ニコニコ経典仮第1,234巻「〈治経〉〈統経〉イスラム対ヨーロッパ〜第二のレパントの海戦か?経」。2020年令和2年10月26日(月曜日)暁前4時57分、土浦にてニコニコ如来書き始める。
昨日のニコニコ経典仮第1,232巻「〈治経〉〈統経〉フランスとトルコのケンカ経」の続き・発展でございます。
トルコ🇹🇷のエルドガン(エルドアン)大統領が、「フランス🇫🇷のマクロン大統領は、精神鑑定を受けなさい」と言ったのに怒ってフランス🇫🇷は、自国の駐トルコ大使を本国に呼び返したところまで、お話しいたしました。
その事態が、また、速やかに、拡大・発展しました。全ヨーロッパ(EU)対トルコ(さらには前イスラム?)の対決となったのでございます。すなわち、昨日(ヨーロッパ時間10月25日(日曜日)ヨーロッパ連合(EU)の委員長(大統領。President)ジョセフ・ボレル氏は、ツイッターで、「トルコの🇹🇷、マクロン・フランス🇫🇷大統領に対する言明は受け入れ難い(unacceptable)」と宣言したのでございます。
極端に言えば、西暦1571年の有名な「レパントの海戦」の再現したような構図なのでございます。
16世記の当時、トルコを中心とするオスマン帝国の皇帝セリム2世、当時のヨーロッパの混乱の情勢をにらみ、西方への進出を決意いたしました。1570年、オスマン帝国は、東地中海のキプロス島と言う要所を占領したのでございます。
イタリア諸都市(都市国家)は、大いに脅威を覚え、キリスト教の元締め・ローマ法王(教皇)に救いを求めかのでございます。
ローマ法王は、「神聖同盟」を組織して、その要請に応えました。
神聖同盟の中心は、スペインのフェリペ2世でありました。フェリペ2世は、艦隊を編成し、トルコ艦隊と戦わせました。
決戦は、ギリシャのコリント湾レパント(現在のナウパクトス)岬沖で行われたので、「レパントの海戦」と言い伝えております。今と違って、原始的な装備で戦ったのです。艦船を動かすのも、船底に大勢閉じ込めた奴隷が一斉にかいを漕いで動かすのでございました。
どちらが勝ったのかというと、はっきりはしないのですが、まあ、神聖同盟艦隊の有利に終わったのでございます。
これで、オスマン・トルコの西方進出が止まったので、歴史的大事件とされております。
さて今、(オスマン・トルコの再来か?)、イスラムの代表を自任するらしいトルコのエルドアン🇹🇷大統領が、フランス🇫🇷に挑戦し、これを受けて、ヨーロッパ連合(西ヨーロッパ中心)が受けて立ったところでございます。
果たして、「第2のレパント海戦」(というような、歴史的転換点)に発展するでしょうか?再び、宗教的対立が、政治的対立(さらには戦争)へ導くのでしょうか?
日本🇯🇵としても、目が離せないのでございます。
〈〈治経〉〈統経〉イスラム対ヨーロッパ〜第二のレパント海戦か?経〉
「マホメットなど糞食らえ、
冒涜(ぼうとく)自由のフランスだ!」
「精神鑑定受けなさい」
まるで子供の喧嘩する
国家元首の言い合いが、
第二のレパント海戦へ
発展せぬとも限りません。
偉大な歴史の転換点
目(ま)のあたりにする日が来るか⁈
固唾(かたず)を飲んで見守るよ!
南無ニコニコ如来ご法力!
倍増、倍増、平和なれ!
〈ニコニコ経典仮第1,234巻「〈治経〉〈統経〉イスラム対ヨーロッパ〜第二のレパント海戦か経」。2020年令和2年10月26日朝5時59分、土浦にてニコニコ如来書き終わる。〉