気分はいつも、私次第

希(まれに)の好きなモノだけを集めた、わがまま部屋。
私次第の、私のための場所。

病院ラジオ「依存症治療病院編」<1>

2020-02-12 12:11:43 | ドキュメンタリー
NHKドキュメンタリー 『病院ラジオ』
先日~2020年2月11日(火)22:50~から放映されたものを録画
その録画を見ました。

再放送予定 2月29日(土)15:05~


タイトル通り、病院内のラジオ番組という形式です。
サンドウィッチマンの2人が、2日間限定でラジオ局を開局。
そこの患者さん方との触れ合い、よりも「声」を聞く番組。
つまり・・・「本音に近い声」ですね。
過去にも放映されているようですが、私は今回が初です。

今回は依存症治療病院へ。
国立病院機構 久里浜医療センター
日本で始めてアルコール依存症の専門病棟を設立した病院。
現在はアルコールだけではなく
ギャンブルやインターネットゲームなdの「依存症」全般を扱う。
うつ病・統合失調症なども。

というような概要は、病院への移動の車の中で
サンドウィッチマンさん達が、説明します。

病院へ到着。機材も自分たちで搬入。
患者さん方へのPR=チラシ配りも、自分たちで。

思ったよりも・・・・大勢います。ちょっとビックリ。
日中は体育館で卓球やシニア向けボール競技?(名前分からん)
また陶芸や革製品を作る人もいる。

これは「(酒など)なしでも楽しく取り組める(もの)を行っている」
・・・ということです。

この病院ラジオは、病院内だけで聞けるラジオ番組。
患者さん達だけではなく、医師&看護師などスタッフさん方も楽しみな様子。

番組が始まる・・・海が見えるテラス席で。
ひとりの男性がスタジオに来る。
通院しているそうだ。うつ状態で自殺未遂を。
MRIを撮ったら、脳がアルコールの影響を受けていると。
だから依存症を改善すべきだと。うつ病の薬を飲んでも無駄だと。
当時の自分の脳の写真を見せる。同年代の正常な脳と比べると
明らかに隙間がある・・・・脳が萎縮しているのだ。

男性は医師から
「あなたの体や脳の・・・お酒に関するブレーキが壊れている。
 今の医学では治せない。
 例えば10年断酒していても・・・・娘さんの結婚式だからと
 ビールを1杯飲むと・・・・もう元に戻ってしまう。
 また(久里浜に)戻らないと・・・」

そう医師から告げられても
男性は3日間ほど考えたという・・・・一生断酒するか否かを。

ここでラジオを聴いて笑う患者さんや医師などの姿が映る。

男性は断酒を決意。
3年ほど経ち、再び脳のMRIを撮ると、改善が見られたと。

アルコール依存症は病気だ。
なるべく早く治療しないと・・・・と言って男性は去って行く。

次の人が。男性。名前を顔はNG。37歳。アルコール依存症だ。
ストレスで・・・夫婦間の問題が原因だったという。
娘がいた。しかし・・・離婚?ある日を境に会えなくなった。
その寂しさから、アルコールに依存するように。
もの凄い消失感・・・・大量飲酒が始まった。
顔出しNGにしたのは・・・・ばれるのが怖いから、だという。
皆に知られることが怖い。
社会的に「負け組」「依存症?ただのアル中でしょ?」との認識。
ダメ人間認定・・・・それが恐ろしい。

しかしココでは、自分の駄目な部分を聞いてもらえる。
ココでは、1人の人間だ。それが有り難い、と。
しかし現実は厳しい。
仮に10人のアルコール依存症の人がいれば
治療しても、8人は再び酒に溺れるという。
なんとか断ち切る2人になりたい・・・と男性の声が切実に聞こえる。

男性のリクエスト Perfume『STAR TRAIN』
歌詞の「いつだって今が 常にスタートライン」という言葉に
共感と勇気をもらっているようだ。
・・・・・何回転んでも大丈夫だ、と・・・・・
涙を拭う男性・・・・
廊下に出ると、仲間が迎えてくれる。
仲間の中には泣き出す人もいる。

ここで、曲が流れます・・・・
そして治療の様子も。

今度は女性が登場。根岸さん。夫がアルコール依存症だ。
4回ほど入院して、今は通院している。
夫は定年後、時間が余ってしまい、酒を飲むように。
事態を重くみた妻は、夫を病院へ連れて行く。
しかし夫は「自分は依存症ではない。酒はやめない」と。
妻は、この病気は家族を巻き込むと実感している。
今夫は酒は・・・しかし冷蔵庫にはビールがあった・・・
発見した妻は、目の前でビールを捨てた。

ラジオを聴いている夫が映ります。
夫に思いは伝わっているのか?
リクエストは賠償千恵子『あざみの歌』流れます。

根岸さんはラジオ局を出て、夫と合流。
夫「聞いていたよ」

次は・・・・男性。桜井さん。
と、ここでスタッフルームが映り・・・「桜井さん?」との声が。
桜井さんは退院している。酒は全く飲んでいない。
夜中まで働いている。不動産業関係の仕事。
歌舞伎町にあるという。
自分へのストッパーは、この病院での生活。
携帯の着信音なども、入院していた当時のままで。
誘惑を断れるように。

「桜井さん?」と声を挙げた看護師さん。
ラジオを聴きながら、笑顔だ。
入院時の治療などのことを話す。看護師さんは涙を浮かべる。
自分を受け止めて、認めてもらえた。その嬉しさ。
それが断酒の力になる。

リクエストの曲が流れる・・・・看護師さん達と会う櫻井さん。
当時スタッフからもらったメッセージカード。今も持っている。

サンドウィッチマン
「人間なんて・・・・褒められて生きていくのよ」

再び桜井さん
「(歌舞伎町の雑踏の中で)
 見渡す中なかでも、一番穏やかに歩いているんじゃないかな。
(と自己分析している様子)
 久里浜をそのまま持ってきている。
 一直線のなかでこの街にいるだけ」

歌舞伎町に戻ってきた。
付き合いのあるテナントが、新しい店を出すという。
これから胡蝶蘭を持って、お祝いに。
多分酒盛り真っ最中・・・・誘われても断って出て行くから・・・と。

桜井さん
「・・・・頑張って闘っている、我慢している、ではなく・・・
 1日を飲まずに終わらせてた、という繰り返し。
 丁寧に生きるだけです」



長くなったので、続きます・・・・・