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かーーーナウシカ

2010-03-11 17:29:21 | 読書私的メモ
アニメージュ・コミックス・ワイド版
 『風の谷のナウシカ』(全7巻)
宮崎 駿 徳間書店 Mさん夫妻からの頂き物


私はどちらかといえば、

ジブリ作品より、手塚治虫の方に思い入れがありまして

はっきりいうと“ナウシカ”と“ラピュタ”の区別が

今までつきませんでした…。

今までの私の認識は、

どっちもなんか感動できる作品

というレベル。

『風の谷のナウシカ』の漫画はすごいっという噂は

かねがね耳にしていたけど、

全巻読破してみたいという願いはあったけど…

購入するには、もう一押し何かがほしかった。

それが、

去年の大(!?)親友の結婚式で、

ビンゴの景品として見事大当てしまして、

向こうから私の懐へ飛び込んできてくれました!

ラッキー

長らくタンスの上に飾ってから、

ようやく読み始めました。


 * * * *

感想は・・・

もう!

「すごいっ!」の一言に限ります。

1冊の情報量が多いので、

次の展開が気になって先に読み進めたくても、

脳の読解力がついていけなくなります。

なので、1日1冊。

そして、

1冊どこかしら感動します。

それは多分、私の性格もあるかもしれません。

結構、感激屋なので。1人でいる時は涙もろいのです。
(まぁ、こんなカミングアウトは必要ないですね…

ナウシカの考え方が好きです。

人間を美化しすぎないところが。

善くも悪くも認めて受け入れるということは、

大変なことですが、

そうできる強い精神力を持っている。

巨神兵とナウシカが出会い

それから最後の場面まで、

ナウシカの心の変化が本当に感動します。

なんていうか、究極的にいうと

人間はこういうふうに見取られたいから

最期まで生きるのかなって思いました。

結局は人間マザコンなのだ!

世に嫌われる「なんでもお母さんに聞かないと」という

マザコンはやっぱしいやだけども…。

母に認められたい、守りたいという気持ちは

持っていていいものじゃないですか?

ナウシカは、確かに人類を導くものでしたが、

本を振れば落ちてきそうな、

ずっしりと重い世界(理念)が主人公なのだと思いました。


 * * * *

あ~ぁ

なんでもっと早く、読まなかったんだろ!

それが悔やまれます!

しかし、これを結婚式のビンゴの景品に選んだ

Mちゃん夫妻のセンスに恐れ入ります


2010,3,9 読了。