より端的に、より誇張して、繰り返し教える」ということが「(知的障害児の)発達段階に応じた性教育」であるということが示されました。この言葉に依拠しながら、具体的な性教育の在り方を考えていければと思います。
 今年2月19日に、日本でも効力が発生した「障害者権利条約」では、障害のある方々の「性教育を受ける権利」を明確に認めています。逆に言えば、教師や支援者には、障害のある方々に「性教育を保障する責任」があるということです。このことをふまえて、「実際にトライ」をするため必要なことは何かを学び合いましょう!


詳細チラシはこちらから

岐阜県図書館・岐阜市図書館の盗難事件

2014-09-02 | 岐阜性教協
8月29日に・・・岐阜県図書館と岐阜市図書館で、同性愛や性同一性障がいに関する書籍合計60冊が盗まれるという報道がありました。


8月30日 中日新聞朝刊


誰が?何のために?ということは、はっきりしていませんが・・・悲しいできごとです。

同性愛や性同一性障がいなどに関して、いろいろな人がいろいろな考えを持っているのは当然でありますが、それを盗難という犯罪で意思表示するのは、間違っていると思います。

そして図書館の書籍は、県民・市民の公共の財産であり、速やかに返却してもらたいです。