金山駅到着。南口から直ぐ傍に名古屋ボストン美術館があります。
売り！のゴッホの絵画が大きく。
開館まで時間があるので、並びます。
一応チケット購入者では1番でした。
この名古屋ボストン美術館は、残念ながら閉館します。
今回の「ボストン美術館の至宝展」は、
閉館前の最後の展覧会の第一弾。
この後に開かれる第二段として
「最終展 ハピネス～明日の幸せをもとめて」が開催されます。
････今公式サイト確認したら
この第二段の展覧会に、「踊るシヴァ神」の彫刻が！！！
ウンニャァ＝＝＝＝（意味不明）
と、開館･･･チケット購入して、音声ガイドも借りて。
いざ！会場へ！！
･･････正直に申し上げます。
展示品が少ないような･･･正直ガッカリ感漂っています、心の中で。
もっと、展示品があるかと思っていたので。
でも気を取り直して････音声ガイド聞きながら、歩きます。
公式HP ボストン美術館の至宝展
絵画も見ることができますから。
展示品が少なめ･･･ということは
展示品一点一点の間に、余裕があるってこと。
つまり･･･ゆったりと観賞できるのだ！と気がつく。
ついでに言いますと、人も少なめで･･･スンマセン（ペコリ）
絵画を接近して見たり、遠くから眺めたり････
オッ、結構楽しめるぞ、と気力挽回の私（単純･笑）
さてさて･･･！これだ！！
英一蝶『涅槃図』 やっとお目にかかれたわ～とひとり感動感激。
猫はどこだ････ジャコウネコは････と！！
ンン？ここに日本猫がいるが････エッ？
ジャコウネコは････いるわ。離れたところに。
アラ、猫はふたり描いているのか？と驚く。
そんな情報は得ていなかったので････でも猫がふたりはイイじゃないの♪
なんで猫がふたり？
と、無理難題を承知で、スタッフさんを捕まえて質問する。
真面目なスタッフさんは、懸命に方々に尋ねに行って下さったのだが
分からないって･･･そりゃそうだわ。
ゴメンね。と頭を下げる私。
そりゃ一蝶さんにしか分からんわ････そうだよネェ（笑）
でも猫がふたり、とテンションが上がる私は
その後も脳内鼻歌状態で、絵画を鑑賞する。
売りのゴッホの絵画もゆっくりジックリ。
モネ、セザンヌ、ドガ････展示品は少ないけど、ジックリ見れる。
それはそれで、満足感がありますね。
思いがけないことでしたが
中国美術や日本美術、そしてアメリカ美術が良かったです。
中国美術の陳容「九龍図」は、圧巻です。
龍が9体、のびのびと姿を披露してくれています。
英一蝶の「涅槃図」は、勿論大満足。
公式HPにも書かれていますが、修理を経ての里帰り。
いや、色彩も鮮やかで。
それに･･･涅槃図といっても、様々で。
私は一蝶さんの涅槃図から、悲しみなどなどの感情は見て取れない。
というか
私が、見て、悲しいとは思わない、が正しい言い方ですね。
でも、多分、もう見れないでしょうね････私が生きている限りには。
そういう思いもあって、ジロジロ見ていました。
何度も何度も････また戻って来て見たり。
怪しい人状態で、見ていました。
やはり、コレがメイン。これを見に来たのだから。
それと････「松に鹿蝙蝠図屏風」「梅に鹿鶴図屏風」
この2つの屏風絵が並んで展示してあります。圧巻････！
広いスペースにこの屏風絵だけが･･･まぁガラスの向こうに、ですがね。
複数の絵師の合作の屏風絵だそうですが。
これはね、2つ揃っているし･･･見る価値があると思う。
私も大喜びで見ていました。
展示作品にあることは知っていましたが、実際見ると素晴らしい。
･･････と見終わって････美術館を後にする。
ランチは･･･コンパルだ！！
名古屋に来たらコンパル！！何言っているんだ、私（笑）
もう名物のモーニングセットの時間は過ぎていますので、
サンドイッチとアイスコーヒーを頼む。
店内、禁煙じゃないよ。タバコの煙が漂っている。
普通私は、タバコの煙は避けるのですが
コンパルさんは容認･･･だって入店できなくなっちゃうし（笑）
コンパルさんでランチ･･･その後帰りの特急の時間は、まだ先だわ。
ということで、金山駅の北側にあるコーヒーショップに入る。
コーヒー飲みながら時間つぶし････本だ読書だホラーだ（笑）
と時間を確認して･･･ホテルへ荷物を取りに。
金山駅から名駅へ。もう改札を出ない、と。
構内移動だけで、帰りの特急電車のホームへ。
と、あっという間に特急電車が入ってくる。
始発なので、早く来るのよね。でも座れるから楽チンだわ。
と本を読みながら････発車時間が。発車します。
帰りも隣の席は空いていて、気楽に乗車。
寒かった名古屋遠征。
こんなに寒くなるとは････
やはり暑い季節に行った方がイイかな、と思い知らされた旅でした。
でも、涅槃図は見れたからね。大成功です（ウンウン）
