鳥は、(人間以外の生き物は、かな?)そうなのだそうです。
先週金曜のきーちゃん高圧電位での先生のお言葉。
先週のきーちゃん、調子良さ気な時は私を走って追いかけて、飛びそうな格好をすることがありました。
でもちょっと飛び上がっただけで胴体着陸とか私に激突とか、その後は羽が乱れたり折れたり取れたり。
だから羽ばたく運動はとても良いそうなのでさせてやりたいものの、悩みどころ。
私が呼べば羽ばたきそうなだけに、悩みます。
羽が乱れようが取れようが、結局は見守るしかないのでしょうかね、と聞くと、まあそうですね、と。
今はへたくそでも、これくらいの羽があれば少しは飛べますかね、と聞いたら、
飛べませんね、と即答されました。
毛根がダメになっているし、初列がないから浮力がない、だから飛べないと。
以前は少しは飛べるとも言ってもらえていただけに、分かっていてもちょっと凹みました。
ついまた、不憫だ可哀想だ、という気持ちがこみ上げてしまいます。
でも、そう思うのは人間だけで、鳥は悲しんだり後悔したり怒ったりしないのですよ、だそうです。
片足を無くしてさえ、思うのは、さてどうしよう、だそうです。
辛い悲しい何故足がない、なんて思わない。
怒りという感情もないですしね、と。
つい「カーッ」と威嚇されると人間的には起こっていると受け止めがちですが、それは怯えているだけで、怖くてそういう行動を起こしているだけ。
よく考えるとそうかなと私も思います。
だから、根にも持たない。
確かに、カーっとしても、その後ケロっとしているのを私も何度も見てきて知っています。
だからこれまでの子達はムギュっと掴んでさっと爪を切ったり目のゴミをとってあげたりしていました。
鳥のそういうところはなんとなくわかっているのですけどね。
とにかく不安にならないことですね、と今回も言われました。
このところ毎回呪文のように言われます。
私におまじないをかけてくれているのかもしれません。
鳥のことも鳥以外のことも、不安になりやすい私にそんなこと言ってくれる人はあまりいないので、ありがたいですね。
「人間も鳥のようになれたらよいのでしょうね」
みたいな会話で終わりました。
悲しみにも後悔にも怒りにも、感じないとはいわないまでも、振り回されず強く前向きでありたいです。
2羽のためにも。
そういう思いはあれど、昨夜またきーちゃんが急にパニクってびっくり。
傍にいた時のことで、特に驚くような地震も突発的な物音も無かったと思うのに、布の中で急にバタバタ。
めくると、生えてこなくなった右翼風切羽のプクっとした根元から久々に出血。
暫くはハアハアしてましたが、宥めていたらそのうち
「きぼきちはダイジョブ」としゃべりだし、機嫌もよくなってきたので寝かせました。
トヤもありますし、今日も元気さイマイチでしたが、それでもたまにおしゃべりや歌を披露してくれました。
ちょっとダルいのかもしれませんね。
焦らずのんびりと見守りましょう。
ココは食欲モリモリモリ。
シードを随分減らしているのに、たまげるほど体重が増えていたりして、ペレットの量もあげるタイミングもさらによくよく考えながら試しています。
でも、嬉しいことですよね。
歌って踊って飛び回ってペレット食べて元気に体重維持できたなら、何より嬉しいです。
二羽の世話をしながら何年経っても二羽に色々学ばされ続けている毎日です。
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